はじめに
ホクホクじゃがいもの甘みがご飯に染み渡る。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回はじゃがいもを使った炊き込みご飯、「じゃがバタークミンライス」をご紹介します。
じゃがいもの甘みにバターと醤油のコク、そしてクミンの香りが奥深さを演出します。
ちょうどよい塩気で、そのまま食べても、おかずと一緒に食べても美味しいご飯になりました。
このレシピについて
夏はキッチンが暑く、たくさん料理を作るのがしんどいので、専ら普段の食事はご飯+主菜(+汁物や漬物)といった具合。
そんな中、ご飯を白飯ではなく、具材を入れて炊き込めば、主菜で足りない分を補えると考え、最近はにんにくを入れたり、コーンを入れたご飯をよく食べます。
今回は昨年ご紹介したコーンクミンライスをじゃがいもver.で炊いてみました。
ホク甘じゃがいもにほんのり塩気、バターと醤油のコクが染みわたったご飯は、これだけでモリモリと食べられます。
そこに奥深さを加える、クミンの香りとほんのりおこげが心憎い。
そのままでも美味しいですし、おかずと一緒に食べても美味しい、ちょうどよい塩梅に仕上がりました。
じゃがバタークミンライスのポイント
鍋炊きが楽チンです
今回のような炊き込みご飯は、スパイスが入るので、炊飯器で炊いてしまうと匂いが移ってしまうことがあります。
こんなときには鍋で炊くのが楽チンです。
丸ごと洗えて、炊き込みご飯後の匂いは気になりませんし、何より20~30分ぐらいですぐに炊けます。
おこげも気兼ねなく楽しめるのでおススメです。
カレーにも合います
インドではクミン(ジーラ)を米と炒めて炊いた「ジーラライス」がカレーに添えられることがあります。
そんなジーラライスのように、この「じゃがバタークミンライス」も、カレーによく合います。
じゃがいもが入ったカレーはどうかな?といったところですが、それ以外なら、日本のカレーでも、インドカレー(特に北)でも合うのではないでしょうか。
じゃがバタークミンライスの材料
【材料(2~3杯分)】 ・米・・・・・・・・2合(コシヒカリ使用) ・じゃがいも・・・・150g(メークイン推奨) ・クミンシード・・・1g ・水・・・・・・360〜400cc (お使いの米やお好みの食感に合わせて) ・塩・・・・・・3g ・淡口醤油・・・小さじ2 ・バター・・・・10g 〈トッピング〉 ・大葉・・・・・・・・・お好きなだけ ・ブラックペッパー・・・お好きなだけ
じゃがバタークミンライスの手順
1.米は洗って夏場は30分、冬場は1時間浸水する。
クミンシードは弱めの中火に熱したフライパンで、香りが立つまで3分ほど乾煎りする。
このとき、真っ黒に焦がさないように注意!火が強いと感じたら弱めてください。
2.じゃがいもは皮をむいて1~1.5cm角に切り、耐熱ボウルに入れたら、軽く水を打ってからラップをし、500wのレンジで3分チンする。
3.鍋に米、チンしたじゃがいも、クミンシード、水、塩、淡口醬油を入れて中火にかける。
フツフツと沸いてきたらよくかき混ぜ、フタをして弱火にし、10分炊く。
私は少し硬めのご飯が好きなので、水は360ccで炊きました。お好みの食感や、お使いの米によって水の量は調整してください。
4.10分炊いたら、火を止めて10分蒸らす。
10分蒸らしたらフタを開け、バターを入れてよく混ぜる。
刻んだ大葉やブラックペッパーをのせてどうぞ。
スパイス×ご飯
ブラックペッパーが主役のたけのこご飯。和風だしでも洋風だしでも美味しく炊けます。
にんにくを潰して炊いたご飯はなんとも食欲そそる香り。甘みが増したにんにくが美味しいです。
夏野菜のスパイス豚汁と一緒にどうぞ。
このブログでもごく初期にご紹介したレシピ。コーンとクミンのプチプチ食感がたまりません。にんにくを加えても美味しいです。
さつまいもご飯にもクミンはいかがでしょう。さつまいもの甘みを引き締めるクミンが抜群の相性です。
おわりに
じゃがいもが入ったことでボリューム感が増し、おかずをたくさん用意しなくとも、満足できるご飯になりました。
ただボリュームを増すためのじゃがいもではなく、甘みがしっかりご飯と調和しているので、美味しさも抜群。
モリモリ食べて、元気に夏を乗り切りましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回使った愛用の鍋です。
万能スパイスクミンシードは、いくらあっても困りません。
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