8月の終わり、横浜・東京旅行の記録③(最終日)【清澄白河・虎ノ門・新橋編】

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8月の終わりに横浜・東京を巡る2泊3日の旅に出ました。
その記録を残すためと、その中で出会ったお得なチケットなどの情報を書き留めておく記事の3日目(最終日)編です。

2日目は岡本太郎美術館に行き3時間以上かけて氏の作品を鑑賞。小田急と東京メトロに揺られて東京入りし、念願の蒙古タンメン中本を訪問。宿のある清澄白河に入っては、江戸前寿司を堪能しました。

そんな2日目の記録はこちらから⇒8月の終わり、横浜・東京旅行の記録②【岡本太郎美術館~渋谷・清澄白河編】

最初から読むならこちらから⇒8月の終わり、横浜・東京旅行の記録①【横浜編】

ブルーボトルコーヒーの朝

疲労が蓄積していたので、朝はゆっくりと。11時頃に虎ノ門到着を目指して出発した。
今や清澄白河といえばカフェの街。その火付け役になったのが「ブルーボトルコーヒー」だろう。「末広寿司」大将の話によれば、開店時には8時間列ができたという。
それから8年。すっかり街のカフェの一つとして馴染んでいる印象だった。

朝食はすでにパンを軽く食べていたのでコールドブリュー単品を頂いた。暑さに頭をやられていたのか、写真を撮り忘れた……。

グラスを傾けて香りを確かめると、桃やグレープを思わせる香りが立ち昇る。一口含めばフルーティーな香りと酸味が広がり、本当にコーヒーを飲んでいるのか一瞬分からなくなった。これがスペシャルティコーヒーか……。

氷が溶けたり、温度が変わると、1杯の中でどんどん味わいが変化して面白い。が、まだフルーティーなコーヒーには慣れていないのもあって、素直に首を縦に振ってこれを美味いと思うにはもっと色々コーヒーを飲まないといけないなと感じる。

30分ぐらいかけてじっくり味わいつつ休憩。深く息を吸い込んで虎ノ門へ向かった。

DATA
ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ
●東京都江東区平野1-4-8
●Web site⇒ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ(https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kiyosumi)

エリックサウスのマトンビリヤニ

虎ノ門に向かったのは他でもない、「エリックサウス」に向かうためだ。
関西にも進出しているが、やはり東京で食べたい。
八重洲には狙いのマトンビリヤニがたぶんない(チキンビリヤニはある)ので、虎ノ門ヒルズ店に向かう。

11時を回ったぐらいに到着すると、すでに何名かのお客さんがミールスやビリヤニを楽しんでいた。

着席すると、卓上にはウールガイやポディが置かれていて驚いた。
注文はすでに決めており、「ハイデラバード式 マトンビリヤニプレート」をお願いした。選べるカレーは、ビリヤニ専用カレーソースのつもりだったのだが、直前でサンバルが食べたくなってしまい、そちらを注文。

稲田俊輔氏が多分書いたミールスの説明を読んでいると、ほどなくして到着。骨付きのマトンがゴロゴロ入って期待が高まる。
一口いただけば、期待通りの旨さ。
水野仁輔氏監修の「ビリヤニ」という本のレシピをいくつか作ったが、それで食べた味と近いので、本の信頼性が自分の中でまた上がった。ちゃんと本場の味を伝えてくれているし、エリックサウスでも本場の味を届けてくれている。

まるですべて知っている味かのように言ったが、全部をレシピ通りに作っていたわけでなく、自分でビリヤニを作ったときには入れなかったミントの爽快感が効果的で、次に作るなら必ず入れようと思った。

そして骨付きのマトン。これは初めて食べる。
骨に注意しながらパクり。一度小さい骨ごと噛んでしまったが気にしない。

臭みはスパイスと絶妙な味付けによって旨みに昇華されていて、とにかく旨い!大きめの骨は少々下品ながら、しゃぶりついて味わいつくした。
ライタの野菜は細かく刻まれていてライスとの馴染みがとてもよい。
次に自分でビリヤニを作るときの勉強になる一皿だった。

サンバルはかなりフェヌグリークが効いているように感じたが、ヒングの香りもあったかもしれない。
いずれにせよ、野菜と豆だけとは思えない力強い味わいで、さすがミールスの主役なだけある。じっくりミールスの楽しみ方も読んだことだし、次はミールスを味わいたい。

そして驚いたことがある。エリックサウスに入店してくるお客さんのほとんどが淀みなく注文していくことである。
「三種の〇番と△番と◇番で~」とみんな慣れている様子。また、多くのお客さんが5番のサンバルを選択肢に入れている感じだった。やっぱりエリックサウスのサンバルは評判のようだ。
こんな感じで、南インドカレーがしっかり受け入れられている様子を間近で感じることができた。
退店する頃にはすっかり満員。女性客が気持ち多い印象。

帰りにはレジ横にあった、口直しに砂糖の衣がついたフェンネルシードをパクり。フェンネルシードそのままでは風味がキツ過ぎるが、砂糖で包むことで食べやすい。
口の中も気持ちよくお店を後にした。

DATA
エリックサウス 虎ノ門ヒルズ店
●東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーB1F
●TEL:050-5385-4174
●Web site⇒エリックサウス 虎ノ門ヒルズ店(https://erick-south.com/toranomon/)
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新橋の0哩標識

虎ノ門のエリックサウスを後にし、東京メトロで新橋に向かう。
今回お得な切符などの情報を提供してくれた友人の薦めもあり、日本の鉄道発祥の地は見ておきたいと思ったからである。

ホームで列車を待っていると、今頃になってビリヤニのスパイスが効いてきたのか、身体が熱くなってきた。追い打ちをかけるように、ホームは全然冷房が効いておらず酷暑。

またもや汗が止まらなくなってしまった。
虎ノ門から新橋という、超短距離ながら暑さに体力を持っていかれた。
目に入ったドトールでアイスティーを頼み、サラリーマンに混ざって涼を取る。
1時間ぐらい休息してようやく動く気になり、新橋の0哩標識へ向かった。

さすがサラリーマンの街、新橋。高層ビルに囲まれて陰になった0哩標識付近は以外と歩きやすい。でも空気が耐えられないぐらいまずい。帰って山の空気を吸いたい……

東京駅のお土産物色

「ぷらっとこだま」の東京発切符だと、東京駅在来線改札内は歩けないらしい(入場券が必要)ので、新橋からJRに乗ることでこれを解決。
グランスタ東京をぶらぶら歩いて土産を探した。

新大阪駅で辛かったのが、待っているときのイスの少なさだが、東京駅は結構座れる場所が多く、破壊された腰を休ませつつ土産を探すことができた。

土産の写真は帰ってきてから撮ってます

結局選んだのは、カルビーと東京ばな奈がコラボしたという「じゃがボルダ」の山椒みそ味・貝だしとあおさ味。これは父親に。
あとグランスタ東京で一番売れている(?)という「ココリス」のサンドクッキー。これは適当に配る用。

まだ食べてないから、そのうち食べたら味を追記しようと思う。

シンカンセンスゴイカタイアイスvs真夏日

東京駅で休み休み土産を買っていたら、ようやく新幹線の時間が迫ってきた。
ぐっしょり濡れたシャツを取り換え、初のグリーン車の旅路に備える。
今回予約した「JR東海ツアーズ」では安くグリーン車にグレードアップできるので、帰りはちょっと贅沢することにした。

⇒JR東海ツアーズ(外部リンク)

そして新幹線といえば「シンカンセンスゴイカタイアイス」こだま号では車内販売がないので、東京駅で買い求めてから乗車する必要があるのだが、なんと、新幹線ホームに自販機があるという。

ぜひ自販機で買ってみたいと思い場所を確かめると、2号車付近。
今回乗車するのは8号車。遠い……
近くの売店でも買えてしまう誘惑に負けそうになりながらも、ズンズン歩みを進めた。

着いた先にあった自販機は一時期ネーミングでも話題になった「ど冷えもん」。最初なので、オーソドックスなバニラ味を選択。ハーゲンダッツ級の値段だが、ここまで来たのだから、その硬さを確かめずにはいられないと迷わず買った。
ちなみに、ここのど冷えもんでは現金が使えないので注意。

自販機の場所は誤算だったが、ようやくシンカンセンスゴイカタイアイスを食べられるワクワクが身を包んでいた。だがしかし、ここからさらに誤算があった。乗車予定の新幹線が到着しても清掃があるのでしばらく乗車できず、シンカンセンスゴイカタイアイスを購入後、10分以上耐え難い暑さに晒してしまったのである。

出発7分前ぐらいになって待ちに待った乗車案内。
あの暑さに晒したシンカンセンスゴイカタイアイスは……
表面は溶けていたものの、中のほうはアイスクリームとしての体を保っており、外で溶かしたことで「シンカンセンチョウドタベヤスイアイス」になっていた。

あの暑さでも10分ぐらいなら耐えられる、シンカンセンスゴイカタイアイスの底力に拍手。硬さを確かめられなかったのは残念だが、ある程度暑さに耐えられるのを知ることができたので良し。無論、「外の暑さで溶かす」ことは推奨しない。

「ぷらっとこだま」ではドリンク引換券がつくのでハイボールを貰った

シンカンセンスゴイカタイアイスを堪能したあとはグリーン車の広い座席に身を預ける。
さすがにこだまのグリーン車となると誰も乗っておらず、東京~新大阪間で20人も同じ車両にいただろうか、というぐらい。
グリーン車といえばの雑誌も読みつつ、適宜「すえひろ」の天むすをつまんで各駅停車、4時間ほどの旅を楽しんだ。

新大阪に帰ってくると、すっかりホーム感がある。ここからまた1時間ぐらいかけて帰るのはちょっとしんどいが、あとひと踏ん張り、と気合いを入れ直して家路についた。

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旅の宿題と反省

次は東京下町を巡る

2日目の夜、「末広寿司」の大将に江東区の観光MAPをもらってはいたものの、結局新幹線の時間の都合やら、暑さにやられたこともあって、東京下町の風景を巡ることはできなかった。
深川飯も食べていなかったり、まだまだ食べたいご飯がある。
一度行ってみることで、また新たにやってみたいことが見つかった格好である。

また、岡本太郎美術館には行ったが、岡本太郎記念館には行けていないので、こちらも巡りたい。

横浜土産を買う

リュック1つに荷物を詰め込んでいったので、1日目に訪れた横浜の土産を買うわけにはいかなかった。
特に横浜の実物大動くガンダムにまつわるグッズは泣く泣く買わずに帰ったので、次に来るときは東京→横浜の順で巡りたい。

夏はやめよう

タローマンのスーツも相当暑いらしい

今回は「タローマン」を受けて著書を読み、岡本太郎の作品を急激に見たくなったという、「鉄は熱いうちに打て」精神と、「超凱旋!タローマン」展の会期中という2点が重なって暑い中でも旅行に出た。
このように急ぐ予定がなければ夏に行くのはもうやめようと思った。
他人よりも汗っかきなのだから余計にそうだ。

ついでに、来夏からユニクロのエアリズムを夏に着るのはやめようと思う。
というのも、どうやらエアリズムは速乾だが、あまり汗を吸ってくれないという。
私の汗の量だとすぐにキャパオーバーになるようで、エアリズムが全く汗を吸わなくなって身体に張り付き、セルフサウナ状態。結構体力を吸われたのではないかと思う。

とりあえず今はMUJIの綿の肌着を考えているのだが、別におススメがあれば教えてほしい。

おわりに

2泊3日はその実ほとんど移動で忙しなかったが、こうして横浜・東京の良さに触れると、もっと深掘ってみたくなった。
次は4泊5日ぐらい時間を取って、平日丸々旅行をしてみたいような気持ちもある。
最速で11月ぐらいに行けたらいいな。もうこの国もどうなるか分からないし、やりたいことはできるだけ早くやっていこう。

長くなりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございます。

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コメント

  1. ともち より:

    楽しく読ませていただきました。横浜在住ですが、私も横浜を旅したくなりました笑 ご存知かもしれませんが、横浜そごうの屋上にも太郎さんの作品が展示してあります。読んでいて、そごう側のホテルかな?近いから行くかしら?と思っていましたが、出てこなかったので。次回、お時間あれば是非行ってみてください。余談ですが、代々木体育館の中の太郎さんの作品もいいですよー!

    • Takumi Hasegawacardamon26 より:

      コメントありがとうございます。
      地元の方にそう言っていただけるとは、光栄です!
      また近いうちに横浜・東京は行く予定にしているので、その際は横浜そごうや代々木体育館も行ってみようと思います。
      教えていただき、ありがとうございます!

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