はじめに
ホッと落ち着く、金色のチャイ。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、おなじみのチャイに、近頃流行りの兆しを見せているゴールデンミルクの要素を加えた、「ゴールデンチャイミルク」のご紹介です。
鍋で作るお馴染みの方法のほか、レンチンで作る方法もご紹介。
身体を温めて、ほっと一息どうですか。
このレシピについて
チャイといえば、インドではおなじみのスパイスドリンク。
今回はそこに「ゴールデンミルク」の要素を加えました。
ゴールデンミルクとは
ゴールデンミルクも、インドのドリンクで、牛乳にターメリックをはじめとするスパイスと甘みを入れたもの。
ターメリックの色が広がり、名前の通り黄金色のミルクになります。
ターメリックの効能が期待され、健康維持のために飲まれているそうです。
参考:「関西のスパイスカレーのつくりかた2」LLCインセクツ –歯学博士泉井秀介さんのレシピ
同じく牛乳を使うスパイスドリンクのチャイとゴールデンミルクなら、合体させても違和感なくまとまりそうだったので、混ぜてみた(チャイにターメリックを入れただけ)ところ、ピタリとハマりました。
一口飲めば身体の芯がぽうっと温まり、肌寒い時期にピッタリ。
シナモンなどの甘い香りを、ピリっとしたスパイスが引き締めて、甘ったるさがないから飲みやすいです。
ターメリックの懸念点である土臭さは、他のスパイスと紅茶の風味が隠してくれ、気になりません。
チャイのホッと落ち着く味わいはそのままに、ターメリックを料理以外でも手軽に摂取できます。
甘みに関しては、グラニュー糖は15gぐらいが飲みやすく、20gだとしっかり甘みに。お好みで調整してください。
氷を入れれば夏でも美味しく。
ゴールデンチャイミルクの材料
【材料(2杯分)】 ・水・・・150cc~※ 〈スパイス(全てホールスパイス)〉 ・カルダモン・・・・・・・2〜3粒(軽く潰す) ・クローブ・・・・・・・・2〜3粒 ・シナモンスティック・・・2.5g(細かく折る) ・ブラックペッパー・・・・3粒(軽く潰す) ・しょうがスライス・・・・2〜3切れ(折る) ・ティーバッグ・・・・・・・2袋 もしくは紅茶の茶葉・・・5~10g ・グラニュー糖・・・15〜20g ・牛乳・・・・・・・~300cc※ ・ターメリック・・・少々(約小さじ1/4) ※水を増やして牛乳を減らし、1:1の割合でも。
ゴールデンチャイミルクの作り方
共通
カルダモンとブラックペッパーはビンの裏などで軽く潰しておく。
しょうがスライスとシナモンスティックは折る。
鍋ver.
(例として紅茶の茶葉・アッサムCTCを使用)
1.鍋に水とスパイスを入れて弱めの中火~中火にかけ、水が茶色になるまでじっくり熱する。
水の色が茶色くなったら、火を強めて一度沸かし、火を止めてティーバッグor紅茶の茶葉を入れる。
2.フタをして3分蒸らしたら、グラニュー糖を溶かし、よく混ぜて温度を下げる。
50〜60℃ぐらいまで落ち着いたら、牛乳とターメリックを入れて火にかける。
沸騰させないように温めたら、スパイスと茶葉を濾して完成。
レンチンver.
(例としてティーバッグを使用)
1.レンチン可能なボウルに水とスパイスを入れ、ラップをして500wで3分30秒チンする。
水の色が茶色くなっていたら次に進む。
色が出ていなければ追加でチンする。
2.牛乳が固まらないように、50~60℃ぐらいまで一旦冷ます。
ティーバッグ、もしくは紅茶の茶葉を入れて再びラップをし、500wで3分チンする。
ティーバッグをじゃぶじゃぶ揺らしたら取り出し、ターメリック、グラニュー糖を入れて混ぜたら、スパイスを濾し取って完成。
ティーバッグを使うときは、必ずホチキスの芯がないものを使ってください。
芯があるとレンジの中でスパーキングしてしまいます。
スパイスの甘味もご一緒に
チャイを絶妙なバランスでトロふわ食感に仕上げたスイーツ。
香りと食感にダブルで癒される一品です。
おもてなしには、ちょっと気合いを入れて、フレンチトーストロールを。
スリランカの「パンケーク」をお手本に、シャリ甘なココナッツのフィリングを巻きました。
紅茶と一緒にいただくのが◎
カルダモンのピリッと爽やかで甘い香りが、チョコプリンを引き締める、ちょっとオトナの味わい。
おわりに
温かいだけでなく、スパイスや紅茶の香りで、寒い時期のリラックスにはピッタリの飲み物です。
また、リラックスだけでなく、ターメリックをはじめとするスパイスの力で元気に過ごすことができるのではないでしょうか。
ホットでもアイスでも飲めるので、一年を通して飲みたいドリンクです。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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