百汁百菜0015 自動運転で回す、一汁一菜 われわれの脳には二つの思考システムがある。「システム1」と「システム2」である。ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』があまりにも有名だが、この名前を最初に提案したのは、心理学者のキース・スタノビッチとリチャード・ウェストであるという...2026.02.13百汁百菜
百汁百菜0014 「エモい」という万能酸 「万能酸」とは、アメリカの哲学者ダニエル・デネットの言葉である。僕がこの言葉を知った『理不尽な進化』(吉川浩満 著 朝日新聞社 刊)において「万能酸」とは、我々のものの見方を一度侵したらもう終わりであって、その便利さで手放せなくなるし、こ...2026.02.12百汁百菜
百汁百菜0013 劇場版『ハサウェイ』が救われる可能性 前回は10年もの間積んでしまっていた小説版『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を劇場版第二作『キルケーの魔女』公開を機に繙いたことについて綴ったのだが、僕がこれを買った10年前にこれを読んでもまるで理解できなかったであろうから、これは1...2026.02.11百汁百菜
百汁百菜0012 「10年もの」の積読『閃光のハサウェイ』を繙く いつ買ったかすっかり忘れてしまったが、奥付にある発行日を見る限り、10年前には買っていたであろう小説を今の今まで積んでしまっていた。それが『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(富野由悠季 著 KADOKAWA 刊)である。おのれの怠惰ゆ...2026.02.10百汁百菜
百汁百菜0011 大根の漬物のゆくえ 大根の漬物に失敗してしまった。割り干し大根にして醤油漬けにし、某かつ丼チェーン店で取り放題になっているアレのようなものを作ろうと考えたのだが、大根の青臭さや辛味が残った何ともいえない漬物になってしまった。大根の干し具合が甘いままに漬物にし...2026.02.09百汁百菜
百汁百菜0010 パンとパスタと、浅煎りコーヒー パンとパスタと浅煎りコーヒーには、ちょっとうるさい。一家言あるとまではいわないが、その辺のものでは満足しない。ここに並べたものは、正面切って「好き」とはいえないものだからである。言い換えれば、これらのものに対して、何が出てきても許せるとい...2026.02.06百汁百菜
百汁百菜0009 ひとりぶんのハンズオフカレー 数年前、レンチンカレーの時代が俄かに来ると思われたこともあったが、結局そんなことなく、スパイスカレーブームの収束と共に、誰も話題にしなくなった(と思う)。今でも作っている人はいるのかな?いたら教えて欲しい。 僕も数度試してみたが、南インド...2026.02.05百汁百菜
百汁百菜0008 不自由に飛び込め! ちょうど1年前の僕が、スマホのメモ帳に「自由と不自由」の題で書き付けていた言葉があった。人は自由から不自由に突っ込んでいくことで自分を確立する自分らしさはうまく不自由を使える範囲のことか自由の中から何かを選ぶことは不自由に身を浸すこと結局...2026.02.04百汁百菜
百汁百菜0007 恵方巻づくり3年生 恵方巻とは経営コンサルのようなもので、どちらも社会の必要以上に広がってしまったものであるといえる。社会にあふれたものたちは苛烈な差別化競争にさらされる。そうして恵方巻も経営コンサルも各々差別化に奔走する中で、高額化、権威化そして珍味化して...2026.02.03百汁百菜
百汁百菜0006 味噌づくり2年生 分厚い円盤型をした、生地の中にあんこなりカスタードを入れて鉄板の型で焼いた「あの菓子」に地域ごとで様々な呼び方があるように、味噌も地域ごとで食されているものが違う。カップ麺のうどん・そばの出汁のように関ヶ原で二つに分けるなんて到底できそう...2026.02.02百汁百菜