家庭菜園初心者の失敗したこと5選&成功したこと3選

家庭菜園

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あのウォーレン・バフェットの右腕だったチャーリー・マンガーは、見聞きした失敗談をノートにまとめ、同じ轍を踏まないように時折見返してチェックしていたといいます。

さて、私は今年(2024年)、家庭菜園を始めました。なんで始めようと思ったかを話すのは別の機会にするとして……
野菜・ハーブをひと夏の間育てる中で、色々失敗しました。一方で、やってよかった!と思えることも色々ありました。そんな試行錯誤の日々で、収穫まで至った野菜、収穫できなかった野菜、収穫はできたけど思うようにいかなかった野菜がありました。地域、土の質、気候、など環境要因は色々あると思いますが、それらではごまかしのきかない人為的な失敗もたくさん。

まだまだ家庭菜園ヒヨッ子であるものの、ヒヨッ子の新鮮な気持ちをもっているうちにまとめることによって今後の戒めとしつつ、これから家庭菜園を始めようとしている皆さんや、同じ初心者の皆さんと同じ目線で思ったことを書けると思います。また、ベテランの皆さんには、昔を思い返して頂きながらご笑覧いただければ幸いです。

家庭菜園の規模について

その前に、家庭菜園の規模感から。
最初から大きくやると失敗するのが目に見えていたので、まずは小さく始めました。

・細長いプランター(60cmぐらい×25cmぐらい)……2個
・5~7号の鉢……8個
・4号鉢……2個
・200cm×60cmの畝……2列

植えた野菜&ハーブ

・ミニトマト(アイコ)
・中玉トマト
・トマト(桃太郎)
・ナス(千両二号)
・ピーマン
・甘長唐辛子
・キュウリ
・ゴーヤー
・オクラ
・ズッキーニ

・スイートバジル×2
・ペパーミント
・レモンバーム
・コモンセージ
・オレガノ
・タイム
・チャービル
・コリアンダー(パクチー)
・ディル
・スープセロリ
・イングリッシュラベンダー
・マリーゴールド×2(コンパニオンプランツとして)

失敗したこと5つ

プランターのサイズを間違えた!

新しいことを始める際の初期投資はできるだけ少なくしたいと思い(ケチケチ精神)、15年ぐらい前に親が花を植えていたプランターの中から割れていないものを再利用!
苗の段階では何ともかわいい野菜とハーブたち。全然余裕で植えられるやん!

なんて言っていたらみるみる大きくなり……

わっさ~

完全にミスしました。野菜がいかに大きくなるか、完全に舐めていました。無知すぎました。ナスとピーマン、ミニトマト(アイコ)と中玉トマトをそれぞれ同じプランターに植えてしまったのですが、もうてんやわんやの大繁茂。
いや、大繫茂するのは大いに結構なのですが、収穫物にはもろに影響が出てしまっており……

ちっさ。

ナスやピーマンが同時に何個も実をつけたら、狭いプランターの中で根っこのスペースを取り合い、実に養分が充分行き渡らず、それぞれ小さくまとまってしまうのです。
土の多さは根の多さに繋がり、野菜たちが養分を効率よく、より多く吸収できることになります。また、土の量が少ないと夏の暑い時季には水切れを起こしやすくなり、特に水を求めるナスにおいては、水が足りなくてツヤのない「ボケナス」気味になったときもありました。
小さいプランターに、複数の作物を植えるのは絶対にやめましょう。
反省した私はデカいコンテナを買ってきたほか、秋からは露地植えのスペースを増やして対応していきます。

ただ、小さいプランターに植えるのは、悪いことばかりではないと思います。
それは、一人暮らしや二人暮らしなど、食べる人が少ない場合。「取れすぎて困る!」ということにはなりません。実際我が家は二人暮らしですが、ナスやピーマン、オクラはこの夏ほとんど買わず、家で採れたものだけで賄えました。ミニトマトは100個も200個も採れたわけではないですが、それでもまだ余っています。

お家での野菜消費量と相談して、プランター(というかコンテナ)のサイズを考えると良いと思います。

追記:色々調べていると、小さいプランターでも、野菜は育てられるみたいです。ただし、それは根菜類(大根・カブなど)や葉茎菜類(ほうれん草、サラダ菜)などで、今回僕が育てていたようなナス、ピーマン、ミニトマトなどの果菜類はやっぱり向いてないと思います。

失敗その1:小さいプランターにいくつも野菜(特に果菜類)を植えるのはやめよう!

↓デカいプランターで育てましょう!

誘引中に枝を折った!

伸びてきた中玉トマトの主枝を高さが出ないように整理しようとして、少し曲げつつ支柱に向かってグイっと引っ張ったら、やらかしました。ポッキリ折れました。首の皮一枚残りましたが、バッキリいきました。
調べたところ、折れた面をがっちり合わせてテープで止めるとくっつくとのことだったので試しましたが失敗。二の矢として、折れた上のほうを水につけたら根っこが出るとのことで、それも試しましたが、折れたあと時間が経ちすぎて失敗。実もまだ6つぐらいしか生ってないのに!

脇芽も取ってしまっていたので仕方ないと諦めて、残った実を収穫したら終わりかな……なんて思っていたら、なんと、下のほうから新たな枝が次々と現れたのです。

赤丸の部分が折れたところ
右の写真のさらに下の節からは、4本も新枝が!

力強いトマトの生命力を感じます。
なんだ、折ったのに復活したからめでたしめでたしじゃないかと思われるかもしれませんが、復活にエネルギーを使いすぎたのか、復活している間に暑くなりすぎたのか、それからは3つぐらいしか実がつかず、中玉トマトの今年の収穫数はなんと9個。この経験で知ったのですが、別にトマトは「夏野菜」ではないんですよね……。むしろ暑さには弱い。いや、今の夏が暑すぎるのか。

むろん、小さいプランターに植えてしまった&隣のミニトマトとの根っこ縄張り争いに敗れたというの原因もあると思いますが、やっぱり折ってしまったのが収量減につながったと思います。誘引の際は、くれぐれも気を付けて!

なんて中玉トマトで懲りたと思っていたら、ズッキーニでもやらかしており、ノッポになりすぎたズッキーニは重みで頭が垂れ下がり、それを矯正しようとして折りました。誰が言ったかポッキーニ。不幸中の幸いなのは、それが台風到来目前で、「台風で折れてどっかいった」みたいにはならなかったこと。

誘引って、難しいね……。

失敗その2:誘引の際に枝を折ったら、復活までの間に暑くなりすぎて作物が採れなくなる!

根腐れでハーブを枯らす

セージなどのシソ科ハーブを食べる「ベニフキノメイガ」の幼虫が我が庭に到来し、セージやペパーミント、レモンバーム、大葉が結構食べられてしまいました。初期のころ、「あまり殺生はしたくない」と博愛精神によって放置していたら、セージの葉っぱがみるみる食べられ、博愛精神を捨てて駆除を始めるも、毎日のようにどんどん現れる……!

そうしてセージは葉っぱを食べ尽くされた結果蒸散量が減り、それでも変わらず水をやり続けた結果根腐れして枯らしてしまいました。

まだ枯れてないけど、このあと枯れます。奥のミントもその後枯れます。

ハーブといえば虫除け。その香りで虫が寄り付かないと思っていたのですが、とんだ勘違いでした。ハーブを食べる虫はいます。「蓼食う虫も好き好き」とは昔の人もよく言ったものです。
また、夏の強すぎる日差し、体温越えの気温によって耐暑性の低いハーブ(ペパーミント・レモンバーム・セージ)はかなり弱ってしまいました。これはまずいと8月になってすだれをかけましたが、時すでに遅し。

止むことのないベニフキノメイガの波状攻撃によって葉はボロボロ。ようやく新芽が出ても、それも食べられる……とうとう「強い」といわれるペパーミントも枯れてしまいました(地上部を枯らして休眠に入った可能性もありますが)。

また、先述した小さいプランターのミニトマトのコンパニオンプランツとして植えていたスイートバジルも、トマトに合わせて水やりをしていたら根腐れしました。小さいプランターはやっぱり水のコントロールが難しい!

暑さベニフキノメイガの幼虫・そして僕の不注意による水のやりすぎのトリプルパンチによって、ハーブでも枯れてしまう。これはかなり痛い経験として身に染みました。

次にまたミント・セージを育てるとして、水のコントロールに関しては、禁じ手たる「ハーブの地植え」をしようかと思案中。ミントに関しては暴れるのを防ぐため、素焼きの鉢に入れて鉢ごと植えてみようと思います。
また、鉢植えのハーブをベニフキノメイガから守るために、寒冷紗を用いたケースを作ってみようかな。虫に対する対応は初動が肝心です。僕はハーブを食われて以降、ウリハムシやテントウムシダマシへ一切容赦しなくなりました。

失敗その3:ハーブでも枯れるときは枯れるし、食べられることもある。葉っぱが減ったときの水やりには注意!
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肥料のタイミングが分からない!

肥料の食いしん坊「ナス」

野菜にはご飯をあげないと大きく、そして美味しく育ちません。動物も野菜も一緒。野菜が食べたご飯が、また僕たち人間のご飯となり、エネルギーは巡り巡って僕らの身体を作ります。そんなこと、店に並んだ「商品」を買うだけでは意識することがありませんでした。育てることで分かることは本当にたくさんあります。

そんな野菜にとってのご飯は肥料。窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)は必須として、その他マグネシウムやカルシウム……

でも、いつ野菜に肥料をあげりゃいいんだ?そもそも、化成肥料と有機肥料、どっちがいいんだ?
なんで逡巡している間にも野菜は育ちます。
土の中の微生物を増やしたいという目的もあったので、有機肥料を使うことにしたのですが、これがまた、量もタイミングもよく分からない!
なんとなくで肥料をあげていたら、6月の終わり頃、ナスが肥料不足に。ナスの肥料切れは分かりやすく花に現れ、色が薄くなったり、めしべが短くなったり……

6月下旬。先端の枝は細いし、花の色が薄くなるし、ポロポロ落ちるし……

本やYouTubeを色々見て、それなりにたっぷり与えないといけないことが分かりました。
それに、有機肥料は発酵・分解のプロセスが必要で、効くまでやや時間がかかります。
それをカバーするため、即効性のある液肥を併用。これにより、無事勢いを取り戻しましたが、秋まで採りたいナスが一時弱ったのは肝を冷やしました。

「有機肥料だけでやるぞ!」と息巻いていましたが、まだタイミングがつかめないヒヨッコの僕は、液肥や化成肥料も使っていくのがいいかもしれないと思う出来事でした。

失敗その4:有機肥料の量とタイミングは、植物をよく観察したうえで、効くまでの時間を考慮して見計らうこと!

ぼかし肥料を腐らせた

肥料関連の失敗をもうひとつ。せっかく有機肥料を手に入れたのだから、「ぼかし肥料」も作ってみようと挑戦しました。米ぬか、コーヒーかす、お茶殻……これらはうちでよく出ていましたが、行き場所はいつもゴミ箱の中。
でも、これからはゴミにせず肥料にできるなんて、こんなに嬉しいことはないと、鶏糞や菜種油かすと共に混ぜ混ぜ。でも、水を多く入れすぎて、あっけなく腐らせました。
立ち込めるアンモニア臭はもうどうしようもなく、植物がなにも植わっていない場所を選んで埋めました。

やはりヒヨッ子はフィーリングで事を起こしてはなりませんね。周りに教えてくれる人がいればよいのですが、今は本やYouTubeでもたくさん情報が入るので、活用しない手はありません。

失敗その5:右も左も分からない状態なのに、フィーリングでぼかし肥料を作ろうとしない!

ほかにも小さな失敗はいくつもしていますが、大きな失敗といえばこれまでの5つでしょうか。実は失敗しているけど、成功した部分もあるから覆い隠されているものもあるかもしれません。それはこれから経験を重ねるうえで分かってくるでしょう。というわけで一旦失敗のまとめです。

失敗その1:小さいプランターにいくつも野菜(特に果菜類)を植えるのはやめよう!

失敗その2:誘引の際に枝を折ったら、復活までの間に暑くなりすぎて作物が採れなくなる!

失敗その3:ハーブでも枯れるときは枯れるし、食べられることもある。葉っぱが減ったときの水やりには注意!

失敗その4:有機肥料の量とタイミングは、植物をよく観察したうえで、効くまでの時間を考慮して見計らうこと!

失敗その5:右も左も分からない状態なのに、フィーリングでぼかし肥料を作ろうとしない!

さて、次は成功談といきたいのですが、そろそろ長くなってきたので、一時休憩としておススメの農Tuberさんのご紹介(敬称略)。

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余談:よく見る農業YouTubeチャンネル

「カーメン君」ガーデンチャンネル
園芸超人「カーメン君」のガーデニングチャンネルです。こんな方に見て欲しいです!1・三度の飯より花が好きな方2・趣味がなくてお困りの方3・園芸をトコトン楽しみたい方新しい園芸エンターテイメント番組です✨✨✨チャンネル登録して応援してくれると喜びます🤠🍀【カーメン君 個人チャンネル】【サブチャンネル】カーメン君チャンネルの...

「カーメン君」ガーデンチャンネル
言わずと知れた園芸超人。畑のことだけでなく、観葉植物、花き類のコンテンツが豊富なので、畑以外にも色々やりたい人はマストチェック。といっても、もう有名だから、皆さん見たことあると思いますけどね。僕はカーメン君の影響で100均観葉植物をはじめました。

塚原農園
【作る人も食べる人も 笑顔でいられる 農作を】人と人の絆を大切にしていきます。日々の農作業、家庭菜園、旬の野菜レシピを紹介しています!たくさんのコメント、ホントにありがとうございます!コメントへのお返事できなくてごめんなさいm(_ _)m 皆さんからいただいたコメントは全て見させていただいてますよ!これからも、楽しい菜...

「塚原農園」
穏やかな語り口と、丁寧な解説。多収ぶりもすさまじく、家庭菜園というよりは、本業農家さんのほうが参考になりそうだと思いますが、いずれは畑を拡大したいと思っているので、参考にさせていただいています。

科学的に楽しく自給自足ch
色んな農Tuberさんを巡った結果辿り着くチャンネルになれれば嬉しいです。生理が分かれば栽培は自由だ!

「科学的に楽しく自給自足ch」
科学的見地からの植物生理解説にはいつも唸らされます。中学・高校の授業は大嫌いでしたが、こんな授業ならずっと受けていたいな。農業に対する向き合い方にシンパシーを感じており、実は一番影響を受けているかもしれないチャンネル。

成功したこと3つ

収穫した野菜・ハーブを楽しんだ

ペパーミント・レモンバームのハーブティー

ここからは、家庭菜園で成功したことのお話ですが、やっぱり自分で育てた野菜・ハーブを収穫して食べる、飲むのは格別です。
決して多収量ではなかったものの、自分の家で採ったものが食卓に並ぶ度に幸せを噛み締めています。

育てたセージでポークソテー・家で採ったナスのソテーも。
油揚げ以外の具は我が家で採れた野菜の味噌汁。
キャベツとひき肉以外の具は我が家で採れたもの。
我が家で採れたハーブを加えたサルシッチャとスパゲティ。

我が家で採れた野菜・ハーブで色々料理しましたし、夕食は一汁一菜を摂る僕にとって、自家製の野菜は味噌汁づくりの強い味方でした。具材を買いに行かなくても、収穫したもので味噌汁を作る、ぐらいの気持ちで料理できるから気が楽だし、必然的に旬のものを食べることになるからです。

育てて、料理を作って、食べる。調理され、パッケージングされた「商品」に囲まれてばかりでは気づけない、農作物への有難みが心の内から溢れてきます。
自分で育てたものにはもちろん愛が生まれますが、野菜売り場の作物を見るたび、この野菜たちをここまで立派に育てられた農家さんのお仕事にも思いを馳せるようになり、スーパーや農協の棚の野菜への目線も変わったのです。
特にデカいピーマンやズッキーニ、ナスを見ると、一体どうやってこんなに育てたんだ?と興味が湧きます。

初めて採った作物、中玉トマトの味は一生忘れないでしょう

家庭菜園をすることによって、世界の見方が一層豊かになりました。ひと夏の経験だけでこれなのですから、これから秋、冬とどんな景色を見せてくれるのか楽しみでなりません。

成功その1:作物を収穫し、料理して食べると世界の見方が変化した!

植物の一生を見届けた

コーナンで買ってきたディルの種が……

芽を出し成長し、食べる分は収穫して楽しみつつ……

やがて葉が枯れ、花が咲き……

またディルの種になって戻っていく。

全てがこのディルのようにうまくいったわけでなく、枝豆やチャービルなどは、植えても一切収穫できずに終わってしまいました。それらには「ごめんね」と謝りつつ、ディルには「ありがとう」。また植えてもいいですし、料理に使ってもいいですね。

成功その2:種から育て、また種に戻る、植物の一生を見届けた!
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家庭菜園の記録をつけておいた

「お家の作物、いつ植えて、いつ肥料をやって、いくつ収穫しましたか!?」
なんて聞かれても、すぐ分かるように記録をつけておきましたが、これは大正解でした。

肥料をいつやったか、なんて覚えているつもりでも、2~3日もすれば忘れていて、僕はいつも記録を見返して肥料をやっていました。それに、どれだけ収穫できたかもすぐ忘れてしまいます。なんとなく「今年は○○個採れたな~」なんてことにはしたくありませんでした。なので、朝に収穫したら、すぐ記録。

その記録には、かねてから使っていたアプリ「Notion」を使うことにしました。
万が一、サービス終了すると使えなくなるというデメリットはありますが、スマホからもタブレットからもアクセスできますし、あれこれメモしてもかさばらないのが最高。
次代に知識を残すという意味では、燃えさえしなければ紙は長持ちしますし、紙の日記帳がよいと思います。でも、僕はあまり字も絵もキレイでないし、キレイに書こうとすると、ついノートを取ること自体が目的になりそう……
なので、メモやページを途中から追加しても整理しやすいNotionを選びました。決して回し者ではありませんが、便利だと思ったので紹介しました。

成功その3:家庭菜園の記録は都度つけよう!今はアプリでもメモできます。

以上、成功したこと3つでした。振り返りとして下にまとめておきます。

成功その1:作物を収穫し、料理して食べると世界の見方が変化した!

成功その2:種から育て、また種に戻る、植物の一生を見届けた!

成功その3:家庭菜園の記録は都度つけよう!今はアプリでもメモできます。

おわりに:皆さんも家庭菜園をやりましょう!

荒れていた庭を耕すことからスタートしました

まだまだひと夏の経験しかないものの、色々失敗と成功の経験を積むことができ、一層家庭菜園への興味が湧いてきました。ビギナーズラックもあったでしょうから、これからさらに大きな失敗を犯すかもしれません。でも、これまで見向きもしなかった第一次産業の一端に触れることで、いかにそれらが「見えない化」されていたか気づきました。

近年は米騒動や葉物野菜の一時的な高騰など、農作物の供給が不安定になりつつあるのを目にします。気候変動の影響や農家さんの高齢化、そして「お上」の政策など原因は様々あるのでしょうが、流通や「商品」、そして政治の都合に左右されない、「自分で農作物を作る」力というのはこれから重要になってくるのではないかと思います。
都市に生きる人間が忘れようとしている身体をつくり、命をつなぐ行為としての農業に触れてみませんか。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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