はじめに
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、春の息吹を感じるスパイス料理を8つ、このブログのレシピからご紹介します。
春らしい、ちょっとビターで青い風味の食材や、淡い味わいの食材からは、新しい命の息吹を感じます。
そんな食材たちの味わいをスパイスで活かすような料理を多めにご紹介します。
変化が多い季節で、色々大変だとは思いますが、ポカポカとした陽気の下、春のスパイス料理でリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
夏のレシピはこちらから
冬のレシピはこちらから
春の息吹を感じるスパイス料理8選
豆のふくよかな甘みに生姜が冴える「豆ご飯」
青い風味と、ふくよかな甘みを持つえんどう豆は、ザ・春といった食材。
しょうがを加えることでえんどう豆の風味は残しつつ、食欲そそる味わいに。
淡口醬油でさらに豆の旨みが活きます。
関西在住のため、「うすいえんどう」を使って作りました。グリンピースよりも青みが抑えめで皮も柔らかく、食べやすい豆です。
シャキシャキ爽やかセロリとたけのこの炒め物
セロリの爽やかな香りと、シャキシャキ食感。たけのこも合わせてにぎやかに。
セロリ版の青椒肉絲といった雰囲気ですが、オイスターソースと共に加えたナンプラーがアクセントに。
さらに酢も加えて後味スッキリ。心地よい食感と相まって箸が止まりません。
セロリの葉の玉子スープのレシピも掲載。セロリを丸ごと使い切ります。
くたくた菜の花ソースと海老のパスタ
菜の花をくたくたになるまで茹で、にんにくと焼いた海老と共にパスタに絡めました。
フェンネルシードのハーブ系の香りと、マスタードシードの香ばしさが食欲を刺激します。
キャベツと豚肉の甘みが口いっぱいに広がるシュウマイ
蒸して仕上げるシュウマイだからこそ、キャベツとお肉の甘みが存分に愉しめます。
お肉はひき肉だけでなく、刻んだお肉も入れて、みっちりとした肉感。そこにキャベツのふわシャキっとした食感が軽くて何個でも食べられそう。
春キャベツを使えばふわっと甘く、冬キャベツならシャキッと食感。お好みで選んでください。
また、食べるときはウスターソースで!ご飯も忘れずに。
ふわシャキキャベツとじゃこの春巻
ふわっとシャキっとキャベツの甘みに、ちりめんじゃこの塩気が、シンプルながらも旨みたっぷりの春巻。
クミンを溶かした酢や、辛子を添えて、素材の味を堪能します。
春キャベツを使えばふわふわで美味しい。
出汁と桜エビの旨みが染みた、たけのこご飯
春といえば、やっぱりたけのこご飯。
出汁と桜エビで炊き込んだあと、バターとブラックペッパーを加えて芳しく。
和風出汁はもちろん、チキンブイヨンなどの洋風だしで炊くのもおススメ。
淡い味わいのたけのこだから、どんな味わいにも染まります。
旬の魚の唐揚げをトマトとハーブのソースで
ホロッと柔らかな身から広がるさっぱりとした旨みが美味しいサワラ。
トマトの旨みと酸味、ハーブの風味を加えれば、味わいがさらに豊かに。
トマトにハーブ(オレガノがおススメ)を効かせたソースが、柔らかなサワラの身とカリッとした衣に絡み、口の中でほどけていけば至福のひととき。
揚げ物だけど、サワラのさっぱりした味わいにトマトの爽やかさで、軽やかに箸が進みます。
トマトから出た旨みとオリーブオイルが全体をまとめてくれ、満足感もしっかりありますよ。
ゴロっとしたじゃがいもと鶏を喰らう
ゴロっと大きく切ったじゃがいもと鶏肉を、にんにくとクミン効かせた煮っころがしに。
新じゃがいもを皮付きのまま使えば、パツっと弾ける皮の食感と瑞々しさも感じる甘みが広がって絶品。
見事なまでに茶色一色。でも、この照りは間違いなくご飯が進むやつです。
おわりに
ちょっとビターで青みのある豆や菜の花、瑞々しい「新」じゃがいもや玉ねぎなど、新たな命の息吹を感じる食材が並ぶ春。
スパイスを使って、そんな食材たちの風味や旨みを引き出すような料理を楽しんでもらえればと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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