はじめに
涼やかな見た目から広がる、甘やかなシナモンの香り。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は紅茶で作ったゼリーにしょうがとシナモンを加え、さっぱりとした口当たりの奥から、甘く、温かみのある風味が広がります。
ただ涼やかなだけでない、奥深い風味をお楽しみください。
このレシピについて
夏は、やっぱり冷たいスイーツをおやつに食べたいものですが、最近どうもアイスクリームばかりになっていました。
もう少しさっぱりしたおやつにできないかと思っていたら、「チャイプリン」の紅茶だけでゼリーを作ればいいと思い至りました。
スパイスは数を絞ってシナモンとしょうがだけに。
種類が少ないほうが、個々のスパイスをよく感じることができます。
食べた瞬間はしょうがと紅茶の透明感あるさっぱりした味わい。
そこからシナモンの甘い香りが広がり、余韻を残してくれます。
チャイプリンとはまた違う、透明感ある味わいが、暑い時季にピッタリのおやつができました。
シナモン甘やか紅茶ゼリーのポイント
シナモンの香りが奥深い風味を出します
紅茶ゼリーのさっぱりとした味わいの奥から、シナモンの甘く、温かみのある香りが広がります。
シナモンのおかげで、ただ涼やかなだけでない、余韻残る風味を加えることができます。
しっかりシナモンが香るので、強い香りが得意でない方は以下のことをお試しください。
・シナモンの量を減らす
・クローブ、オールスパイス等を加えて穏やかな風味にする
(スパイスは数種混ぜるとクセを打ち消しあい、香りが穏やかになります)
・後述のトッピングを乗せてみる
トッピングも楽しんで
味わいはプレーンな紅茶ゼリーなので、色んなトッピングを楽しんでください。
レモンを絞ると、甘みが抑えられてもっとさっぱりに。
マーマレードを乗せて甘酸っぱさとほろ苦さを足せば、シナモンの風味に負けない味わい深さが出ます。
特におススメなのが生クリーム。
食べたときのリッチ感が増すだけでなく、シナモンの風味をほどほどに抑えてくれ、余韻だけ残してくれます。
シナモンの香りが強すぎたというときのリカバリにもなるので、お試しください。
シナモン甘やか紅茶ゼリーの材料
【材料(カップ3~4つ分)】
・水・・・300cc
〈スパイス〉
・シナモンスティック・・・2.5〜3g(砕く)
今回はカシアを使いました
・しょうがスライス・・・・2~3枚(折る)
・ティーバッグ・・・2つ
もしくは紅茶の茶葉5g
・グラニュー糖・・・50g
・水・・・・・・50cc
・ゼラチン・・・5g
〈トッピング〉
・レモン
・マーマレード
・生クリーム
・ミントの葉・・・いずれもお好みで
シナモン甘やか紅茶ゼリーの手順
1.鍋に水と〈スパイス〉(シナモン、しょうがスライス)を入れて火にかける。
沸騰して香りが立ち、水の色がうっすら茶色くなるまで熱する。
2.〈スパイス〉を煮出している間に、耐熱ボウルに水とゼラチンを入れて、500wのレンジで30秒チンしておく。
3.〈スパイス〉を煮出した1.の鍋の火を止め、ティーバッグ、もしくは茶葉を入れて1分ほど置いたら、砂糖を溶かす。
ティーバッグの場合はティーバッグと〈スパイス〉を取り除き、2.で溶かしたゼラチンを入れてよく混ぜる。
茶葉の場合は茶こしやザルで濾してからゼラチンを溶かす。
念のため2回濾しました。
温度が下がっていたら50~60℃ぐらいになるまで再加熱してください。
4.できれば、ボウルごと氷水に当てて急冷してから、ゼリーを入れる容器に取り分ける。冷蔵庫で冷やし固めて完成。
5.お好みでレモン、オレンジ、マーマレード、生クリーム、ミントの葉などを添えて。
スパイス×スイーツ
カルダモンの甘くも、ピリッと爽やかな香りを加えたコーヒーゼリーは、食後のほか、暑い時季はおやつにもピッタリ。
より濃厚な味わいと香りを楽しむならこちら。ゼラチンで固まるギリギリを攻めたトロふわ食感に癒されて。
紅茶の国スリランカ風のおやつ。
ココナッツファインとカルダモンのフィリングを、ココナッツミルクで作ったフレンチトーストで巻きました。
おわりに
この紅茶ゼリーを作って、改めて思ったのが、紅茶とスパイスの相性の良さ。
スパイスが紅茶を濃厚で豊かな風味に押し上げてくれます。
涼やかな見た目と、後から広がる甘やかな風味のコントラストが楽しい紅茶ゼリーになりました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
↓セイロンシナモンなら、もっと上品な香りに。
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