百汁百菜

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0028 自炊からはじめる「編集」

今回の話をする前に、まず「編集」という言葉の枠を広げておかないといけない。この世には「編集」が満ち溢れており、なにごとも「編集」だと喝破したのは松岡正剛であった。 なにも「編集」の語がそのままあてられている動画、画像、文章などの“編集行為”...
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0027 おとなが迷い込む、「こども本の森」

子ども向けの本?とあなどっていてはいけない。子どもに向けた平易な語り口でものを敷衍するというのは存外に難しい。大人どうしならば、常識や暗黙の了解、「読者への信頼」なんて言い訳も立つから、ジャーゴンを用いたり、本当は細かいところまで知らないこ...
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0026 「変わっていない」ことを期待する人々

「お前ってそんなやつやったっけ?」  これは僕があらゆる場所で幾度となく言われてきた言葉である。君には周りから期待され、またそういう人間として認識されているキャラクターがあるのだから、その通りに行動していればよろしいというのだ。 このような...
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0025 ポケモン・ネイティブの人生

世界で一番有名なネズミは?といえば、ミッキーマウスだろうけど、世界で二番目に有名なネズミはピカチュウだろう。しかし、それが逆転するのも時間の問題か。 ポケモンは文字通り現実に飛び出し、あなたのすぐそばにいる。手元のスマートフォンで『ポケモン...
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0024 軸は太くて中が空のほうがいい

世間がまだ大きな物語に包まれていて「これさえやっておけばみんな幸せ」だと思えていた時代、企業も終身雇用が基本で、人生が保障されていたような時代では、人々は自分の中に軸を立てなくても、世間に聳え立つ大きな物語の軸にその身を預けていればよかった...
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0023 全身無印男

おはようからおやすみまでがライオンならば、僕の顔に塗る化粧水から靴下に至るまでが無印良品でできている(そして、スプーンから宇宙戦艦まではアナハイム・エレクトロニクスである)。かつては全身ユニクロ男であったが、今は全身無印男に切り替わった。ユ...
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0022 みんな大好き一貫性(自分の一貫性も)

一貫性をもった人というのはどうやら好意的にみられるようで、それがたとえ物語の悪役であっても、「美学を通している」だとか、「筋を通している」のであれば、人の目には好ましく映るようである。というのも、主人公の人間性は最初から完成されておらず、一...
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0021 意志の力をアテにしない—スマホとの付き合い方

本を読むとき、これを書くとき、僕はメインで使用しているスマホを物理的に目につかないところに置くようにしている。ポケットにさえ入れたりしない。気が散るからである。『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン 著 久山葉子 訳、新潮新書)によれば、「スマ...
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0020 10年間眠っていた畑から

2024年夏ごろの畑の様子。この頃はやるかやらないか、ちょっと迷っていた。なにしろ、ここまで来るのに車で1時間かかるのだから。  祖母が体調を崩して以来、10年ほど防草シートをかぶって眠っていた畑を叩き起こしたのは、一昨年(2024年)の1...
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0019 『0ベース思考』は諸刃の剣?

「悪ガキ教授」ことスティーヴン・D・レヴィットはスティーヴン・J・ダブナーとの共著『ヤバい経済学』で、「道徳が私たちの望む世の中のあり方を映しているのだとすると、経済学が映しているのは世の中の実際のあり方だ」(『ヤバい経済学 増補改訂版』p...
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