こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、夏に食べたいスッキリ味の煮物、「豚肉とナスのみょうが梅煮」のご紹介です。
ジュワーっと味がよく染みたナスと豚肉。そこに梅干しのライトな酸味とみょうがのさっぱりとした後味が心地よく、夏の食欲を刺激します。
ご飯はもちろん、冷えたビールや日本酒がよく似合うような一品となりました。
また、そうめんを食べるときに、隣にこれが添えられていたらとっても嬉しいですね。一気に食事のバランスが整います。
このレシピについて
みょうが。
夏にはそのさっぱりとした風味が欲しくなるものですが、一癖ある風味なので、3つ入りパックを買ってもなかなか減らないということがあります。
ということで煮物にしてしまえばどうだと試してみたら、これが大正解。
一緒に加えた梅と共に、程よくカドが取れて食べやすくなりました。
煮込み時間は短めで、みょうがのシャキシャキ食感は残しつつも、程よい風味が食欲そそる味わいに。トロっと味染みナスや豚肉と一緒に頬張ると相性が良すぎて思わず笑みがこぼれます。
梅干しのおかげで調味料は少なくてもバシッと味が決まります。「いい塩梅」とはこういうことか……！
薬味はわっさーっとかけて。大葉は欠かせません。
アツアツで食べるよりは、程よく冷まして味を染み込ませてから頂きましょう。
冷たいものが多い季節なので、程よい温度の煮物が嬉しいものです。
冷蔵庫で保存する場合は、豚の脂が固まるので食べる前にチンしてください。
豚肉とナスのみょうが梅煮の材料
【材料(2人前ぐらい)】 ・豚薄切り肉・・・150g 切り落とし、こま切れ等でも。部位は問いません ・小麦粉・・・・・小さじ1/4〜 ・ナス・・・・・250g ・サラダ油・・・小さじ2～ ・しょうが・・・10g ・梅干し・・・・2個 塩分10%のしそ梅 ・酒・・・・・・大さじ2 ・みりん・・・・大さじ1 ・みょうが・・・2〜3個 ・淡口醤油・・・大さじ1 ・しょうが(薬味用) ・・・5～10g ・大葉・・・・・・・・・6枚～
豚肉とナスのみょうが梅煮の手順
1.豚薄切り肉をボウルに入れてほぐし、薄く小麦粉をまぶして混ぜる。
ナスは乱切り、みょうがは十字に切って縦4つに割る。
しょうがは食感が残る太めの千切りにし、梅干しは種を取って包丁で細かく叩いておく。
2.フライパンにサラダ油と豚肉を入れて火をつける前に菜箸等で広げる。
弱めの中火～中火にかけ、豚肉が硬くならないようにふんわり炒める。
豚肉の色が変わってきたら中火にし、ナスを皮目から入れてさらに炒める。
豚肉はナスの上に上げておきましょう。
3.ナスの皮の色が鮮やかになってきたら順次ひっくり返し、油が回るまで炒める。
豚肉から出た脂が多ければ、次の工程の前に軽くペーパーで吸い取っておく。
全部を取ってしまうと美味しくなくなるので、ほどほどに。
4.しょうが、梅干し、酒、みりんを入れてアルコール臭が飛ぶまで煮る。
その後、みょうがと淡口醤油を入れてサッと煮込む。
みょうがが軽くしなっとしたら火からおろし、少し置いて味をなじませる。
食べやすい温度に下がったら皿に盛り、刻んだしょうがや大葉を載せて頂く。
夏の煮物特集
↓ちょっとの白ワインと夏野菜の水分で煮込むから、味わいギュッと詰まった、カレー×ラタトゥイユのような一品。そのままでも、パスタに載せたりしても美味しい。
↓スぺアリブとスパイス、そして酢や醤油を圧力鍋に入れて煮るだけ。さっぱりとお肉を頂いて元気チャージ。
↓カルダモン×しょうがのショウガ科コンビでナスの煮浸しをピリッと爽やかに頂きます。
おわりに
火を通してしまえば、よく見かける〈みょうが3個入りパック〉があっという間になくなります。
むしろ足りなくなって買い足すことになるかも。
「スパイス」感薄めな気もしますが、みょうがは立派な日本のスパイス、ということで。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
一緒に食べるそうめんは、やっぱこれだね。
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