はじめに

刻んで和えて、楽しいサラダ。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、タコとミックスビーンズのチョップドサラダに、バスマティライスを加えて「ライスサラダ」の要素も加えた、これだけでも食事になる、大満足の一品をご紹介します。
作りたての状態だと、具材それぞれが主張する、にぎやかな味わい。
タコの力強い食感や、きゅうりのカリシャキ感で噛む喜びもあります。
冷蔵庫で寝かせてから食べると、にぎやかさから一転、全体がよく馴染み、じんわり旨みが広がるサラダに。
いずれの食べ方でも、バスマティライスが肝になっていて、ドレッシングをよく吸い込むから、バラバラな具材をつないでくれます。クセがないからサラダとの馴染みも良いですし、満足感もアップ。お持ちならぜひ入れてください。
このレシピについて

サラダ特集の雑誌を眺めたり、イタリア料理の本を眺めたりしていると目に入ったのが「ライスサラダ」。
ご飯のサラダ!?と驚きましたが、さすがに日本米ではなく、粒感と弾力のあるイタリア米で作られていました。
でもイタリア米持ってないしなぁ……なんて思っていると、バスマティライスならたんまり持っていることを思い出し、早速作ってみました。
タコやキュウリ、豆のあれやこれやとにぎやかな食感で、一口ごとに味わいが違うのが楽しいです。
ドレッシングの酸味、きゅうりの瑞々しさ、クミンの香り、そしてカイエンペッパーの辛みが次々押し寄せ、スプーンが止まりません。
しょうがで後味さっぱり。何だか食べると気分がよくなり、何となく調子が“整う”かのよう。

バスマティライスは湯取りすることで、パラっと軽く。
熱々ほかほかの、炊いたご飯とはまるで違いますから、サラダに抵抗なく入れることができます(「サラダちらし」なんてものもありますから、意外と皆さん抵抗はないのかも?)。
バスマティライスがドレッシングをよく吸い込んで、具材同士をつないでくれるだけでなく、ボリュームもアップ。
このサラダだけで一食成り立ちます。
ひとたびかけてしまうと、すっかり支配されてしまうので注意が必要ですが、タバスコをかけるとさらに進みます。
終盤、食欲に火をつけたくなったら、おススメの味変アイテムです。
チョップド・バスマティライスサラダの材料

【材料(2~3人前※)】 ・茹でダコ・・・・・・・150g ・ミックスビーンズ・・・120g その他、水煮や蒸し大豆などでも ・きゅうり・・・・・・・1本(約130g) こだわるなら半分に切ったあとワタを除く ・トマト・・・・・・・・1個(約120g) ・バスマティライス・・・50g 〈ドレッシング(最初に全て混ぜておく)〉 ・レモン汁・・・・・・・・大さじ1 ・オリーブオイル・・・・・小さじ2〜 まとまりが足りなければ追加する ・醤油・・・・・・・・・・小さじ1 ・クミンパウダー・・・・・1.5g ・カイエンペッパー・・・・0.5g ・しょうが・・・・・・・・5g(すりおろし) ・塩・・・・・・・・・・・0.5〜1g 味見をしながら追加する 〈おススメ味変〉 ・タバスコ・・・お好みで ※このサラダのみで一食をまかなうなら、の目安 献立の1品としてなら、4~5人前はあろうかというボリュームです。
チョップド・バスマティライスサラダの手順
1.バスマティライスを茹でる。
バスマティライスは優しく1度洗い、沸騰した、たっぷりの湯で10分茹でる。
鍋底にくっつかないように時々混ぜてください。
10分経ったら少し食べてみて、茹で具合を確かめ、芯があるようなら、追加で茹でる。
茹で上がったらザルに上げ、時々上下を返し、粒を潰さないようにかき混ぜながら冷ます。




2.きゅうりは皮を縞状に剥き、1cm角ぐらいの大きさに切る。
水気と食感が気になる場合はワタを取ってください。
タコとトマトもだいたい同じ大きさに切る。
具材は切ったそばから大きいボウルにどんどん入れていく。
ミックスビーンズは水に浸かっていたら、水気を切ってからボウルに入れる。

3.バスマティライスの温度が落ち着いたら、具材を入れたボウルに入れ、〈ドレッシング〉の材料を全て混ぜたものを入れてバスマティライスの粒を潰さないように和える。
塩とオリーブオイルは味見しつつ、物足りなさがあれば追加してください。
味が足りなければ塩、まとまりが欲しければオリーブオイルを追加するイメージです。


4.作りたての、具材がにぎやかな感じを楽しむもよし、冷蔵庫に入れて寝かせて、一体感の出た味わいを楽しむもよし。
お好みの味わいに合わせて食べるタイミングを調整してください。

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おわりに

ライスサラダは初めて作って食べたのですが、想像よりもサラダによく合っており、スプーンが止まりませんでした。
特にタコと豆が美味しいです。
食材を刻んでいるうちは無心だったので気づきませんでしたが、いざ混ぜるとかなりの量ができたので、気を付けて作ってくださいね。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
参考レシピ:「dancyu」2021年10月号「おいしいサラダ」プレジデント社 – ごはん同盟 しらいのりこさん&シライジュンイチさんのレシピ「タコと大豆のモロッコ風サラダ」より
↓レシピの分量だと、大きいボウルは必須。そのままでもサーブできるステンレスボウルがおススメ。
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