【ビターで香ばしい】ゴーヤーと豚バラの黒ゴマカレー【オトナのカレー】

スパイスカレー

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こんなあなたに作ってほしい!

  • ビターな味わいが好きなあなた
  • ゴマの香りが好きなあなた
  • オトナの味わいを堪能したいあなた

はじめに

こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回はゴーヤーのビターな味わいに、ゴマのコク深い香りが意外なベストマッチ!「ゴーヤーと豚バラの黒ゴマカレー」を紹介します。

夏もそろそろ終わり……ですがまだまだ暑いです。ゴーヤーといえばやっぱり「ゴーヤーチャンプルー」の印象が強く、私も毎年そればかり食べていました。

しかし、先日dancyu 2021年8月号で紹介されていた「ゴーヤーのアチャール」の味わいに感動!ゴーヤーの苦みに、黒ゴマの深い香りとまったりとしたコクの相性が抜群でした。クセ者同士、がっちりと噛み合っていました。

いつしかゴーヤーの苦みも平気になってしまったなと感慨にふけりつつ、このカレーが生まれました。

ゴーヤーは最初に焼いて、苦みの奥にある甘みを引き出します。合わせるお肉は、ゴーヤーチャンプルーでもタッグを組む豚バラ肉。そこにフェヌグリークシードのビターで甘いカラメルのような深い香りと、黒ゴマをたっぷりまぶし、まったりとしたコクと香りを加えます。

全体的にビターな味わいの中に、豚バラの脂の甘みがオアシスに。黒ゴマとゴーヤーのクセ者同士が競演する、余韻たっぷりのオトナなカレーになりました。

少しクセのあるカレーには、オーソドックスな「カレー味」の副菜がよく合います。そんな「シシトウとジャガイモのタルカリ」のレシピはこちらから!

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ゴーヤーと豚バラの黒ゴマカレーの材料

【材料(2人前)】カッコ内の小は小さじを指す

・豚バラブロック肉・・・200g(1cmの短冊切り)
・塩・・・・・・・・・・2g
・ブラックペッパー・・・10粒
・油・・・・・・・・・・小さじ2

・ゴーヤー・・・・・・・1本(約150g)

・油・・・・・・・・・・大さじ1
・玉ねぎ・・・・・・・・150g(0.5cm薄切り)
・脱水用の塩・・・・・・1g
・ホールトマト缶・・・・80g

〈GGペースト〉
・にんにく・・・5g(すりおろし)
・しょうが・・・5g(すりおろし)
・水・・・・・・100cc

・練りゴマ・・・小さじ2
・塩・・・・・・1g
・水・・・・・・200cc

〈スタータースパイス〉
・フェヌグリークシード・・・30粒程度

〈パウダースパイス〉
・コリアンダー・・・・・5g(小2)
・クミン・・・・・・・・2.5g(小1)
・カイエンペッパー・・・1g(小1/2)
・ターメリック・・・・・1g(小1/4)
・黒ゴマ・・・・・・・・10g(すりゴマにする)

〈仕上げのスパイス〉
・ブラックペッパー・・・10粒
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ゴーヤーと豚バラの黒ゴマカレーの手順

1.豚バラブロック肉は半解凍の状態で1cmの短冊状に切る。塩とブラックペッパーをまぶしたら、フライパンに油を中火で熱し、2つの面に軽く焼き目をつけるように焼いたら脂をフライパンに残して取り出しておく。

2.ゴーヤーは縦半分に切り、ワタを取ったら、0.5cmの厚みの半月切りにする。その後、フライパンに残した豚肉の脂を中火で熱し、ゴーヤーを焼いて、両面に焼き目をつける。

3.フライパンに油とフェヌグリークシードを入れ、弱めの中火で熱する。じっくり熱し、濃い茶色になってカラメルのような香りがしてきたら、次の手順に移る。

4.強めの中火にし、玉ねぎと脱水用の塩を入れて広げたら2〜3分放置して、焦げ目がついてきたら差し水をして、焦げを溶かしながら玉ねぎをつぶす。水分が飛んで、また色が付き始めたら次の手順に移る。

5.ボウルに水100ccと、すりおろしたにんにく、しょうがを混ぜて〈GGペースト〉を作り、フライパンに加える。水分を飛ばし、にんにく、しょうがが香ってきたらホールトマト缶を入れて、つぶしながら水分を飛ばしていく。

6.弱火にして、〈パウダースパイス〉と練りゴマ、塩を入れて、粉っぽさがなくなってもったりするまで、全体をよく混ぜる。

7.中火にして、水を入れて沸騰させたら、豚バラ肉とゴーヤーを戻し入れ、弱めの中火で5分煮込んだら、最後にブラックペッパーを振りかけて完成!

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今回のピックアップスパイス

黒ゴマ

ゴマがスパイス?と思われるかもしれませんが、ゴマも立派なスパイスの一種です。
黒ゴマは白ゴマや金ゴマよりもビターで深い香りが特徴です。
その深い香りが、同じくビターなゴーヤと絡みつき、抜群の相性を魅せてくれました。

おわりに

クセの強い食材であるゴーヤー、黒ゴマの競演で、コク深くもビターな、オトナのカレーができました。豚バラの甘みと旨みがアクセントになるという、なんだか逆転現象のようなことが起きていますが、それがまたクセになります。

黒ゴマとゴーヤーの余韻に、ハマる人はとことんハマる、そんなカレーになったのではないでしょうか。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

参考レシピ
・「にっぽんのインドカレー 初台スパイス食堂 和魂印才たんどーるの店主が教える本格おうちレシピ」塚本善重さんのレシピ
・「dancyu 2021年8月号」本田遼さんのレシピ

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