干しキノコ×クローブの深い余韻。“自家製干しキノコのキーマカレー”

スパイスカレー

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はじめに

香り高く、旨み深い干しキノコ。

こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、自家製の半日干したぶなしめじでつくるキーマカレーのご紹介です。

干したぶなしめじは、シャキッと食感が締まりつつ味が濃くなり、お肉に勝るとも劣らない存在感で、旨みが染み出してきます。

風味が増した干しキノコに負けないように加えたクローブが余韻を残し、心地よい食後感を愉しむことができました。

このレシピについて

前々から興味のあった干しキノコ。ぶなしめじのダブルパックがお買い得だったのでこれを機に作ってみることに。

そして、その干しキノコを使ってつくるのはキーマカレー。

お肉の旨みと干しキノコの旨みが、それぞれ主張しつつも溶け合って、強力にライスが進むキーマカレーになりました。

干しキノコとクローブで深みのある香りが広がり、さながら干しキノコの香りもスパイスかのよう。
クローブの余韻が心地よく、これはクローブ必須級。

そのままぶなしめじをキーマに入れるよりも、干してから入れることで、存在感は残しつつも馴染みが良くなり、期待はピッタリハマりました。

干しキノコのダシが出てくるのか、出来立てより、少し落ち着いたほうが美味しくなります。
キノコを干す時間も必要ですから、ぜひゆっくりできる日にちを選んで作っていただければと思います。

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晴れた日はキノコを干してみる

気持ちよい晴れの日が現れ出した4月上旬。
「今日だ!」と思い立ってぶなしめじを干すことに。

この日は朝11時に干し始め、夕方5時ぐらいまで干しました。

時々上下を返しに見に行くのですが、だんだん水分が抜けてカラっとしていくキノコを見ると、「どんどん美味そうになってるな……」と何だか愛おしく思えてきます。

今回は半日程度の干し時間でしたが、小さめのぶなしめじは、かなりカラッとしていたので引き上げることにしました。

花粉や黄砂などの飛散物には注意して干すようにしましょう。

時間がないor天気が悪い場合は電子レンジで干すのもありだと思います。

自家製干しキノコのキーマカレーの材料

【材料(2人前)】
・ぶなしめじ・・・1パック(約100g)
 →乾燥後約60g
・豚ひき肉・・・150g

・油・・・・・・・・大さじ1
・クミンシード・・・1g
・玉ねぎ・・・・・・150g(薄切り)

〈GGペースト〉
・にんにく・・・5g(すりおろし)
・しょうが・・・5g(すりおろし)
・水・・・・・・100cc

・ホールトマト缶・・・80g
・塩・・・・・・・・・計4.5g

〈パウダースパイス〉
・コリアンダー・・・・・4g(約小さじ2)
・クミン・・・・・・・・2.5g(約小さじ1)
・カイエンペッパー・・・1g(約小さじ1/2)
・フェヌグリーク・・・・1g(約小さじ1/3)
・ターメリック・・・・・1g(約小さじ1/4)
・クローブ・・・・・・・0.5g(約小さじ1/3)
 パウダーがなければホールを3粒ほど、
 最初のクミンシードとともに入れる。もしくはホールを挽く。

・醤油・・・小さじ1
・水・・・・150cc

・ガラムマサラ・・・2g(約小さじ1)
当ブログではS&Bロイヤルマサラ使用

自家製干しキノコのキーマカレーの手順

1.ぶなしめじを干す。
石突を取って小房にほぐしたら、ザルや網に広げ、晴れた日に天日で5~6時間干す。
時々様子を見て上下を返す。

3日ほど干してカラッカラに仕上げるのもよいですが、5~6時間程度干すだけでも十分美味しくなった+食感がちょうどよいので、レシピではこの時間としています。

2.フライパンに油を中火で熱し、クミンシードを入れてシュワシュワ泡が立ってきたら30秒ほど熱し、玉ねぎと塩1gを入れて広げる。

玉ねぎが色づいてきたら差し水50cc~(分量外)を入れて焦げを溶かすように炒め煮しつつ、木べらなどで玉ねぎを軽く潰す。

水気が飛んで、また玉ねぎが色づき始めたら、〈GGペースト〉の材料を全て入れてまた炒め煮する。
玉ねぎをさらに潰しつつ、水分が飛んで、にんにくとしょうがの香りが立ってくるまで加熱する。

3.ホールトマト缶を入れて潰しながら水分を飛ばす。焦げそうなら適宜差し水(分量外)をする。

ヘラでフライパンの底をなぞっても水気が出てこなくなったら、火を弱めて〈パウダースパイス〉を入れる。
粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ、スパイスの香りが立ってきたら、中火にし、豚ひき肉を入れて炒める。

豚ひき肉の色が変わり、余分な水分が飛んだら、1.の干したぶなしめじを入れて馴染むまで炒める。

↓玉ねぎとトマトの脱水に関して、このレシピではかなりかいつまんでいるので、下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。

4.水と醤油を入れ、沸いてきたら10分、弱火でフタせず煮る。

10分後、味見をして足りなければ塩を補う。
ガラムマサラを入れて1~2分加熱したら完成。

ガラムマサラを入れるときは皿か手に出して入れましょう
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色んなキーマカレー特集

↓ひよこ豆の甘みとコクでバッチリ味が決まり、失敗知らずのキーマカレー。

↓枝豆とぶなしめじの香りが広がるキーマカレー。このレシピを干しキノコで作ればさらにグレードアップするかも?

↓たっぷりの香味野菜を炒めて作る本格派キーマカレー。気合いを入れて作りたいときにぜひ。

おわりに

半日程度干すだけでも、十分旨みと香りが凝縮され、キノコがグンと美味しくなりますから、晴れた日にはぜひキノコを干してみてください。

また、干しキノコとクローブの相性は抜群で、私がこれまであまり上手く使えていなかったクローブが、ようやくバチッとハマって嬉しい気持ちです。

干しキノコとクローブが織りなす深い余韻をぜひお楽しみください。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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