9月が半分を過ぎようとしてもまだ夏が終わらないので、うちの夏野菜もまだ収穫が終わりません。
そんな家採れ野菜でつくる、ご飯のお供を3品紹介します。
いずれも味噌汁を作っている間に少量を、サッと作れるようなおかずです。
また、少量のレシピですから、ちまちま量るよりも、適当にざっと作ってしまうのがいいです。
少ししょっぱくても、それでご飯を多めに食べればいいし、足りなければ塩や醤油を後から足す。
いずれも少ない種類の調味料で味付けするので取返しがつきやすいです。おおらかに作りましょう。
オクラと卵の塩クミンシード炒め
オクラと卵の塩クミンシード炒めの材料
材料(つくりやすい量:2人前~)
・オクラ・・・・・・8本ぐらい
・卵・・・・・・・・2個
・油・・・・・・・・大さじ1ぐらい
・塩・・・・・・・・パラパラと
・クミンシード・・・ひとつまみ
・カレー粉・・・・・ティースプーン2/3ぐらい
オクラと卵の塩クミンシード炒めの作り方
1.オクラはガクの部分を鉛筆のように切り、食感が残る幅で輪切りする。
卵は溶いて塩をパラパラ入れておく。
2.フライパンに油を熱し、卵を入れたらザッと油と馴染ませるように炒め、火が通り切る前に取り出す。
3.フライパンに油を補って熱したら、クミンシードをひとつまみ入れて焦がさないように香りが立つまで熱する。塩を振ってからオクラを入れて炒め、オクラの香りが立ってきたら卵を戻し入れ、仕上げにカレー粉を振って混ぜたら完成。
茹でずにそのまま炒めたオクラはネバシャキ食感。
クミンシードが弾ければ食欲に火が付きます。
カレー粉の風味とまろやかな玉子が好対照。
塩の量は控えめでも、スパイスの風味でしっかりご飯が進みます。もし足りなければ、塩を振るか醤油を垂らすかしてください。
お弁当にもgood。ただしちょっと匂いがあるの注意。
甘長唐辛子とじゃこの醤油炒め
甘長唐辛子とじゃこの醤油炒めの材料
材料(つくりやすい量)
・甘長唐辛子・・・・・・・7~8本
・ちりめんじゃこ・・・・・10~15gぐらい
・サラダ油orごま油 ・・・・小さじ2
・みりん・・・・・・・・・とぽとぽ
・醤油・・・・・・・・・・じょぼっ
・金or白ごま・・・・・・・パラパラ
甘長唐辛子とじゃこの醤油炒めの作り方
1.甘長唐辛子やししとうはヘタを取り、食べたい厚みで小口切りにする。
2.フライパンを熱し、ちりめんじゃこがカリッとするまで炒める。
3.甘長唐辛子を炒めてよい香りが立ってきたらみりん、醤油を入れて煮る。
煮詰まって水気が飛んで来たらごまを振って完成。
ちょっと冷めてからのほうが美味しい。
うちで甘長唐辛子が採れたら、だいたいこれにするぐらい大好きな一品。
細い甘長唐辛子でも、大きめな甘長唐辛子(万願寺や甘とう美人など)でもいいでしょう。
醤油の量はフィーリング。じゃこの塩気があるから、ちょっと少な目がいいかと思いつつ、いつも結構入れてしまう。
ご飯の上にちょこんと載せ、それでいっぱいご飯をかき込めばいいやの気持ち。
塩ピーマン炒めブラックペッパーがけ
塩ピーマン炒めブラックペッパーがけの材料
材料(つくりやすい量)
・ピーマン・・・・・・・5~7個
・塩・・・・・・・・・・パラパラ
・サラダ油orごま油・・・小さじ2ぐらい
・金or白ごま・・・・・・パラパラ
・ブラックペッパー・・・ガリガリ
塩ピーマン炒めブラックペッパーがけの作り方
1.ピーマンはヘタを取り、小さいものは半分に、大きいものは3つに薄く切って好きな太さの細切りにする。
2.フライパンに油を熱し、ピーマンと塩を入れて炒める。
美味しそうな香りが立ってきたら火を止め、ごまとブラックペッパーを振る。ブラックペッパーはこれでもかと振る。
今回は家で採れた青ピーマンに、農協で売ってた赤いピーマンを1つ、彩りとして加えました。
油で炒めたピーマンの風味ってなんでこんなに美味そうな匂いなんだろう……。いつもこの香りにうっとりしてしまいます。
ブラックペッパーとごまの風味で、ピーマンだけでも大満足。
所謂「無限ピーマン」と違って炒めているからか、ごま油だとクドいかもしれないので、サラダ油推奨です。
また、新鮮なピーマンなら、種もワタもそのままいきましょう。これが叶うのが家庭菜園のいいところ。採れたてのピーマンは種が真っ白で柔らかいんです。
おわりに
見て楽しい、育てて楽しいオクラは本当に家庭菜園好適野菜ですね。最近は結構弱ってきてしまいましたが、あとひと踏ん張りしてほしいものです。
さて、noteでは度々書いているのですが、僕は平日の夕食は、基本的に一汁一菜生活をしています。
ご飯と味噌汁、そして漬物や佃煮、そして今回ご紹介したような、軽いおかずで食事を済ませます。
家庭菜園の規模だと、毎日たっぷり収穫……とはいきませんが、それがかえって、収穫したらすぐ調理して食べるという生活にマッチしていて非常に心地よいです。
味噌汁の具にも、このようにサッと作れるおかずにもなる野菜が家で生っているというのは安心感につながります。
一汁一菜と家庭菜園、セットで考えることで、生活の基盤が整っている。それを強く意識するようになったこの夏でした。
どうやら10月まで暑いようですので、皆様どうかお身体ご自愛ください。では、ここまでご覧いただきありがとうございます。
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