こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、家にあった野菜や材料を組み合わせ、食感豊かなスパイスの炒め物、「エビとエリンギ・ピーマンのふわたまスパイス炒め」をご紹介します。
あれこれ入れたから名前が長いのはご愛敬。
シャキシャキのピーマンとプリプリのエビ、そしてエリンギが、ふわふわの卵に包まれて口いっぱいに広がります。
クミンシードの香ばしくも爽やかな香りがあとを引き、マスタードシードのピリっとくる香ばしさが食欲そそる一品。
ご飯のおかずや酒の肴にもよいのですが、今回はとある麺にぴったりだと思ったのでご紹介します。
このレシピについて
前のレシピ「鶏とエビのチリキーマカレー」のエビが余ったので、家にある材料と一緒に炒め合わせた、いわゆる「名もない料理」……なのですが、それを卵とスパイスがうまくまとめ上げてくれた一品となっています。
エビとエリンギの2種のプリプリ感に、ピーマンのシャキシャキ感が好対照。これだけで完成としてもよかったのですが、ちょっと寂しさがあったので、ふわふわの卵も一緒に炒めました。
スパイスは今回の具材の、いずれとも相性がよいクミンシードとマスタードシードをチョイス。そこに加え、エリンギの芳香が何気にいい味を出しています。
醤油は香り付け程度とし、ほぼ塩の味付けでもスパイスの風味でしっかり美味しくなります。
好みでレモン汁を加えても美味しくなると思います。
さて、この「エビと~ふわたまスパイス炒め」ですが、カルディで買える「激辛タイ焼きそば(パッキーマオ)」とめちゃくちゃ合うからおススメです。
大学生頃(10年近く前?)にこれを知って以来、ずっと好きではあるのですが、麺よりトッピングのエビが高価なので、いつも炒り卵と食べてました。
今回は余ったエビではあるものの、贅沢に食べられてなんとも幸せ。
最寄りのカルディでは、あまり売れ線じゃないのか、奥まったところにあるパッキーマオ。辛いし、一癖あるからかな。でもそれが堪らないんですよね。
エビとエリンギ・ピーマンのふわたまスパイス炒めの材料
【材料(2人前)】 ・むきエビ・・・70〜80g ・塩・・・・・・少々 ・片栗粉・・・・小さじ1/2ぐらい 〈漿(チャン)用〉 ・塩・・・・・0.5g ・卵白・・・・0.5個分 ・片栗粉・・・小さじ1/2~ ・油・・・小さじ2~大さじ1 ・卵・・・1個+漿(チャン)に使った卵の残り ・クミンシード・・・・・0.5g~ ・マスタードシード・・・1g ・エリンギ・・・100g(手で裂く) ・ピーマン・・・3個(2~3cmの食べやすい大きさに切る) 丸ごとで100g・ヘタと種を抜いたら80gぐらい ・塩・・・・2g ・醤油・・・小さじ1/2
エビとエリンギ・ピーマンのふわたまスパイス炒めの手順
1.むきエビは塩少々、片栗粉小さじ1/2ぐらいをもみ込んで汚れを取り、水が透き通ってくるまでよく洗う。
その後、塩、卵白をまぶし、よくもみ込んだら片栗粉小さじ1/2を加えてまとめる。
2.フライパンに油とむきエビを入れて火にかける。
卵白の衣をエビにまとわせるように焼き、エビの色が変わったら裏も焼く。
裏の色も赤く染まり始めたら、できるだけフライパンに油を残すように取り出す。
3.卵1個と、エビの下ごしらえに使った卵の残りに、塩を0.5gほど入れ溶きほぐす。
フライパンを熱したところに注ぎ、半熟になったらこちらもフライパンに油をできるだけ残して取り出す。
4.フライパンの油が少なくなっていたら補い、マスタードシードを入れて中火にかける。
パチパチと弾け始めたらフタをして火を少し弱め、音が止むまで待つ。
音が止んだらクミンシードを入れてシュワシュワと泡が出てくるまで加熱する。
5.中火にして手で裂いたエリンギを焼く。エリンギに軽く焼き目がついたらピーマンと残りの塩(約1.5g)を入れて、軽く焼き目がつくまで焼く。
ピーマンが軽くしなっとなったらむきエビと卵を戻し入れてサッと馴染ませる。
鍋肌に醤油を少し垂らし、軽く焦がして香りを立たせたらザッと全体を混ぜて完成。
ご飯のおかずや酒の肴、そしてパッキーマオとご一緒に。
エビとスパイス炒め特集
↓プリプリのエビにコリアンダーとバジルの爽やかな風味が夏に嬉しい炒め物。レモンをギュッと絞って。
↓八角の香りが香りに奥行きを加え、ちょっとリッチな雰囲気をまとうエビのチリトマト炒めです。
おわりに
家にある食材をサッと炒めるときでも、スパイスがちょっとあるだけで風味がグンとよくなりますから、ぜひ取り入れてみてください。
カルディのパッキーマオもおススメですよ。かなり安いので見つけたらぜひ。緑の麺ですのでお間違いなく。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
漿〈チャン〉の参考:「四川料理のスゴい人 自宅でつくる本格中華レシピ」三才ブックス – 人長良次さんのレシピより
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