〈トロトロ、シャクシャク食感〉セロリシード効かせた“オトナのれんこん入りカポナータ”

スパイスおかず

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こんにちは。ハセガワタクミです。
今回はセロリシードの香り高くもちょっとビターな風味を加えた、オトナの味わいのカポナータ(シチリア風)をご紹介します。
セブンイレブンのカップデリで食べたれんこん入りのカポナータに感銘を受けたので、今回はれんこんを入れたレシピです。

れんこんのシャク&ホク食感がトロトロのナスとのコントラストを生み、口に運ぶ度に楽しいカポナータとなっています。
パンと食べたり、オムレツに載せたり、たっぷり作っていろんな食べ方を試してください。

このレシピについて

カポナータは大きく分けてシチリア風とナポリ風の2種ありますが、今回は揚げナスの甘酢煮たるシチリア風。

甘酸っぱいソースをまとった揚げナスが決め手。
色とりどり、食感とりどりの野菜にとろりと絡めばもう堪りません。

れんこんはセブンイレブンのカップデリ「カポナータ&イタリア風オムレツ」で出会った味わいに感動したので今回加えてみました。
ナスやズッキーニとの食感の違いが面白いですし、何より食べ応えが出ますから、おススメの具材です。

野菜だけでも十分美味しいですが、より贅沢な味わいにするならブロックベーコンをどうぞ。

ブロックベーコン入りver.

先にも述べましたが、甘酸っぱさが身の上の料理ですから、くっきりメリハリを付けたほうが旨くなります。
砂糖と酢はしっかり入れてください。私は試作段階でそれらを控えめにしすぎて中途半端な味わいになってしまいました。思い切って入れましょう。

そしてカポナータといえば、セロリが入ることが多いのですが、今回はれんこんと食感が競合すると思い抜きました。
その代わりに加えたのがセロリシード。
少しビターで余韻深い香りが魅力で、噛み締めるとオトナな香りが弾けます。
作りたてはセロリシードのビター感が立っていますが、寝かせるとナスがとろけ、甘酸っぱさが全体に行き渡り、よい塩梅となりますよ。

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れんこん入りカポナータの材料

【材料(3~4人前)】
・ナス・・・・・・・・200g
・オリーブオイル・・・大さじ2

・にんにく・・・・・・5g
・セロリシード・・・・0.5〜1g
 (セロリシードの量が多いと、よりオトナの味になります)

・ズッキーニ・・・・・100g
・玉ねぎ・・・・・・・100g
・れんこん・・・・・・100g
・ホールトマト缶・・・200g
・塩・・・・・・5g

・白ワイン・・・50cc
・砂糖・・・・・大さじ2~
・酢・・・・・・大さじ2~

〈好みで入れる〉
・ブロックベーコン・・・100g

れんこん入りカポナータの手順

1.(下準備)
ナスは乱切り、もしくは少し大きめのサイコロ状に切って軽く水にさらす。
ズッキーニはナスとだいたい同じ大きさに切る。玉ねぎはくし切りにしたあと半分に切る。れんこんは0.5mm厚ぐらいのイチョウ切りにして水にさらす。

にんにくは包丁の腹で潰す。ブロックベーコンを入れるときは適当な大きさの拍子木切りにする。
ホールトマト缶のトマトは潰しておく。

2.ナスの水気をよく拭いたらフライパンにオリーブオイルを中火~強めの中火で熱し、皮目から入れて揚げ焼きにする。
皮の色が鮮やかになったらひっくり返して軽く焼き目をつける。

フライパンに油を残すようにしつつナスを取り出す。

3.フライパンに油が残っていなければ補う。
潰したにんにくを入れて弱めの中火~中火で焦がさないように熱する。
良い香りが立ってきたらセロリシードを入れて香りを立たせる。
ブロックベーコンを入れるときはここで炒めてください。

4.中火にし、ズッキーニ、れんこん、玉ねぎ、塩の半分を入れて炒める。
野菜に透明感が出てきたら、ナスを戻し入れ、ホールトマト缶と残りの塩を入れて炒める。
ヘラでフライパンの底を撫でても水気が出てこなくなったらOK。

抵抗なければれんこんは皮ごといきましょう

白ワイン、砂糖、酢を入れて煮立たせ、弱火にし、少し隙間を開けてフタをしたら15分煮込む。

5.味見をして塩が足りなければ補い完成。

食べるときは冷たくても温めても大丈夫。
いずれにせよ、作り立てはセロリシードのビター感にカドが立っているので寝かせてから食べるのがおススメです。

パンと食べたり、オムレツに載せたり、茹で上げたパスタに絡めて食べたり……色々お試しください。

トマトで煮込むスパイス料理特集

↓玉ねぎをじっくり炒めて旨みを凝縮したチリコンカンはライスにもピッタリな味わい。セロリシードも効かせています。

↓ナスとベーコンをサッと炒めてサッと煮るだけのクイックカレー。サラリとスプーンが進みます。

↓牛肉とトマトの旨みが染み出したカレーはなんだかホッとする味わい。材料を鍋に入れて煮るだけの「ハンズオフカレー」です。

おわりに

トマト煮込みといえばオレガノを加えるのが好きだったのですが、最近はすっかりセロリシードにもハマりました。
あの苦みが具材の旨みや甘みを際立たせてくれます。

ちょっとレアなスパイスですが、成城石井などの高級スーパー、あるいはネット通販で簡単に手に入りますのでぜひお試しください。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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