スパイスと塩で瑞々しさ引き立つ“コリアンダーシードで味わう桃のカプレーゼ”

スパイスおかず

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こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、桃を使った前菜、「桃のカプレーゼ」を煎ったコリアンダーシードで味わうレシピのご紹介です。

コリアンダーシードを乾煎りすると、ナッツのような香りを放つようになります。
その香ばしさが桃の瑞々しさを引き立ててもっと美味しく。ついで(?)にモッツァレラのさっぱりした味わいにも奥行きが出ます。

コリアンダーシードの柑橘系の後味があとを引き、食欲を刺激。のちの料理への期待が膨らむ、さっぱりとしつつも風味豊かな前菜となりました。

このレシピについて

料理研究家の内田真美さんが2007年に発表されたという「桃のカプレーゼ」。

桃に塩かけてさらにオリーブオイル!?なんて、これを作る前は考えていましたが、スイカに塩をかけて食べると思えばなんてことはありませんでした。

むしろ、塩が桃の甘みをより引き出してくれるから、桃は缶詰派だった私も、すっかり生の桃の虜に。
もっちりとしたモッツァレラと合わせれば、ジューシーな桃と互いを引き立てて堪りません。

そんな瑞々しい桃を、煎ったコリアンダーシードのカリっとした食感、ナッツのような香ばしさ、そして柑橘感ある香りが引き立てます。
モッツァレラチーズとコリアンダーシードの相性もよく、さっぱりとした味の中に風味の奥行きが出て、食欲がどんどん湧いてきます。
オリーブオイルのコクもあって舌は大満足。

レモン汁も大事なファクター。桃の甘みを引き立てるだけでなく、柑橘系の香りを持つコリアンダーシードと、桃やチーズとの間を取り持ってくれます。

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コリアンダーシードで味わう桃のカプレーゼの材料

【材料(1~2人前)】
・桃・・・1個
 今回は皮むき前220gぐらいのもの
・塩・・・1g~

・モッツァレラチーズ・・・〜100g

・レモン汁・・・・・・・・小さじ1/2〜小さじ1(好みに応じて)
・EXVオリーブオイル ・・・大さじ1
・コリアンダーシード・・・0.5g(約小さじ1/3)
・ブラックペッパー・・・・お好きなだけ

※EXV=エクストラバージン

コリアンダーシードで味わう桃のカプレーゼの手順

1.コリアンダーシードは小さめのフライパンに入れ、弱めの中火で焦がさないように1~2分乾煎りする。

あまり多いと桃の風味を損なうので、ほどほどに

粗熱が取れたらビンの裏などで軽く潰しておく。
粉末にする必要はなく、コリアンダーシードが2つに割れる程度で。

2.桃は大きさに応じて食べやすい大きさのくし切りにしたら、皿に盛って塩を振る。
塩は控えめに振り、食べてみて足りなければ足すぐらいにしましょう。

桃の切り方は下記の記事を参考にさせていただきました。

⇒桃の切り方の参考

桃の美しいむき方と食べごろ<日本橋 千疋屋総本店>のプロが教えます。キウイ、マンゴー、メロンのカット方法も解説! | 三越伊勢丹の食メディア | FOODIE(フーディー)
青果のプロ<日本橋 千疋屋総本店>が、桃、マンゴー、メロン、キウイの食べごろの見極め方、むき方、切り方のコツを徹底解説します。つぶれやすい桃の皮は、実をカットした後にまな板と果肉の間に包丁を入れてむくのが正解。見た目も美しく仕上がるプロならではのフルーツの扱い方は、一度覚えれば一生ものです。

3.モッツァレラチーズは大きい塊の場合、手でちぎって盛る。
今回は使いやすいひとくちサイズをコロコロと並べました。

レモン汁、EXVオリーブオイルを回しかけたら、1.のコリアンダーシードを散らし、ブラックペッパーをミルから振りかけて完成。

桃をオイルとよく絡め、モッツァレラと一緒に召し上がってください。

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前菜にピッタリなスパイス料理特集

↓ズッキーニは塩もみすれば生でもいけます。煎ったクミンシードが食欲を刺激する、ズッキーニのカプレーゼもおススメ。

↓スリランカの和え物をヒントに、煎った桜エビ、ココナッツファインをにんじんに和えたサラダ。青唐辛子の辛みが効いて食欲火が付きます。

↓ディル風味のピクルス液につけたミニトマトは、さながらブドウのようなジューシーさ。前菜につまむもよし、カレーの副菜に添えるもよし。

おわりに

幼い頃、ジャーマンポテトにリンゴが入ったものを食べて以来、フルーツを料理に使うのに懐疑的でしたが、この「桃のカプレーゼ」はすっかりそれを覆してくれました。

2人前のつもりで作ったのですが、あっという間にペロッと1人で食べてしまうぐらい。撮影の後、予定があったからお酒は飲みませんでしたが、スパークリングワインがあれば最高だったな……と思います。

もっとフルーツを使ったレシピも取り組んでみたいと思うきっかけになる一品でした。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

↓そのままだと、パクチー感が強かったり、口に残る感じがありますが、煎ったり焦がすことで真価を発揮します。

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