こんなあなたに作ってほしい!
- とにかくたまごが好きなあなた
- トッピングの卵が主役のカレーを食べたいあなた
- どうせ卵をトッピングするならカレーにしたいあなた
はじめに
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回はカレーにおいていつも脇役の卵が主役の「ココナッツエッグマサラ」をご紹介します。
カレーに卵といえば、生卵、ゆで卵、目玉焼き、スクランブルエッグ……。いつもトッピングとして活躍してくれています。卵があるだけで少し豪華な感じがして嬉しくなるものですが、どこまで行ってもトッピング。主役ではありません。
しかし、インドには卵が主役のカレーがありました!その名も「エッグマサラ」。身も蓋もないそのまんまな名前ですが、卵好きにはたまらないカレーになっていると思います。
このエッグマサラは淡白な卵に、スパイスの香りがよく引き立ちます。ココナッツミルクを入れて、まろやかなコクを追加しました。このカレーだけでいただいてもいいのですが、副菜などと一緒にいただくのも美味しいです。
こんな副菜たちといただくのはどうでしょうか。特に砂肝のスパイス炒めは、このエッグマサラにない食感と、香ばしいスパイスの刺激を補ってくれます。
ココナッツエッグマサラの材料
【材料(2人前)】カッコ内の小は小さじを指す
・ゆで卵・・・・・4個(200g)
・玉ねぎ・・・・・100g(繊維方向と逆に薄切り)
・脱水用の塩・・・1g
・トマト・・・・・100g(角切り)
・にんにく・・・・5g(みじん切り)
・しょうが・・・・5g(みじん切り)
・青唐辛子・・・・15g(斜め切り)
ししとうで代用可
・塩・・・・・・・3g
・油・・・・・・・大さじ1
・ココナッツミルク・・・100cc
・水・・・・・・・・・・100cc
〈スタータースパイス〉
・マスタードシード・・・1g(約小1/4)
・鷹の爪・・・・・・・・1本
〈パウダースパイス〉
・コリアンダー・・・・・4g(約小2)
・ターメリック・・・・・1g(約小1/4)
・カイエンペッパー・・・1g(約小1/2)
・フェヌグリーク・・・・1g(約小1/3)
辛い場合は鷹の爪を除いたり、カイエンペッパーをパプリカパウダーに置き換える。
〈仕上げのスパイス〉
・パクチーの根と茎・・・1〜3株分(好みで加減する)
・油・・・・・・・・・・大さじ1
〈トッピング〉
・パクチーの葉・・・・・好みの量
・ブラックペッパー・・・10粒(ミルで挽く)
ココナッツエッグマサラの手順
【手順】
1.ゆで卵を4つ作る。古い卵でやればキレイに殻が剥けます。ここでゆで卵を焼いてから入れるのも◎ 香ばしさを加えられます。
2.フライパンに油とマスタードシードを入れて中火で熱する。パチパチと弾けてきたら、フタをして音が止むまで待つ。音が止んで、マスタードシードの色が変わったら鷹の爪を入れて、色が変わるまで熱する。
3.強めの中火にして玉ねぎと脱水用の塩を入れ、色が透き通ってくるまで炒める。にんにく、しょうが、青唐辛子を入れて、香りが立つまで炒める。
4.トマトを入れてつぶしながら炒め、水分が飛ぶまで炒める。ヘラですくっても垂れてこなくなったら、弱火にして〈パウダースパイス〉と塩を入れて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
5.中火にしてココナッツミルクと水を入れ、煮立たせたらゆで卵を入れ、5分ほど煮込む。フライパンで かさが足りなければ片手鍋などに移して、ゆで卵にしっかりカレーが絡むようにする。
6.別のフライパンに油を熱し、パクチーの根と茎を刻んだものを入れる。香りが立ってきたら、油ごとパクチーの根と茎をカレーに入れて完成!好みで〈トッピング〉を乗せて。
今回のピックアップスパイス
マスタードシード
ココナッツミルクとよく合う香りのマスタードシード。辛みというより、焦がしたときの香ばしい香りを利用します。玉ねぎを焦がさないので、焦がした香味をプラスするためにも、ぜひ入れてほしいスパイスです。このブログでは基本的に「イエロー」を使用しています。
おわりに
淡白なゆで卵が、ココナッツミルクのまろやかなコクをまとって、立派なメイン食材に!スパイスの香りもよく感じられます。
塩気は少し控えめにしているので、好みで塩を1g追加してください。
今回はゆで卵をそのまま入れましたが、焼き目をつけておくと、さらに具材の存在感が増して美味しいです。
普段は脇役の卵や主役のカレー、いつものカレーに飽きたらぜひ作ってみてください。
参考レシピ
「dancyu」 2020年8月号 ユザーンさんのレシピ
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