はじめに
きのこの旨みで麺が旨い。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、色んなきのこを加えた醤油焼きそばに、クミンとマスタードシードでアクセントを加えた、「きのこのクミン醤油焼きそば」をご紹介します。
今回はきのこを3種(ぶなしめじ・エリンギ・舞茸)使い、旨みと食感を焼きそばに加えます。
シンプルな醤油味の焼きそばだから、きのこの旨みがよく分かります。
お好みでバターを仕上げにどうぞ。
このレシピについて
秋になってきのこが安くなると、ついついまとめ買いしてしまいます。
今回はそこで買ったきのこたちを使い、秋らしく香り高い焼きそばを作ってみることにしました。
きのこは3種加えるので、食感の違いを明確にしたいと思い、ぶなしめじ、舞茸は手で割き、エリンギは輪切りに。
そんなきのこたちの旨みを吸った麺がしみじみと美味しい焼きそばになりました。
バターは入れてもいいけど、なくても美味しい(と私は思いました)。
味見して欲しくなったら入れてください。
アツアツの湯気が香り立つうちに召し上がれ。
きのこのクミン醬油焼きそばのポイント
クミンがまとめ、マスタードシードがアクセント
麺をすすり上げると広がるのは、醤油とクミンの香り。その後、きのこたちの季節を感じさせる香りが抜けていきます。
きのこの風味は様々ですが、クミンがどっしり土台となって、統一した雰囲気にまとめてくれている印象です。
そこに、時折弾けるマスタードシードの香ばしさがアクセント。
きのこは入れすぎ注意!
私はきのこを入れすぎて(だいたい400g)、超満腹になってしまったので、皆さんは程々に。
余ったきのこはチャック付きの袋に入れるなどして、冷凍しておくのがよいでしょう。
むしろ冷凍すると、きのこは美味しくなります。
きのこのクミン醬油焼きそばの材料
【材料(2人前)】 ・お好みのきのこ2〜3種・・・200〜300gを目安に 今回はぶなしめじ・エリンギ・舞茸 ・豚肉(薄切り)・・・100g バラ肉や小間切れなど ・中華麺・・・2玉 ・油・・・・・大さじ2〜 ・マスタードシード・・・1g(あれば) ・にんにく・・・・・・・5g ・クミンパウダー・・・・2.5g(約小さじ1) ・塩・・・・1.5〜2g(きのこの量に合わせて) ・醤油・・・大さじ2 ・酒・・・・大さじ2 〈仕上げ〉 ・ブラックペッパー・・・お好きなだけ
きのこのクミン醬油焼きそばの手順
フライパンは2つあると同時に進められて便利です。
1つしかない場合は、フライパンAの工程を行ったあと、一度麺を取り出して次の工程に移ってください。
フライパンA
油大さじ1を中火で熱し、麺を入れて焼く。
焼き目がついたらひっくり返して、裏にも焼き目をつける。
酒大さじ1を入れてほぐしたら、醤油大さじ1で味をつけておく。
フライパンB
豚肉は食べやすい大きさに切り、きのこは石突を落とし(石突があるものだけ)、手で割くか、包丁などで切る。
油とマスタードシードを入れて中火で熱する。
パチパチと弾け始めたらフタをして音が止むまで待ち、にんにくを入れてよい香りが立つまで熱する。
豚肉と塩1gを入れて炒め、軽く焼き目をつけたら、きのこ、残りの塩、酒を入れてフタをし、蒸し焼きにする。
きのこがしんなりしたらフタを開けて火を強めて水分を飛ばしつつ炒める。
クミンパウダーを入れて粉っぽさがなくなるまで炒めたら、醤油大さじ1を入れて味付けする。
仕上げ
フライパンAを再び火にかけ、温まったら、フライパンBの中身を全て入れて炒め合わせる。
味見をして、足りなければ塩か醤油を補う。
お好みでバター(分量外)を入れてください。
10~20gぐらいが目安です。
皿に盛ってブラックペッパーをお好きなだけかけてください。ほかには七味唐辛子をかけたり、辛子を添えても。
きのことスパイス
枝豆の香りと、きのこ(写真ではぶなしめじ)の香りが嚙みしめる度に広がるキーマカレーです。
ゆっくりと香りを楽しみたいのに、隠し味の豆板醬が食欲そそり、スプーンが止まりません。
花椒と唐辛子を効かせ、きのこの甘みを引き出した炒め物です。
そこにクミンとビッグカルダモンが奥深い香りを加え、ちょっとオトナな雰囲気あふれる一品。
おわりに
焼きそばはついついソースか塩の2択みたいになってしまうのですが、きのこの風味を生かした醤油味もなかなか美味しいものに仕上がりました。
ジャンキー感というより、しみじみ美味しい焼きそば。ぜひ秋・冬シーズンに作ってみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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