Takumi Hasegawa

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百汁百菜

0035 解像度を落とす、法則を取り出して遊ぶ

 関西、とくに京阪神にお住まいの方なら、「阪急電鉄」の特徴的な茶色(マルーン)は見覚えがあり、また馴染み深いであろうが、その電車の型の違いまで思いを馳せることはなかなかないだろう。もう、あの色を見たら「=阪急電鉄」という図式が完成しており、...
百汁百菜

0034 眠りに落ちる環境を整える

 僕は寝るのが好きである。「三大欲求」というのは日本人が勝手に言っているだけらしいけど、それに倣うならば、僕は一番睡眠欲が強いと思う。季節の変わり目なんかは、いつまでも寝ていたくなる。暑い→寒いときは布団にこもりたくなる、というのはみなさん...
百汁百菜

0033 減塩減塩いうとりますが

 今回の内容は、医師の指導のもと、塩分を控える生活を送られている方にはあてはまらない、ということをあらかじめ申し上げておく。 さっそくだが、一汁一菜の味噌汁に使う味噌は、減塩タイプはやめたほうがいい、というのが僕の持論である。減塩ブームでな...
百汁百菜

0032 基準を落とす、重心を落とす

「キミの作る味は上品な味やね」ちょっと昔、僕が冷凍餃子屋でアルバイトしていたとき、そこの新商品開発に少し噛ませてもらっていたのだが、その際に僕を誘ったオジサンから言われた言葉である。これはけっして褒め言葉ではない。続く言葉は、「商品を買った...
百汁百菜

0031 味噌汁で、食事のペースを落とす

 一汁一菜をやるにあたって、「汁物はなくておかずだけでよくないか?」という問題が湧いてくる。自炊料理家の山口祐加も『自炊の壁』にて、世界のあらゆる献立を見て回った結果、パスタで終わり、ピザで終わりというような食事も多く、汁物がなくてもご飯と...
百汁百菜

0030 僕らはみんな遺伝子の乗り物

 物理学者の野村泰紀教授があるYouTube番組に出演した際に「僕らはみんな昔散った星の一部から生まれてるんだ」という趣旨のことを言っていた。僕はこれに脳天を衝かれた。ディレクターは「ロマンがありますね」なんて言っていた。確かにロマンはある...
百汁百菜

0029 生まれた「風土」に貫かれて

 ハイデガーの『存在と時間』における議論は人生論として読むことができ、僕も大いに勇気づけられた。アドラー、ニーチェと並んで日本では人気のある人生哲学なのではないだろうか。まさにその語る内容が、日本人の大好物なのであるから仕方ない。要するに「...
百汁百菜

0028 自炊からはじめる「編集」

 今回の話をする前に、まず「編集」という言葉の枠を広げておかないといけない。この世には「編集」が満ち溢れており、なにごとも「編集」だと喝破したのは松岡正剛であった。 なにも「編集」の語がそのままあてられている動画、画像、文章などの“編集行為...
百汁百菜

0027 おとなが迷い込む、「こども本の森」

 子ども向けの本?とあなどっていてはいけない。子どもに向けた平易な語り口でものを敷衍するというのは存外に難しい。大人どうしならば、常識や暗黙の了解、「読者への信頼」なんて言い訳も立つから、ジャーゴンを用いたり、本当は細かいところまで知らない...
百汁百菜

0026 「変わっていない」ことを期待する人々

 「お前ってそんなやつやったっけ?」 これは僕があらゆる場所で幾度となく言われてきた言葉である。君には周りから期待され、またそういう人間として認識されているキャラクターがあるのだから、その通りに行動していればよろしいというのだ。 このような...
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