菜の花と豚バラのマスタードポークカレー

スパイスカレー

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はじめに

菜の花のほろ苦さを豚バラの甘みが包む。

こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回は春に食べたい菜の花のカレー、「菜の花と豚バラのマスタードカレー」のレシピです。

菜の花のほろ苦さと豚バラの脂がもたらす甘みを、粒マスタードを加えた酸味のあるカレーがまとめ上げます。

このレシピについて

私がインスタグラムに初めて投稿したレシピとして個人的に思い入れのあるレシピ。
2年経ってカレーの嗜好が変わったこともあって、当時とは違う作り方になりましたが、ここでご紹介したいと思います。

菜の花のほろ苦さを、豚バラ肉の甘みが包み、さらにマスタードを加えて煮込んだカレーの酸味がまとめる、ちょっとオトナの味わいです。

これまで菜の花は塩ゆでしてから加えていましたが、今年は焦げ目がつくまで焼いてみることに。
焦げた香味が加わって、より奥行きのある味になりました。

菜の花と豚バラのマスタードカレーのポイント

菜の花はじっくり焼いて

菜の花は軽く焦がすぐらいまでじっくり焼くことで、苦味に香ばしさが加わって美味しくなります。それによって甘みも引き立つのでおススメの方法。

煮込んでしまうと色が変わってしまうので、くれぐれもカレーに入れるときは最後に。

参考レシピ:「菜の花をこんがりと焼いてみよう。」植松良枝さんのレシピ-dancyu

https://dancyu.jp/recipe/2020_00002867.html
菜の花をこんがりと焼いてみよう。 | 【公式】dancyu (ダンチュウ)
菜の花は旬の時季になると、花を咲かせるために茎が太くなり、爽やかな苦味が味わえるようになります。こんがり焼き目をつけて、生ハム、ポーチドエッグと合わせると、食べごたえのある料理に様変わり。シンプルな調理法ですが、菜の花の魅力を最大限引き出せるレシピです。

豚バラのカレーの悩み

豚バラ肉を使ったカレーは、グレイビーの味が今一つ足りないということが起こります。

皆さん、今一度、豚バラ肉を眺めてみてください。ほとんど脂です。

その性質上、豚バラ肉を食べているときは美味しいのですが、お肉から溶け出す旨みは少ないので、グレイビーは今一つ味が足りないということが起こりがち。

そんなときには、思い切って砂糖を入れてみましょう。
味のバランスが整い、物足りなさを感じにくくなります。

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菜の花と豚バラのマスタードカレーの材料

【材料(2人前)】
〈豚バラの下ごしらえ〉
・豚バラブロック肉・・・150g
・塩・・・・・・・・・・1g
・小麦粉・・・・・・・・小さじ1
・油・・・・・・・・・・大さじ1

・菜の花・・・・・・・・100g

・玉ねぎ・・・・・・・・150g(薄切り)
・油・・・・・・・・・・大さじ1.5
・脱水用の塩・・・・・・1g
・差し水・・・・・・・・100cc

〈GGペースト〉
・にんにく・・・5g(すりおろし)
・しょうが・・・5g(すりおろし)
・水・・・・・・100cc

・ホールトマト缶・・・80g
・塩・・・・・・・・・3g
・砂糖・・・・・・・・小さじ1

〈スタータースパイス〉
・マスタードシード・・・・1g
・クローブ・・・・・・・・5粒
・シナモンスティック・・・5g

〈パウダースパイス〉
・コリアンダー・・・・・4g(約小さじ2)
・クミン・・・・・・・・2.5g(約小さじ1)
・カイエンペッパー・・・1g(約小さじ1/2)
・ターメリック・・・・・1g(約小さじ1/4)

・水・・・・・・・・250cc
・粒マスタード・・・小さじ1

菜の花と豚バラのマスタードカレーの手順

【手順】

1.豚バラブロック肉は一口大に切り、塩をまぶして小麦粉を振るっておく。フライパンに油を熱し、脂の部分から焼き、軽く焼き目がつくまで焼いたら取り出しておく。

2.菜の花は茎の根元近い部分の表面をピーラーで剥き、筋を取っておく。上のほうまで筋っぽい場合があるので、その場合は茎の全体の表面を剥く。
だいたい豚バラと大きさを揃えて切ったら、フライパンに残った豚の脂を使って4分程度中火で焼く。少し焦げても構わないので、押さえつけつつしっかり焼く。その後取り出しておく。

できるだけ太い茎の菜の花を選ぶのがポイント
焦げてもいいので焼き付けましょう

3.フライパンをペーパーで軽くぬぐったら、油大さじ1.5とマスタードシードを入れ、中火で熱する。パチパチ弾けてきたらフタをして音が止むまで待つ。フタを開けてクローブとシナモンスティックを入れ、シュワシュワと泡が出て香りが立つまで熱する。

冷たい油から入れると失敗が少ないです

4.火を強めの中火にし、玉ねぎと脱水用の塩を入れて広げたら、玉ねぎが色づき始めるまで放置する。2~3分して色づき始めたら軽く混ぜ、差し水をする。蒸し焼きの状態にしてヘラで玉ねぎを潰しながら水分を飛ばす。

5.水分が飛んできて玉ねぎがまた色づき始めたら、〈GGペースト〉を入れてまた蒸し焼きにする。ヘラでさらに玉ねぎを潰しながら、全体が馴染んで水分が飛んでくるまで炒める。

玉ねぎ炒めをより詳細に見たい方はこちらの記事も参照してください。

6.にんにく、しょうがの香りが立ち、玉ねぎがトロッとして来たらホールトマト缶を入れて水分を飛ばす。トマトをしっかり潰しながら、油の色がオレンジに染まり、ヘラでフライパンの底を撫でても水分が出てこなくなるまで炒める。

7.火を弱火にして〈パウダースパイス〉と塩、砂糖を入れ、全体がもったりとしてスパイスと油が馴染むまで2分間炒めながらよく混ぜる。

8.豚バラ肉を戻し入れ、よく混ぜたら水を注ぎ、沸騰したら弱火で10分、フタをして煮る。

9.粒マスタードを入れてフタを開けたまま5分煮込み、その後菜の花を戻し入れる。全体を混ぜ、菜の花の色が変わる前に火を止めたら完成。

Arrange!

粉のからしをパウダースパイスとして加えてみるのも◎

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菜の花レシピあれこれ

しっかり焼き付けた菜の花は牛肉に負けない存在感。

くたくたに茹でた菜の花のソースは甘みが際立ち、パスタを彩ります。

おわりに

菜の花と豚バラを一緒にほおばると、菜の花の苦味が豚バラの脂の甘みを引き立て、豚バラのこってりさを菜の花が切ってくれます。
マスタードの酸味が合わさって、まさに三「味」一体に。

菜の花が出回る今しか食べられないカレー、ぜひお試しください。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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