こんなあなたに作ってほしい!
- 家庭で本格的なキーマカレーを作りたいあなた
- 立体的な味わいのカレーを作りたいあなた
- 少し難しくてもチャレンジしたいあなた
はじめに
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回紹介するキーマカレーは、知人にも振る舞って、たいへん好評をいただいたキーマカレーです。
3ヶ月以上試行錯誤を繰り返し、ついに完成したレシピを公開します。
口に入れるとまず、野菜の甘みが広がりますが、
その後、甘さを裏切るかのように奥から辛みとスパイスの香りがやってきて、あとを引く、立体的な味わいになります。
いつかお店で食べた理想のキーマカレーを目指して作りました。
なお、今回のレシピはいわゆる「お手軽レシピ」ではありませんのでご注意ください。
その分、満足度の高いキーマカレーができると思います。ぜひチャレンジしてみてください。
香味野菜キーマカレーの材料
【材料(2〜3人前)】 〈香味野菜ペースト〉 ・にんじん・・・・・・100g(すりおろし) ・セロリ・・・・・・・50g(みじん切り) ・リンゴ・・・・・・・50g(すりおろし) ・油・・・・・・・・・大さじ1 ・豚ひき肉・・・・・・100g ・油・・・・・・・・・大さじ1 ・玉ねぎ・・・・・・・150g(みじん切り) ・玉ねぎ脱水用塩・・・1g ・ホールトマト缶・・・80g(潰す) ・ベーコン・・・・・・50g(刻む) ・にんにく・・・・・・5g(みじん切り) ・しょうが・・・・・・5g(みじん切り) ・水・・・・・・・・・150g ・塩・・・・・・・・・3g 【スパイス】 〈ホールスパイス〉 ・カルダモン・・・・・2粒(サヤを割って中を出す) ・ローリエ・・・・・・1枚 ・クローブ・・・・・・5粒 ・鷹の爪・・・・・・・好みで1~3本ほど ・クミンシード・・・・ひとつまみ 〈パウダースパイス〉 ・コリアンダー・・・・・小さじ2 ・クミン・・・・・・・・小さじ2 ・カイエンペッパー・・・小さじ1/2 ・ターメリック・・・・・小さじ1/4 ・ナツメグ(メース)・・・小さじ1/4 〈仕上げのスパイス〉 ・ブラックペッパー・・・10粒(ミルで挽く)
香味野菜キーマカレーの手順
【手順】
1.〈香味野菜ペースト〉を作る。
フライパンに油を熱し、中火でセロリを炒める。透き通ってきたら、にんじんとリンゴを入れる。全体をよく混ぜたら、焦げる香りがするまで触らず放置する。
このとき、茶色の焦げで止めること。(黒くなる前にひっくり返してください)
差し水(50cc・分量外)をして、焦げを溶かしてはまた放置して焦げたら差し水……を繰り返し、重さが60%(120g程度)になるまで炒める。フライパンから取り出しておく。
2.フライパンに油とクミンシード以外のホールスパイスを入れ、弱火で熱する。
ローリエの色が変わり、クローブの香りが立ってきたら中火にし、クミンシードを入れて30秒ほど熱する。
3.強火にして玉ねぎと脱水用の塩を入れ、3分ほど放置する。玉ねぎの端が焦げてきたら差し水(50cc・分量外)を入れ、茶色を全体に広げ溶かす。
2分ほど経ったらもう一度差し水をして、玉ねぎを飴色にする。
4.にんにく、しょうがを入れて1分ほど炒め、香りを立たせたら、刻んだベーコンを入れ、中火にして5分ほど炒める。
5.トマトを入れ、つぶしながら水分を飛ばす。2分以上炒め、トマトの水分が飛んだら香味野菜ペーストを入れて馴染ませる。
6.5分ほどペーストを炒めたら、ひき肉を入れて炒める。ひき肉の色が変わり、よく混ざったら、弱火にしてパウダースパイスと塩を入れ、粉っぽさがなくなり、もったりとするまで炒める。
7.水を入れて弱火で10分煮込む(フタはしない)。
8.水分が多かったら火を強めて飛ばす。仕上げにブラックペッパーを振って完成!
レシピの発展例
今回作った香味野菜ペーストを発展させて、ビーフカレーも作ることができます。
ぜひ合わせてご覧ください。
おわりに
サッと作れるキーマカレーも魅力的ですが、しっかり野菜を炒め、手の混んだキーマカレーは立体的な味わいになります。
香味野菜ペーストは何回分かをお休みのときに一気に作って冷凍しておくと、深みのあるカレーになります。キーマカレーだけじゃなく、チキンカレーにもよく合うので、ぜひ作ってみてくださいね。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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