0037 土を削る、種を落とす

百汁百菜

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 生来、筋肉がつきにくい体質なのか、鍛えようとしてもまったく筋肉がつかない。とくに見える部分の筋肉の貧相さはひどいもので、こと腕力に関してはまったく自信がない。ただ、水泳を長らくやっていたからか、体幹はそれなりにあるようで、ヘナヘナと折れるようなことはなく生きてこれている。
 畑の土を掘ったり、削ったりするには、腕力任せでは足りないから、肩、背、腰、そして脚と、全身で力をかけないといけない。冬場にじっとしていた身体を叩き起こすにはちょうどよい運動である。三角ホーを持って、土と、雑草の根の抵抗をその身に受けながら、牛の歩みで進んでいく。「ちょっとしんどいかも」を少し超えるぐらいまで動いたら、少し休憩して、そしてまた「ちょっとしんどいかも」を少し超えるまで動く。ジムに行かなくなった代わりに、畑で鍛えるつもりで作業している。
 効率だとか、生産性というのを無視した活動に時間を割くのは無上の喜びである。疲れているにも関わらず、作業を終えた畑を見ると喜びが湧いてくる。はっきり言って、見えない何かを提供して誰かに感謝されるよりもよほど嬉しい。誰かに感謝されることがモチベーションじゃないからこそ続けられる、自娯の畑だ。親戚や友人に野菜を配って感謝されるのはあくまで「ついで」なのである。見返りを求める努力や趣味はむなしい。
 僕はこのように、いつだってプロセスに注目していたいのだ。この「百汁百菜」も終わりは定めていない。100回やったら終わりそうなタイトルだが、今のところ、そのつもりはない。

「逆さ植え」派である。

 さて、今日はじゃがいもの種芋を植える日とした。寒さが落ち着いてじゃがいもの準備が整いつつ、暑さと梅雨から逃げ切れるラインとして、3月中旬が僕の住む地域ではちょうどよい。去年は3/14に植え、6/6に収穫した。今年もそれぐらいを目指す。おそらくにんにくとほぼ同時期に収穫を迎えそうだ。
 去年はマルチを用いた浅植えを試し、これがなかなかうまくいったので、マルチが張れるところでは同様に植えつつ、マルチを張っていない裸の土のほうは、深く溝を掘ってじゃがいもを埋めてきた。この溝掘りに三角ホーが大いに活躍した。いったい何役こなすんだ。

にんにくはすくすく育っている。

 そろそろ夏野菜の種まきもはじめよう。去年は早くまきすぎて、全然芽が出てこなかったから少し遅らせてみる。まだ気は早いが、実のなる野菜の味噌汁も食べたくなってきた。ああ待ち遠しい。

春キャベツ。そろそろ採れそう。

関連百汁百菜

今回の一汁一菜

2026/02/05分

カブ・大根菜・油揚げの味噌汁
大根と京菜の漬物
味噌きゅうり

カブはプランターで育てたもの。冬のあいだ、プランターの様子を見るのすら億劫になって、ずっと放置してしまっていたもの。

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