0020 10年間眠っていた畑から

百汁百菜

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2024年夏ごろの畑の様子。この頃はやるかやらないか、ちょっと迷っていた。なにしろ、ここまで来るのに車で1時間かかるのだから。

 祖母が体調を崩して以来、10年ほど防草シートをかぶって眠っていた畑を叩き起こしたのは、一昨年(2024年)の11月ごろ。本格的に寒くなる前に、硬く締まった土をほぐすためのエンバク(オーツ麦)の種を蒔くことから始まった。

 2025年の春。エンバクが多少ほぐしてくれたけど、まだまだ硬い土を耕す。聞いたところによると、元々は田んぼだったらしい。そのせいか、多少粘土質っぽさがある。あと石が結構出てくる……これには現在進行形で悩まされているが、多少石があっても育つというのは1年野菜を育ててみてわかったから、根菜を植えるとき以外はあんまり気にしすぎないようにする。

 機械なんてないから、古くから田舎の家にあった備中鍬を手に持ってほぐしていく。手の皮が剥けた。

 牛糞、鶏糞、油かす、米ぬか、苦土石灰……肥料を入れつつ、マルチをかけて夏野菜の準備完了。

 支柱を立てて誘引。ここは父親の実家のため、自宅から車で1時間の場所にある。さすがに毎日面倒を見られないので、週1回通って作業をしていた。その間は比較的近くに住む叔母が水やりなどをしてくれていた。もちろん、できた野菜は持って帰ってもらっている。

 去年はプランターだったので、ハリのないナスだったけど、地植えはやっぱりハリが違う。そして、なんといっても味が濃い。

 畑から採れた野菜で今年はいろんな料理を作った。ナス、ピーマン、モロヘイヤ、オクラは特にたくさん採れて、親戚で分けてもやや溢れるほどに充実した。ただ、トマトはぜんぜん採れなかったし、虫もたくさん付いたから、要反省。

 ナス、ピーマン、甘長唐辛子は11月、ギリギリまで採らせてもらった。本当にお疲れ様。

 切り替わって秋・冬野菜。100均の種でも大根はよく育った。まだ畑に埋めて残してある。
 キャベツも芯まで柔らかくてみずみずしいものが採れた。
 白菜は去年、自宅の畑でやるも、植え付けが遅くて大失敗。春に菜の花を食べるという、それはそれで貴重な経験をしたものであるが、今年は大成功。まだ食べきれていないぐらい、豊富に採れた。

 2025年度、最後の野菜は春キャベツ。虫を恐れてたっぷり植えておいたけど、はたしてどうなるか。

 10年眠っていた畑で、その間肥料も何も入れず、ただ防草シートの破れたところから雑草が生えては枯れる……そんな環境だったので、果たして野菜ができるかどうか、その実験のような1年だったけど、成果は上々だったと思う。夏野菜は暑すぎてあまり採れないものもあったけど、秋・冬野菜は芋虫との闘いを制していい感じに収穫できた。ずいぶんと野菜を買う量も減った。とくに、オクラ、ナス、白菜は一切買わずに済んだ。
 この1年、畑のプランニングは僕が一人でやったけど、むろん、僕一人のはたらきで野菜が採れたわけではない。叔母や近所のおっちゃんの助力は忘れてはいけないし、植物自体の生命力にも敬意を表したい。
 暖かくなるこの週末から2026年度の畑仕事を始めることにした。去年は畑を持て余してしまった部分もあるから、しっかり活用できるよう計画を練りたい。まずはじゃがいもの準備からスタート。芽出しと並行しつつ、米ぬかと鶏糞を撒いてスタンバイ。

今回の一汁一菜

2026/01/14分

小松菜と油揚げの味噌汁
大根の梅甘酢漬け
味噌きゅうり

何もいうまい。これが日常の夕食である。

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