はじめに
塩っ気とフルーティーさがちょうどよい。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、ミニトマトを醤油不使用の三杯酢に漬けたディル風味のピクルスをご紹介します。
キュッと締まったミニトマトを嚙みしめると、フルーツかと見紛うほどの、幸せな酸味と甘みがプチッと口いっぱいに広がります。
カレーの副菜としてさっぱり感を楽しむほか、ちょっと塩気を効かせて、暑い時季の食欲に火をつける前菜として食べるのもおススメです。
このレシピについて
だんだん暑くなってきて、トマトがいっぱい出回るようになり、トマトスキーな私としては嬉しい季節になりました。
とはいえ、あんまり「ミニトマト」は食べてないな……と思っていると、カレーにコロンと添えるピクルスにすれば楽しく食べられそうだなということで、早速作ってみました。
ピクルスにしたミニトマトからは水気が出て、キュッと締まったハリのある食感。
それを噛みしめると、「ぶどうでも食べたか!?」と驚くフルーティさ。
単にピクルスとして食べるほか、カレーに混ぜてしまって味変アイテム的に使うのも◎
塩トマト(万能調味料のほう)的な感じで使ってみてください。
ディルの風味が甘酢に絡んでフルーティさを後押ししてくれます。
今回使ったのは、醤油が入らない三杯酢のレシピだから、ディルの風味もすんなり馴染みます。
プレーンな三杯酢だから、ディルのほかにも、コリアンダーや粗く砕いたブラックペッパーなどを入れて、色んな風味にアレンジしてみてください。
ちなみに、今回の〈三杯酢〉は、天皇の料理番としても知られる、秋山徳蔵さんのレシピを引用しています。
酢一、醬油一、酒一の割合に混ぜ、煮立たせてから冷ます。即席には、酢一、砂糖一、みりん一、塩〇・二五の割に混ぜる。
「料理のコツ」中公文庫 – 秋山徳蔵(著) p.242
このうち、色んなスパイスを入れても馴染むであろう、醬油を使わない「即席」のレシピで作りました。
また、「味の素を少々加えることはもちろんである。」(!)と書かれていた点もリスペクトし、加えてみたところ、味の輪郭がはっきりと立ちました。好みではありますが、ごく少々入れてみてください。
ただ、この味付けの比率では、現代ではちょっとしょっぱいかも?
ということで、レシピにおける塩の量は10gを基準としました。
しかし、上のレシピの比率通りの12.5gでも美味しい(汗をかいた日は特に)ので、体調や、食べる時期の気候に合わせて味を調整してください。
ミニトマトの三杯酢ピクルスの材料
【材料(作りやすい分量)】
・ミニトマト・・・150~200g
・湯・・・・・・・たっぷり
〈三杯酢〉
・酢・・・・・50g
・みりん・・・50g
・砂糖・・・・50g
・塩・・・・・10〜12.5g
・味の素・・・ほんの少し(0.1~0.2gぐらい)
好みで入れる
・ディル・・・5g~
ミニトマトの三杯酢ピクルスの手順
1.鍋に〈三杯酢〉の酢~味の素までの材料を入れて煮立てたら冷ます。
塩は食べる時期の気候に合わせ、増減してください(例:暑くてよく汗をかくときは12.5g入れる)。
また、味の素は元のレシピをリスペクトした上で入れてみましたが、あると味わいの輪郭がはっきりするように思います。
もし、お家になければ入れなくてもよいです。
2.鍋に湯をたっぷり沸かし、ヘタを取って洗ったミニトマトを入れたら10秒ぐらいで引き揚げ、すぐに冷水にさらす。
ミニトマトが冷えたら、ヘタのついていた部分をきっかけに皮を剥く。
見た感じ、剥けなさそうに見えますが、一度きっかけをつくってしまえば、意外とツルッと剥けます。
3.ガラスやホーローの保存容器に〈三杯酢〉、湯剥きしたミニトマト、ちぎったディルを入れて冷蔵庫で冷やす。
半日以上漬けたら食べごろ。
3~4日のうちに食べきりましょう。
カレーの箸休めにこちらもいかが?
↓ズッキーニとナスの食感の違いを楽しみつつ、梅の酸味でさっぱりと。
↓スリランカカレーをはじめとする、辛いカレーには、さっぱり瑞々しく、ほんのり甘いオアシス的副菜を。
↓カレーの副菜としてはもちろん、食欲に火をつけるサラダ的に食べるのも◎
おわりに
湯剥きしたミニトマトの表面は、さながらぶどうのようで、実際に口に運んだ瞬間は「今ぶどう食べてる!?」一瞬勘違いするぐらい。
フルーティーな酸味と甘みを持ちつつ、塩分補給もしっかりできるので、汗をかく時季には重宝しそうなレシピです。
そうでない時期でも、カレーの味変として優秀。スパイス・ハーブを変えて色々風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
↓今回使ったガラスの保存容器はこちら。酢の物や脂多めのカレーまで何でも受け止めてくれます。
コメント