8月の終わり、横浜・東京旅行の記録②【岡本太郎美術館~渋谷・清澄白河編】

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8月の終わりに横浜・東京を巡る2泊3日の旅行に出ました。
その記録を残すためと、その中で出会ったお得なチケットなどの情報を書き留めておく記事の2日目編です。

1日目は横浜中華街で刀削麺に舌鼓を打ったり、横浜ガンダムに涙しそうになったり、家系ラーメンのしょっぱさが身体に染みわたりました。

そんな1日目の記録はこちらから⇒8月の終わり、横浜・東京旅行の記録①【横浜編】

2日目の朝

2日目の朝は電車の通り過ぎる音で目が覚めた。
細い道路を挟んで線路の目の前にホテルがあったから、朝の通勤客を詰め込んだ電車がひっきりなしに行き交っていた。

時刻は6時過ぎ。
床に就いたのは1時頃だったからあまり寝られなかった。
が、うっかり二度寝してしまうのも後が面倒であるのでゴソゴソ準備を始める。
この日は旅行のメインイベントである【岡本太郎美術館】を訪問する予定。
美術館にしては開館が少し早く、9時半からやっている。
電車で行くにしろ、バスで行くにしろ、生田緑地を少し歩かないといけないので、暑くなる前に行きたいところである。

なんて朝のシャワーを浴びたり、慣れないT字カミソリでヒゲを剃ったり、朝食をとっているともう9時が迫っていた。
急いで飛び出し、まずは地下鉄横浜駅を目指した。

岡本太郎美術館へ

地下鉄横浜駅はホテル最寄りの横浜駅入口からあまりにも遠く、10分ぐらい歩いた先にある。1日目で分かっていたことではあるが、これは少々堪える。

とりあえずあざみ野まで地下鉄に乗り、そこからバスで生田緑地を目指した。バスの乗客は列を折り返すぐらい並んでいたが、これは聖マリアンナ医科大学に行く人々だった。時間帯によるが、あざみ野からバスに乗る人は、しばらく座れないことを覚悟したほうがいい。

生田緑地に着いて、Googleマップを確認すると歩いて20分などと出してきた。が、そんなわけないだろうと歩いていると、岡本太郎美術館の方向を示す看板がところどころに現れ始め、結局8分ぐらい歩いて到達。
10時過ぎなのにもう耐えられないぐらいの陽気だった。

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まず私を迎えてくれたのは「母の塔」
その下の陰では子どもが遊んでいた。岡本太郎の作品と人々が気軽に触れ合っているその光景を見てとても嬉しくなった。

早速美術館の中に入り、入場券を買おうとしたのだが、入場券を券売機で買うことを知らず、受付のお姉さんに直接チケットを求めようとしてしまって少し恥ずかしかった。が、そのおかげで入場券の割引をスムーズに受けられた。

岡本太郎美術館では特定の施設の半券やカードを提示することで2割引を受けられる。その中に「WAONカード」があるが、私が恐る恐る「WAON機能付きのイオンカード」を提示したところ、割引を受けることができた。
もしかしたら変わるかもしれないので受付の方に確認を取ってほしいが、イオンカードでもWAONのワンコの顔があれば割引を受けられるようである。

⇒川崎市岡本太郎美術館 利用案内 開館時間・料金

いざ入場せんとするとき、受付のお姉さんに説明を受けたのだが、なんと岡本太郎美術館においては、「岡本太郎の作品」は撮影自由、SNS共有もOKとのことである。なんと珍しいことか!芸術をみんなのものにしようという氏の姿勢がしっかり継承されている。
そしてその際に、お姉さんが「太郎さん」と親しみを込めて呼んでいたのが何とも印象的だった。各所の張り紙でも「太郎さん」と呼ばれており、これから岡本太郎に触れる人々にも、身近な存在に感じてもらおうとする思いが見て取れた。

この先の光景は、皆さんが実際に訪れて確かめてほしい

前日からの積み重ねによって、途中で腰が砕けそうになるも、ゆっくり3時間かけて氏の作品を堪能した。まだまだ足りないぐらいだが、腰がもう悲鳴を上げ始めたので次の目的地に向かうことにした。
写真はたっぷり撮ったが、ここではアップしないことにする。
皆さんもぜひ岡本太郎美術館を訪れて作品を間近で見てほしい。
クリアボードも設けられず、本当に近くで見ることができるから、大変な満足度である。

タローマンのべらぼうな魅力は子供にも響くようだ

帰り際には「超凱旋!タローマン」展が開催されていたのでそちらも鑑賞。
大人がキャッキャするのはわかるが、子どもたちもみんなワイワイとタローマンの展示を眺めていたのを見て、岡本太郎の作品は子どもたちにも何かしら響くものがあるんだなと、氏の芸術がみんなに浸透していく様子を見ることができた。

撮影でボロボロのスーツ。勲章が刻まれている

岡本太郎美術館を後にし、向ヶ丘遊園駅まで歩いたのだが、これが間違いだった。あまりの暑さに体力をごっそり奪われ、止まらぬ汗によって服はびちょびちょ。
この後渋谷に行って「明日の神話」を見ようと思っていたのだが、体力が持つのか一気に心配になった。

DATA
川崎市岡本太郎美術館
●神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
●TEL:044-900-9898
●Web site⇒川崎市岡本太郎美術館(https://www.taromuseum.jp/)

渋谷の蒙古タンメン

小田急に揺られて東京入り。時間帯のおかげか、車内はガラガラで体力は少し回復した。
そして、代々木上原駅で東京メトロに対面乗り換え……できるのだが、ここは一旦改札を出て、東京メトロ24時間乗車券を買ってから再び改札をくぐった。
これは改札を通した時間から24時間東京メトロが乗り放題の切符で、600円で購入できる。
明日も東京メトロでたっぷり移動する予定だったので、ここで24時間券を発動した。

⇒各種一日乗車券 – 東京メトロ

代々木上原⇒明治神宮前⇒渋谷と乗り継ぎ、まずは腹ごしらえ。もう14時を回っていた。ここで食べるのは、ずっと食べたいと思っていた「蒙古タンメン中本」である。

⇒蒙古タンメン中本

コンビニのカップ麺で数度食べたことはあるが、やっぱりホンモノを食べたい。タンメンのスープと辛子麻婆が分かれた状態で味わってみたいのである。そんなわけで人混みに呑まれながら「蒙古タンメン中本」渋谷店さんへ向かう。

注文したのは蒙古タンメン(5辛)・ゆで卵・小ライス。
さすがにいきなり北極はいかない。カップ麺でもヒィヒィ言っているのだから、店でそんな醜態を晒すわけにはいかない。

味噌味のタンメンスープをまず一口。
すると、想像よりもずっと素朴な味わいだった。「タンメン」なのだから当たり前だが、野菜の旨みがじんわり染みるような味わいで安心すら覚えた。

そしてお待ちかね、辛子麻婆を混ぜつつ食べると、私としては食べやすい辛さでどんどん食べ進められ、暑さに参った身体に活が入った。
どうせこの後誰にも会わないから、ガッツリ効いたにんにくも嬉しい。

中本といえばのスライスゆで卵をスープに浸けつつライスをかき込み、大満足でお店を後にした。

DATA
蒙古タンメン中本 渋谷
●東京都渋谷区道玄坂2-6-17 TOHOシネマズ渋谷B2F
●TEL:03-3462-1236
●Web site⇒蒙古タンメン中本 渋谷(https://www.moukotanmen-nakamoto.com/shop/shibuya/)

その足で岡本太郎の「明日の神話」を見に行く。岡本太郎美術館の後にここを訪れるのは何とも綺麗な動線だと思っていたが、場所がなかなか分からず、右往左往しながら何とか到達。あまりの大きさに圧倒されつつも、その力強さに負けぬようしっかり目に焼き付けた。

DATA
岡本太郎「明日の神話」
●東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ内
●Web site⇒明日の神話|岡本太郎記念館(https://taro-okamoto.or.jp/asunoshinwa/)
●2023年10月現在改修作業中
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清澄白河の夜は江戸前寿司で長っ尻

「明日の神話」を目に焼き付けたあとは、東京メトロに再び乗り、本日の宿がある清澄白河まで向かった。
またもやホテルに着くなりシャワーを浴びて肌着も下着も全て着替えた。
ドロッドロの服を替えてシャワーを浴びる、このときの解放感はそうそう味わえるものではない。

夕食は特に決めていなかった。清澄白河といえば「O2」だけど……あまりその日の気分ではなかったので、どうしようかと悩んでいると、「江戸前寿司」を食いたいなとふと思った。

ということで近隣の寿司屋を探っていると、ビビッと来るお店を発見。「末広寿司」さんへ赴いた。
途中で商店街があったので立ち寄ると、「のらくろ」が全面に押し出された「高橋のらくロード」を発見。父親の実家にあった「のらくろ」シリーズを子供の頃に読んだのでついつい嬉しくなった。

さて、「末広寿司」さんでは刺身や焼物、さらには握りの【上】をいただいた。〆には穴子の握り。あれほどまでにふわふわな穴子は味わったことがない。ぜひ召し上がっていただきたい。
小鉢などをサービスしていただいたり、大将のお話も大変面白く聞かせていただいて大満足。

東京下町の人情が残っている、そんなお店でついつい長っ尻。再訪を約束してお店を後にした。
写真撮影禁止が掲げられていたので写真は撮っていません。あしからず。

DATA
末広寿司
●東京都江東区白河2-13-11
●TEL:03-3641-0443
●Web site⇒末広寿司(食べログ)(https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13072249/)

3日目に備えて

夜にもなると大分歩きやすい気温だが、それでもホテルまでそれなりに距離があったので汗をかいた。再び服をコインランドリーで洗濯。
また生乾きだったので部屋備え付けの消臭スプレーをぶっかけまくってハンガーに干して寝た。

ホテルの布団が暑すぎて目が覚めた。またもや汗で汗でびちょびちょ。ノドに来るからクーラーつけっぱなしで寝るのは嫌なのだが、仕方なくクーラーをかけて寝る。
夏のホテルでも布団が変わらないのがちょっと辛いな。

つづく

3日目(最終日)の記録はこちらから⇒8月の終わり、横浜・東京旅行の記録③(最終日)【清澄白河・虎ノ門・新橋編】

清澄白河のブルーボトルコーヒーに行ったり、エリックサウスのマトンビリヤニを食べたり。

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