Takumi Hasegawa

百汁百菜

0113 個人的払わなくてもいいお金辞典

世の中には「買ってよかった」「払ってよかった」ものが溢れる一方で、「これはいらんかった」「払わんかったらよかった」というものにも溢れている。今回は僕が実際に金を払って「いらんかった」と思ったものだったり、「払わずに済んでよかった」ものを二、...
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0112 暑いときこそ熱いものを

空は突き抜ける青から愁いを帯びた色に染まりつつありながら、風の色は涼やかな秋の予感を運んでいる。だけど、一向に下がらない気温と湿度がその秋の気配を包み隠さんとして、我々の季節の感覚を狂わせる。もはや二季とまで揶揄される日本の気候において、長...
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0111 『AIという鏡』——「アテンション」を得たAIの重々帝網

もう意地を張るのはやめて、AIに対しては素直に兜を脱いでしまって、それから話を始めたほうがいいのではないか。そう思わされた一冊であった。AIには心がないだとか、肉体がないだとか、嘘をつくだとか言ってみて人間の優位性をどうにか堅守しようとする...
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0110 ディスカッションの輪に入れない

学生の頃から、グループを作って何かを話し合うという機会があると、僕はいっつもグループ内で中心となっている議題そっちのけで、別のことばかり考えていた。議題を離れて全く関係ない空想に耽る……ということはあんまり(?)なかったとおもうけれど、議題...
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0109 熊本の思い出

まずはじめに、2026年7月28日に熊本県を中心に発生した地震において、亡くなられた方々に哀悼の意を表すとともに、被災された方々へお見舞いを申し上げます。  今から約8年半前(2018年の2月下旬)、大学四年の冬は色々と立て込んでいて友人た...
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0108 「自由」と「勝手」

……「でもね、メニューにせよ男にせよ、ほかの何かにせよ、私たちは自分で選んでいるような気になっているけど、実は何も選んでいないのかもしれない。それは最初からあらかじめ決まっていることで、ただ選んでいるふり・・をしているだけかもしれない。自由...
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0107 誰だって「放題」したい!

ふと焼肉が食べたくなった。焼肉はしょっちゅう食うわけではなく、せいぜい年に一度食べればいいぐらいなのだが、このタイミングで食べたくなってしまった。放っておけば野菜ばかり食べてしまい、タンパク質不足になったこともある僕だけど、これから夏本番と...
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0106 テレビゲームと親心

よくわからないもの、怪しいものに子どもを近づけたくない、できれば触れさせずにおきたいというのは親心であろう。うちの場合は母親がその「子どもに触れさせるもの、遠ざけるもの」を決める権限を握っていたわけであるが、母は良くも悪くも「自分自身」しか...
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0105 「シィ氏の憂鬱」

エイチ博士の研究室のドアがノックされたので「どうぞ」と博士が応えると、小柄だが、それなりにがっしりとした男性が一人、研究室に入ってきた。彼は博士の古い友人のひとりであるシィ氏。「博士のほうから急に話したくなったとは珍しいですね。昔はおれのほ...
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0104 さようなら、全てのSNS

ガジェットにハマっていた頃、毎年のようにスマホを替えているような時期があった。毎年のように進化していく機能のアピールと、シェア獲得のために、前年機種を高く下取りしてくれるキャンペーンが続いていたから、ついそれに乗っかって、どんどんスマホを新...
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