Takumi Hasegawa

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百汁百菜

0025 ポケモン・ネイティブの人生

 世界で一番有名なネズミは?といえば、ミッキーマウスだろうけど、世界で二番目に有名なネズミはピカチュウだろう。しかし、それが逆転するのも時間の問題か。 ポケモンは文字通り現実に飛び出し、あなたのすぐそばにいる。手元のスマートフォンで『ポケモ...
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0024 軸は太くて中が空のほうがいい

 世間がまだ大きな物語に包まれていて「これさえやっておけばみんな幸せ」だと思えていた時代、企業も終身雇用が基本で、人生が保障されていたような時代では、人々は自分の中に軸を立てなくても、世間に聳え立つ大きな物語の軸にその身を預けていればよかっ...
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0023 全身無印男

 おはようからおやすみまでがライオンならば、僕の顔に塗る化粧水から靴下に至るまでが無印良品でできている(そして、スプーンから宇宙戦艦まではアナハイム・エレクトロニクスである)。かつては全身ユニクロ男であったが、今は全身無印男に切り替わった。...
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0022 みんな大好き一貫性(自分の一貫性も)

 一貫性をもった人というのはどうやら好意的にみられるようで、それがたとえ物語の悪役であっても、「美学を通している」だとか、「筋を通している」のであれば、人の目には好ましく映るようである。というのも、主人公の人間性は最初から完成されておらず、...
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0021 意志の力をアテにしない—スマホとの付き合い方

 本を読むとき、これを書くとき、僕はメインで使用しているスマホを物理的に目につかないところに置くようにしている。ポケットにさえ入れたりしない。気が散るからである。『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン 著 久山葉子 訳、新潮新書)によれば、「ス...
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0020 10年間眠っていた畑から

2024年夏ごろの畑の様子。この頃はやるかやらないか、ちょっと迷っていた。なにしろ、ここまで来るのに車で1時間かかるのだから。 祖母が体調を崩して以来、10年ほど防草シートをかぶって眠っていた畑を叩き起こしたのは、一昨年(2024年)の11...
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0019 『0ベース思考』は諸刃の剣?

 「悪ガキ教授」ことスティーヴン・D・レヴィットはスティーヴン・J・ダブナーとの共著『ヤバい経済学』で、「道徳が私たちの望む世の中のあり方を映しているのだとすると、経済学が映しているのは世の中の実際のあり方だ」(『ヤバい経済学 増補改訂版』...
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0018 せいろには、雑さと丁寧さが同居する

 せいろを取り入れた生活が「丁寧な暮らし」のシンボルかのように取り上げられている昨今だが、僕はせいろほど雑……というかおおらかな調理器具はないと思っているので、あまり納得感はない。レンジでチンするだけと比べれば、たしかに丁寧かもしれないが、...
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0017 「進化」したものはすべて「よい」のか?

 この間、「パンとスープで“進化系”一汁一菜」などという表現を見かけたのだが、これはあまり気に入らない表現である。明治維新このかた欧米より取り入れたものが「先に進んだ」もので、元来日本にあったものは「遅れている」と軽んじてしまう、欧米コンプ...
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0016 『嫌われる勇気』は「仕方ない」勇気

 作家の林真理子は「カレーと煙草」と題したエッセイにて、次のように言っていた。 こんなことを言うと誤解を招くかもしれないが、私は不良をする人はそれなりにエラいと思う。 世の中に逆らったり、いけないといわれるということをするのは、かなり強い意...
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