使い切れる予感しかしないスゴいやつ。【カルディ ハリッサ レビュー&レシピ】

レビュー

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はじめに

このハリッサ、使い切れる予感しかしない。

こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回は輸入食料品店の「カルディ」で販売されている「ハリッサ」レビューとレシピ2つをご紹介します。

この手の瓶詰め調味料はついつい余らせがちで、いつも泣く泣く捨ててしまう……ということが多かったのですが、この「ハリッサ」は使い切れる予感しかしません。
それほどに感銘を受けたので今回レビューしたいと思います。

普段はスパイスカレーを作っています。

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ハリッサとは

「ハリッサ」はアフリカ大陸のチュニジアでよく使われる、唐辛子をはじめとしたスパイスを混ぜたペーストで、本場のものは汗をかくほどの辛さとのこと。

タジン料理やクスクスと一緒に食べられたりします。

参考:「スパイスの科学大図鑑」 スチュアート・ファリモンド(著) 辻静雄料理教育研究所(監修) 誠文堂新光社

カルディ「ハリッサ」のポイント

結論から言いますが、使い切れる予感しかしません。
この記事を書いている時点で、1人で瓶の半分使ってしまっています。このレビューの後にレシピも2つ掲載するので、ぜひご覧になってください。

そんなカルディ「ハリッサ」が美味しいポイントは次の3つだと考えます。

カルディ「ハリッサ」のポイント

1.パプリカの甘さの中に唐辛子がピリッと

2.にんにくはコクを与える程度であまり多くない

3.ホールスパイスを噛んだときの弾ける香り!
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1.パプリカの甘さの中に唐辛子がピリッと

このハリッサを一口食べたときに思ったのが、「パプリカの甘みと香りが真っ先に来た」ということでした。

いかにも辛そうな見た目で「チリペースト」と名乗っているのだから、よほど辛いのだろうと思っていたらそんなことはなく、唐辛子の辛みは、パプリカの甘みを引き締める程度で、そんなに辛くないと感じました(辛さに敏感な方は辛みをしっかり感じるかもしれません)。

本場の物は汗をかくほど辛いとのことですが、日本人向けに、パプリカを多めにしてアレンジされているのだと思います。

だから、よほど辛いモノが苦手な方でなければ美味しくいただけると思います。

2.にんにくはコクを与える程度であまり多くない

ハリッサ風の調味料を手作りしたことがあるのですが、そのときはガッツリにんにくが入っていて、食べた後、ずっとにんにくが香るものでした。

だから、このハリッサも、「食べた後は人に会えなくなるんだろうな」と思っていたら、意外とにんにくは控えめ。フタを開けたときも、にんにくが使われている瓶詰め調味料あるあるの「うわ~」となる感じはありません。

食べてみると、にんにくが入っている感じのコクは感じるのですが、そんなに主張してこない印象。

使用重量順に書かれている原材料表記でも、食塩の次なので、コクを出す程度に使われているのだと推測されます。

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3.ホールスパイスを噛んだときの弾ける香り!

クミンシード

この「ハリッサ」にはごま、コリアンダー、クミンのホールスパイスが入っています。ホールスパイスとは、パウダーになっていない状態のスパイスで、コリアンダーシード、クミンシードといいます(ごまはセサミシード?)。

これらのホールスパイスを噛みしめたときの弾ける香りがたまりません。クミンシードを嚙みしめたときは、使った料理の味わいを深めるような香りがし、コリアンダーシードを嚙みしめたときは、その強い清涼感で、口の中をさっぱりさせてくれます。

コリアンダーシード

ただ、クミンシードと比べてコリアンダーシードは若干クセが強く感じられます。キツくなりすぎないように砕いてから入っているので、初めての方でも食べられるようになっているとは思いますが、気になる方は気になるかも。ここは数少ない注意点です。

ホールスパイスが入っていることで、嚙みしめたときに香りが広がり、味わいが単調にならずに楽しめるのがポイントだと思います。

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「ハリッサ」を使ったレシピ2選

ここまで美味しさのポイントをご紹介してきた「ハリッサ」を使ったレシピを2品ご紹介します。

1.コロコロ海鮮&アボカドのハリッサ和え丼

2.チキンソテー ヨーグルトハリッサソース添え

1.コロコロ海鮮&アボカドのハリッサ和え丼

コロコロとサイコロ状に切った海鮮とアボカドをハリッサで和えてどんぶりに!
ハリッサが刺身のうまみを引き立てつつ、コクと塩気をプラス!ピリッと来る辛みとホールスパイスたちがアクセントになり、食べる手が止まりません。

醤油は使わず、ハリッサだけでいただきます。

【材料(1~2人前)】
・まぐろ(刺身用のサク)・・・・100g
・サーモン(刺身用のサク)・・・100g

・アボカド・・・1個
・レモン汁・・・小さじ1

・ハリッサ・・・大さじ1~

・ご飯・・・お好きな分だけ
・卵黄・・・人数分
・ごま・・・お好きな分だけ
・ネギ・・・お好きな分だけ

手順

1.まぐろ、サーモンの刺身用のサクは食べやすい大きさの角切りにする。

2.アボカドは刺身の大きさに合わせた角切りにし、色の変化を防ぐためにレモン汁をかけておく。

3.ボウルにまぐろ、サーモンを入れてハリッサを和える。アボカドを最後に軽く和え、ご飯の上に盛り、卵黄、ごま、ネギを乗せていただく。
もちろん、ご飯に乗せずにそのままでも。ハリッサが足りなければ好きな分だけ補う。

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2.チキンソテー ヨーグルトハリッサソース添え

ハリッサをヨーグルトと混ぜてソースにすれば、ホールスパイスの存在感やコクはそのままに、マイルド感とさっぱり感がプラスされます。
塩、こしょうだけで焼いたチキンを美味しくいただくソースが、ハリッサとヨーグルトを混ぜるだけでサッと完成します。

【材料(1~2人前)】
・鶏もも肉・・・1枚(約250~300g)
・塩・・・・・・鶏肉の1%(2.5~3g)
・胡椒・・・・・ひとつまみ
・にんにく・・・1片(包丁の腹でつぶす)
・油・・・・・・小さじ2~

〈ヨーグルトハリッサソース〉
・ハリッサ・・・・小さじ1~
・ヨーグルト・・・小さじ2~

手順

1.鶏もも肉は筋と余分な皮、脂肪を取り、フォークであちこちを刺しておく。その後、塩、こしょうをまぶしておく。

2.鶏肉を焼く。フライパンに油とニンニクを入れ、弱めの中火~中火で熱する。にんにくの香りが立ちつつも、焦げないように熱したら、弱火にしてから鶏肉を皮目から入れ、クッキングシートなどを上に重ね、水を張った小鍋などで重しをして焼く。

3.鶏肉の6~7割に火が通ってきたら重しを外して火を中火に強め、皮がパリッとするまで、時々皮を見ながら焼く。皮がパリッとしたらひっくり返して、身を焼き目はつかなくてもいいのでサッと焼く。

4.鶏肉を火からおろし、肉汁が落ち着くまで5分ほど置く。

5.肉を休ませている間に〈ヨーグルトハリッサソース〉を作る。ハリッサとヨーグルト1:2の割合で混ぜる。

6.鶏肉を切り(切らなくてもいい)、〈ヨーグルトハリッサソース〉を添えて完成。

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まとめ

カルディで販売されている「ハリッサ」は、パプリカの甘みの中にピリッと来る唐辛子の辛みが心地よく、ホールスパイスを嚙みしめたときの弾ける香りがアクセントになって、食材を永遠に食べ続けられるようになる、そんな魔法の調味料です。

本場のものと比べてかなり辛さは抑えられているので、多くの方が楽しめるのではないでしょうか。おすすめです。

同じくカルディで販売されている「青いにんにく辣油」もレビューしました。見つけたらぜひご一緒に。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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