赤缶で作るカレーサバ大根の照り煮定食 スパイス定食#16

スパイスおかず

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はじめに

スパイス定食とは

スパイスカレーをはじめてみたけど、「スパイスが余る!」とお悩みのあなた、
「スパイスカレーじゃなく、スパイスを普段使いしたい」というあなた、
さらには、「献立、どうしよう」というあなたの助けとなるべく、
ご覧のあなたに代わって、スパイスを使った料理の献立を考える、週1回の更新を目指している連載企画です。

今回のおしながき

今回は、サバとカレー粉、醤油味が間違いない相性の「カレーサバ大根の照り煮」

じゃことごまとフェンネルの香味でいただく「フェンネル香るほうれん草とじゃこのおひたし」

かつおぶしがだしの素にも具材にもなる「キャベツと油揚げのかつおぶし味噌汁」
以上3品をお送りします。

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今回の定食のポイント

カレーサバ大根

サバ缶は開けるだけですぐ使え、骨まで食べられてとても大好きな缶詰のひとつです。

今回はサバの水煮缶の旨みを大根に吸わせた「サバ大根」を、カレー粉とクミンを入れてカレー風味で作ります。

サバ×カレー×醤油という鉄板の組み合わせは間違いがなく、ご飯がもりもり進みます。サバ缶の旨みを吸った大根も絶品で、ブリ大根とは違う、サバの強い味と風味がクセになります。

だけど、本当に美味しいのは少し煮崩れたサバが煮汁と一体化した部分。最後の煮汁までご飯にまとわせていただきたいです。

サバの強い風味をスパイスが抑えてくれることを期待してスパイスを入れましたが、やはり好相性です。
噛むとクミンシードの爽やかが弾け、カレー粉の香りは少量でもしっかり分かります。
S&B赤缶の香りは少量でもよく発揮されるのでおすすめです。

サバ缶に関しては、少しだけ良いものをお買い求めいただくのをおすすめします。個人的な感覚として、100円以上のものであればよいかと思います。
100円未満のサバ缶は身がパサつくので、このカレーサバ大根には向きません。

このサバ缶がおすすめ

フェンネル香るほうれん草とじゃこ和え

ごまとフェンネル、さらにちりめんじゃこの香味で食べるほうれん草の和え物です。
口の中で次々に弾ける香味は、ほうれん草を一味も二味も違う、満足感のあるおかずに引き上げてくれます。

サバ大根のこってり感をフェンネルでさっぱりさせつつも、この和え物自体がおいしいから、これだけでもご飯がイケてしまいます。

キャベツと油揚げのかつおぶし味噌汁

仕上げに入れるかつおぶしが、だしの素にも具材にもなっておいしい!
だし要らずでしみじみおいしい味噌汁になります。

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今回の定食のつくりかた

カレーサバ大根の照り煮

サバの水煮缶は今回有塩タイプです。無塩の場合は1gぐらい塩を足すとよいかと思います。
カレー粉、特に赤缶は少量でもよく香るので控えめに。
照り煮をイメージして水は少な目に。煮崩れたサバと、煮詰まった煮汁が融合した部分は最高のご飯の友です。

【材料(2人前)】
・サバの水煮缶・・・190g(全量)
・大根・・・・・・・500g
・しょうが・・・・・5g(千切り)

・クミンシード・・・1g
・油・・・・・・・・大さじ1

・カレー粉・・・・・小さじ1/2(今回はS&B赤缶使用)
・酒・・・・・・・・大さじ2
・みりん・・・・・・大さじ2
・醤油・・・・・・・大さじ1

・水・・・・・・・・100cc

・ネギ・・・お好きな分だけ

【手順】
1.大根は厚さ2~3cmの半月切りにする。耐熱容器に入れてラップをかけ、600wのレンジで8〜10分チンする。

2.フライパンに油を中火で熱し、クミンシードを入れてシュワシュワと泡が出てきて、香りが立ってくるまで30秒ほど加熱する。

3.大根を入れて焼き目をつけるように焼く。

4.酒、みりん、醤油、カレー粉を入れて沸かし、馴染ませたらサバ水煮缶の煮汁と水を入れ、沸騰させたら10分、弱火で煮る。

注)小さじ1/2のスプーンです

5.しょうがとサバの身を入れ、5分強めの中火で水気を飛ばしながら煮る。サバを入れたあとは崩れてしまうので、できるだけ触らないようにしてください。

6.煮詰まったら火を止め、少し休ませて味を染みこませたら完成!ネギをたっぷりかけてどうぞ。

参考レシピ:さば缶で手軽に!さば大根の煮物のレシピ/作り方-白ごはん.com

https://www.sirogohan.com/recipe/sabadaikon/

フェンネル香るほうれん草のじゃこ和え

ほうれん草は醤油洗いをして水っぽくならないように。
フェンネルは軽く炒ってから入れるとそのままでも食べやすくなります。
噛みしめるごとに次々くる香味を楽しんでください。

【材料(2人前)】
・ほうれん草・・・100g
・塩・・・・・・・ひとつまみ
・水・・・・・・・たっぷり

・醤油・・・・・・小さじ1(醤油洗い用)

・ちりめんじゃこ・・・・5g
・ごま(白or金) ・・・・・3g
・フェンネルシード・・・0.5g
・醤油・・・・・・・・・小さじ2

【手順】
1.ほうれん草は茎の部分を特に念入りに洗う。鍋に水と塩を入れて沸かし、茎だけを入れて1分、葉を入れて1分塩ゆでする。

2.ほうれん草はすぐにザルに上げ、冷水に取る。ほうれん草の水を軽く絞ったら、醤油を小さじ1垂らしてさらに絞る(醤油洗い)。

3.フェンネルシードとごまを弱めの中火に熱したフライパンで3分ほど焦がさないように乾煎りする。

フェンネルがごまの色になるぐらいがサイン

4.ほうれん草を食べやすい大きさに切ったら、ちりめんじゃこ、ごま、フェンネルシード、醤油で和えて完成。

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キャベツと油揚げのかつおぶし味噌汁

かつおぶしをだし&具材として使うのは料理研究家の土井善晴さんのアイデアから。メインが濃い味なので、しみじみとおいしい味噌汁を。

【材料(2人前)】
・キャベツ・・・・100g
・油揚げ・・・・・約30g
・水・・・・・・・400cc
・味噌・・・・・・大さじ1
・かつおぶし・・・2.5g(1袋)

【手順】
1.油揚げは油抜きをして一口大に切る。キャベツも食べやすい大きさにざく切りする。

2.鍋に湯を沸かしてキャベツ、油揚げを煮たら、火を弱めて味噌を溶かす。最後にかつおぶしをかけてひと混ぜしたら完成。

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スパイス定食バックナンバー

サバもいいけど、やっぱりブリなあなたにはこれ。

和の煮物+スパイスでほっこり&贅沢感。

こっちも負けず劣らずご飯泥棒。

今回のスパイスまとめ

普段のお料理にもスパイスが使えるということにお気づきいただければ幸いです。今回使ったスパイスは以下のものです。画像をクリック(タップ)すれば、スパイスの説明が読めます。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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