天気がぐずついて布団を秋冬のものになかなか更新できず、夏用の布団にすっかりくるまって寝ていたが、それでも耐えられないほどの寒さで目が覚めてしまうようになった今日この頃。ようやく晴れたので布団を替えたら、今度は眠りすぎてしまうようになった。これからますます朝の布団の魔力が強まっていく。なんとか振り払って起きねばとおもうのだが、やっぱり夜遅くまで起きているようになったからか、なかなかうまくいかない。
夏は暑すぎて5時とか6時に目が覚めるから、夜は0時を回るまでにすっかり眠くなってしまい、早い時では22時に寝てしまうというようなこともあったが、秋冬はなんといっても夜が長い。0時はおろか1時になってようやく眠り、8時を回ってから起きるような生活になってしまった。
僕は一時期昼夜逆転の生活を送っていたのだが、そのときの影響が今でも残っているのか、なぜか日中よりも夜の方がなんだか冴えてしまうときがある。夏はそれがなりを潜めるのだが、夜が長くなると、どうしてもその傾向が表に出てきてしまうのだ。
秋の夜長にはやはり読書であり、もともと読書は昼よりも夜にしたいタイプの僕にとっては、うってつけの季節がやってきたといえる。そして、そんな読書のための空間をようやく整えることができた。本を読むことしかできないような、まるで「井戸」のような空間である。


計画自体は春のうちから始めていたのだが、夏の間は暑すぎてまったく作業どころではなく、気温が落ち着いた9月中旬になってようやく重い腰を上げることができた。物置と化していた一室を使って、本棚を置き、椅子を置いて照明を整える。家具はほとんどIKEAで買い求め、昔から家にあったタンスなどをバラしてDIYするなどして、なるべく安くなるように仕上げた。
この部屋にある電子機器といえばBluetoothのスピーカーぐらいで、スマホは基本的に持ち込み禁止のマイルールを設けた。隣にある僕の部屋からスマホを繋いで音楽を鳴らすことはあるが、スマホ自体は持ち込まない。横に置いていたり、ポケットの中にあるだけでも集中力を削ぐのがスマホという存在だ。この読書空間においてはそんなスマホと切り離された時間を過ごすことになる。
また、座ることはできても横になることはできない空間なので、ついつい秋冬の間、布団が近くにあれば寝てしまう自分を読書に向かわせるための空間にもなっている。なにせ僕には読まねばならない本が渋滞しているのだ。また暖かくなるまでに、たっぷりと読み進めておきたいと思う。
だが、そんな僕の読書欲に待ったをかけるものが現れた。いや、待ったをかけるというよりは時間の取り合いになるもの、といったほうが適切かもしれない。それがこの秋(2026年9月)発売されたNintendo Swich 2向けの新作ゲーム『ファイアーエムブレム万紫千紅』である。

『ファイアーエムブレム』シリーズは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおいて多数のキャラクターが登場していることから、名前だけは知っているという方もおられようが、このシリーズは基本的にアクションゲームの類ではない(例外的に『無双』シリーズとコラボしたものがある)。
『ファイアーエムブレム』シリーズは、さながら将棋やチェスの駒がそれぞれ個性豊かなキャラクターに置き換わったものといえる「シュミレーションRPG」と呼ばれるもので、自分と相手(CPU)のターンごとに、駒(キャラクター)をどのように動かすか、一手一手をじっくり考えながら最適な行動を取り、自軍を勝利に導くというゲームである。
そのゲームの性質上、どうしても長考する場面が増えるので、ついついプレイ時間が長くなる。なんといっても、キャラクターのHPが0になってしまえば、そのキャラクターは死亡してしまう(クラシックモードを選んだ場合)のだから、慎重にならざるを得ないのだ。
また、キャラクターは敵を倒すと成長していくし、兵種(RPGでいうジョブや職業といえるもの)を変えることで性能をがらっと変えることができるから、将棋やチェスのように、駒ごとに固定された動きに縛られることもない。いろんな戦術を考えては試し……とやっていれば、時間はみるみる「溶けていく」。

そんな調子だから、秋の夜長にはうってつけのゲームであるのだが、どうしても読書と時間の取り合いになってしまう。でも、どちらが旬かといえばやっぱり『ファイアーエムブレム万紫千紅』だろう。発売されたばかりで熱量も高く、またあまりにも大ボリュームのゲーム内容からまだ戦術が開拓されきっていないというのもあり、自分で考える楽しみと、失敗を恐れて慎重に動きたくなる気持ちがない交ぜになったゲーム体験は今しか味わえないものであると考えている。
新作ゲームや映画などは、「世間の評価が定まってから買う/観る」といった人が増えている(らしい)けど、やっぱり発売直後に買って自分で切り拓いていった上で、「自分の評価」をするのが一番おもしろい。周りを見ないとできないゲームほどつまらないものはないと僕は考えている。
とりあえずこの秋冬の夜長はゲームと読書に捧げるとしよう。『ファイアーエムブレム万紫千紅』はおそらくまだ最高難易度が解放されていないので、一度クリアしてもまだ遊べる余地がある。となれば、1年以上遊ぶことになるだろう。僕が買っているゲームはだいたいそんな感じである。そう考えればゲームもだいぶ値上がりしたが、まだまだ安く長く楽しめる娯楽の一つである。
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今回の一汁一菜


2026/07/13分(上)
ミニトマト・ナス・ぶなしめじ・油揚げの味噌汁
きゅうりと茹で鶏のサラダ
ピーマン・玉ねぎ・ベーコンの炒め物
2026/07/14分(下)
レタスと油揚げの味噌汁
ひね鶏のポン酢和え+きゅうりもみ
オクラとめかぶ










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