こんなあなたに作ってほしい!
- 和食とスパイスの融合に興味があるあなた
- 単純な「カレー味」ではないおかずを作りたいあなた
- ハンズオフでスパイスの煮込み料理を作ってみたいあなた
はじめに
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回はハンズオフカレーと筑前煮を融合させた、「ハンズオフ筑前煮カレー」をご紹介します。
↓ハンズオフカレーといえばの一冊。
一気に気温が下がり、秋めいてきた今日この頃、そろそろ煮込み料理も食べたくなってきました。煮込み料理は数あれど、真っ先に自分が思いついたのが「筑前煮」でした。
これだけスパイスカレーを作ってきた自分ですが、やっぱり和食が好きで、昔は家族が炊いてくれる筑前煮に幼いながらも心が躍ったものです。
そんな筑前煮の基本の作り方は踏襲しつつ、スパイスを加えていきます。根菜類に抜群の相性を誇る「クミン」をたっぷり使い、普通の筑前煮にはない香り高さが加わりました。
普段の筑前煮でもご飯は進みますが、スパイスの風味が加わってご飯泥棒に。とろりとした煮汁もおいしくいただけます。
ちなみに、一番美味しかったのはごぼうです。
和風のカレーのレシピは他にも。梅×スパイスカレーは抜群の相性です!
ハンズオフ筑前煮カレーの材料
【材料(2〜3人前)】 〈具材〉 ・鶏肉・・・・・・・150g(2〜3cm角に切る) ・こぼう・・・・・・100g(0.5cmの斜め薄切り) ・にんじん・・・・・100g(2〜3cmの乱切り) ・生椎茸・・・・・・50g(1cmそぎ切り) ・こんにゃく・・・・50g(スプーンでちぎる) ・里芋・・・・・・・100g(チンして皮を剥く) ・たけのこ水煮・・・100g(根本を2〜3cmの大きさに切る) ・油(炒め用) ・・・・大さじ1/2 ・油・・・・・・・・・・大さじ1 ・クミンシード・・・・・ひとつまみ ・フライドオニオン・・・15g(約大さじ2) ・醤油・・・・・・・・・大さじ2と1/2 ・みりん・・・・・・・・大さじ2 ・酒・・・・・・・・・・大さじ2 〈パウダースパイス〉 ・クミン・・・・・・・・5g(小2) ・コリアンダー・・・・・2g(小1) ・ターメリック・・・・・1g(小1/4) ・カイエンペッパー・・・1g(小1/2) ・水・・・・・・・・・・100cc 具材はその他、れんこん、絹さやなど。
ハンズオフ筑前煮カレーの手順
【手順】
1.〈具材〉の下処理をする。
ごぼうはよく洗い、アルミホイルを丸めて皮をこすったり、包丁の背で土を落とす。
里芋は、皮付きの場合水洗いして、ボウルに大さじ2程度の水と一緒に入れてラップをし、500Wで5分チンし、ひっくり返して同じだけチンする。冷めきらないうちに皮を剥き、食べやすい大きさに切る。
生椎茸は干し椎茸でも。その場合は煮込む水を戻し汁に入れ替えてください。
それ以外は記載の通りに下処理をする。
2.フライパンに炒め用油を中火で熱し、〈具材〉を鶏肉から炒め始め、順番通りに入れていく。油が具材全体によく馴染んできたら火を止める。
3.鍋に、油、クミンシード、フライドオニオン、2.で炒めた〈具材〉、調味料、〈パウダースパイス〉、水の順に入れ、密閉できるフタをして、鍋に火が当たるかどうかの弱火で20分加熱する。
コンロの前にずっといる必要はありませんが、鍋によっては焦げる場合があるので、匂いには注意してください。
4.フタを持ったまま鍋を振り、とろ火(最も弱火)にして20分煮込む。最後にまた鍋を振り、できれば30分以上冷ます。冷ます間に味がしみます。
5.ネギを乗せたり、七味唐辛子をかけて。ご飯にかけるというよりは、ご飯のおかずとしてどうぞ。
今回のピックアップスパイス
クミン
野菜に一番合うと思うスパイスはクミンです。肉にも合うので、本当に万能。
シソのような清涼感も持ち合わせるクミンは、和食との相性も抜群。初めてスパイスを買う方に一番おススメなスパイスです。
おわりに
ハンズオフカレーの作り方を応用すれば、あらゆる煮込み料理がカレーに。今回は筑前煮らしさのゴロゴロ具材をしっかり残しつつ、とろりとした煮汁が美味しいカレーらしさも加えられたのではないでしょうか。
これからは煮込み料理の季節です。このブログでもどんどん出していきたいと思いますので、どうぞご期待ください。
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