噛んであふれる旨みと香り“ザクザクスパイスのポークステーキ”

スパイスおかず

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はじめに

ザクザクスパイスの刺激が肉の旨み引き立てる。

こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、たっぷりのホールスパイスを豚肩ロース肉につけて焼いた、「ザクザクスパイスのポークステーキ」をご紹介します。

ガリっと存在感あふれるホールスパイスたちの刺激が、豚肩ロースの濃い旨みを引き立てます。
塩だけで味付けしたとは思えない、豊かな風味で食が進む一品。
ガッツリ食べたいときにどうぞ!

このレシピについて

8月もあと半分というところで、急に秋っぽい空気になったと思えばまた暑くなり、久しぶりに体調を崩してしまいました。

そろそろ体調が戻りつつあるなというタイミングで、元気を出すために作ったのがこのポークステーキ。
ガリガリッと粗く潰したホールスパイスたちは、噛むほどにバラエティ豊かな香りを楽しませてくれます。

豚肩ロースは牛肉にも負けない強い味わいでスパイスに負けず、強烈に主張してきます。
ロース肉も美味しいですが、ここはぜひ「肩ロース」をお求めください。

ステーキといえばハレの日のイメージがなんとなくありますが、日常の、ちょっと気分を上げたいときに焼くと幸せになれるかもしれません。

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ザクザクスパイスのポークステーキのポイント

ザクザク5種のホールスパイス

今回使ったのは5種類のホールスパイス。

肉の旨みを引き立てる、安定安心のクミンに、ステーキなら欠かせないブラックペッパー。粗く潰したホールを噛むから、ギリッと辛味が舌を刺激します。
それを癒すかのように爽やかなコリアンダーフェンネルシード
そして最後にプチっと香ばしいマスタードシードをまぶしました。

噛むごとに違う香りを楽しめます。

正直コリアンダーシードがあまり得意でない私も、こうして食べると旨いと思いました。
他にはタイムやローズマリーなどのハーブ類を混ぜるのもよさそうです。

肉の味付けは塩だけ。ホールスパイスの豊かな風味があるので、ステーキソースはいらないかなと個人的には思います。

残った油も有効活用

ステーキを焼いた後のフライパンには油(脂)とスパイスが結構残ります。
もったいないのでナスししとう焼いてみたところ、これが抜群に美味しいです。

特にナスは肉の旨味を吸ってジュワとろ。落ちたスパイスもくっついて無駄なく楽しめます。
実はこっちがメインかもしれない

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ザクザクスパイスのポークステーキの材料

【材料(2人前)】
・豚肩ロース肉・・・2枚(約250g)
 今回使ったのはスーパーで売っていたテキカツ用です。
 厚みは1cmあるかないかぐらい。
 もっと厚み&重さのあるお肉の場合は塩を増やしてください(1%強ぐらいを目安に)。

・塩・・・・・・・・3g
・小麦粉・・・小さじ2〜

〈ホールスパイス〉
・クミンシード・・・・・・4g(小さじこんもり1杯)
・コリアンダーシード・・・2.5g(小さじこんもり1杯)
・ブラックペッパー・・・・3g(約小さじ1杯)
・マスタードシード・・・・3g~
 色味を考慮するとイエローがよいと思います
・フェンネルシード・・・・1g(好みで)

・油・・・・・・大さじ2
・鷹の爪・・・・1本
・にんにく・・・2片

〈野菜の付け合わせ〉
・米ナス・・・・・・・・・・1個(200gぐらい)
・ししとうor甘長唐辛子・・・5~6本

・醤油・・・・小さじ2~
・みりん・・・醤油と同量

ザクザクスパイスのポークステーキの手順

1.肉はできるだけ常温に戻しておく。
赤身と脂身の間を筋切りし、全体にフォークを刺して、塩、小麦粉を両面にまぶす。

2.スパイスはすり鉢や乳鉢に入れ、麺棒などで軽く潰したら、スパイスを下にして肉の片面押し付けるようにまぶす。

2枚で割とギリギリの量だったので、足りなければ補って。

3.油とにんにくをフライパンに入れて、弱めの中火でじっくり熱する。
にんにくのよい香りが立ってきたら、鷹の爪を入れて鮮やかになるまで熱する。

4.スパイスの面を下にして肉を置き、弱めの中火で焼く。
スパイスの香りが立ち、横から見て6〜7割ぐらい火が通っていればひっくり返して裏を2~3分サッと焼く。

豚肉と鷹の爪、にんにくを取り出し、豚肉は大きめに切ったアルミホイルに包み、5~10分ほど休ませる。

スパイスが落ちても気にしない

5.肉を休ませている間に、余った油で野菜を焼きましょう。
米ナスは2~3cmの厚みの輪切りにし、格子状に切れ目を入れておく。
ししとうor甘長唐辛子は穴を開けておく。

フライパンに残った油を熱し、中火ぐらいで米ナスとししとうを焼く。
米ナスは片面に火が通ったらひっくり返して焼く。

米ナスが油を吸ってしっかり焼けたら醤油とみりんで味付けする(ここはお好みで)。

あんなにあった油もナスが吸います

6.ポークステーキと焼いた野菜を皿に盛り合わせて完成。
今回は下にターメリックライスを敷いてみました。

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おまけ:ターメリックライスの炊き方

潰したにんにく(分量外)も入れています
油を混ぜないと土臭いです
ターメリックライス(2合)

・米・・・2合
・水・・・360~400cc(お使いの米による)
・ターメリック・・・・0.5g(約小さじ1/4)
・オリーブオイル・・・大さじ1

米は洗って夏は30分、冬は1時間浸水する。
鍋に米、水、ターメリックを入れて混ぜ、中火でゆっくり煮立たせる。
ふつふつと沸いてきたら、底からグルっとかきまぜ、フタをして弱火にし、10分炊く。
その後火を止め、10分蒸らしたら、オリーブオイルを混ぜて完成。

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スパイスのパンチ効かせた料理特集

↓カラッと揚げたスぺアリブに、オイスターソースベースのトロトロタレ、そして贅沢に使ったスパイスの鮮烈な香りで「ぶっ飛ぶ」旨さ。

↓カレー粉とにんにくでマリネしたチキンが主役のチキンライス。
チキンが味出し役としてではなく、グイグイ引っ張ってくれる、パンチのある味わいです。

↓豆板醬と花椒効かせたゴーヤチャンプルーはパンチ抜群。
じっくり具材を焼いて香ばしさを出すのもポイント。

おわりに

ザクザクのホールスパイスと、濃い旨みの豚肩ロース肉の激しいぶつかり合いの末、すっかり私の体調は回復。
シンプルな味付けながら、パンチ抜群で元気が湧いてくる一品です。

ホールスパイスが余って困っている方にもお試しいただきたいと思います(私はコリアンダーシードがかなり余っています)

ここまでご覧いただきありがとうございます。

参考:「おかずのクッキング」2021年8/9月号 テレビ朝日 – 土井善晴さんのレシピ

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