おかか+カレー粉が食欲そそるスリランカ風炒め物“ピーマンのテルダーラ”

カレーの副菜

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はじめに

いつもの野菜で、新感覚の炒め物。

こんにちは。ハセガワタクミです。
今回は、スリランカの油炒め「テルダーラ」を参考に、ピーマンの炒め物を作ってみました。

ピーマンのカレー粉炒めおかか炒めのニュアンスを取り入れつつ、スリランカ流に玉ねぎ、トマトの旨みをさらに加えれば、立派なライス泥棒の完成です。
ピーマンの青さがそれぞれの旨みを引き立てるなど、素材同士の相互作用でさらに美味しくなりました。

基本的に馴染み深い食材ばかりで作れますから、普段の食卓の一品として並べても違和感なし。日常的に食べたいピーマン料理です。

このレシピについて

以前、スリランカの油炒め「テルダーラ」を豆苗でやったことがありますが、今回はピーマンで。
青い野菜ならだいたい何でも合うといった料理です。

そんなピーマンのテルダーラは、和風アレンジとしてスパイスにはカレー粉〈赤缶〉を使い、かつお節で旨みを加えました。
つまり、ピーマンのカレー粉炒め+おかか炒めのハイブリッド料理ですから、旨いに決まっている!

そこに玉ねぎ+トマトを加えたら、さらに旨みがレベルアップ。
見知った食材の組み合わせですが、スリランカ的アプローチによってこれまで気づかなかった美味しさがあります。

たまに当たるとマスタードシードの香ばしさがあとを引き、さらにライスが進みます。

スリランカ料理がベースながらも、日本の定番を抑えているから、いい意味で異国感がありません。
普段のお食事に取り合わせても、すっかり馴染むと思います。

お弁当にもおススメ。その場合はトマトの水分をしっかり飛ばして下さい。

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ピーマンのテルダーラの材料

【材料(作りやすい分量)】
・ピーマン・・・3個(約110g・ワタを抜いた重さ)
・玉ねぎ・・・・50g(繊維を断つ薄切り)
・塩・・・・・・2.5g

・マスタードシード・・・1.5〜2g
 なければ抜いても
・油・・・・・・・・・・小さじ2~大さじ1

・にんにく・・・5g(少し太めの千切り)
・トマト・・・・50g(ざく切り)

・カレー粉・・・2g
 赤缶がおススメです
・かつお節・・・ふたつまみ(約2.5g目安)

ピーマンのテルダーラの手順

1.ピーマンはワタを除いて斜め細切りにする。
玉ねぎは繊維を断つように薄切りにし、ピーマンと玉ねぎを同じボウルに入れて塩を振っておく。

2.フライパンにマスタードシードと油を入れ、中火にかける。
マスタードシードがパチパチ弾け始めたら、フタをして少し火を弱め、音が止むまで待つ。

フタを取り、少し太めの千切りにしたにんにくを入れて香りが立つまで熱する。

久々にブラウンマスタードシード登板

3.中火にしてピーマンと玉ねぎを入れ、全体に油が回り、玉ねぎに透明感が出てくるまで炒める。

その後、カレー粉を入れて粉っぽさがなくなるまで炒める。

4.トマトを入れて角が取れてくるまでさらに炒める。
かつお節を入れ、トマトのワタの水分が飛んできたら完成。

お弁当のおかずにする場合は、トマトの水分をさらにしっかり飛ばしてください。

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一緒に食べたいスリランカ風のカレー特集

↓今回一緒に食べたのはこのイカとオクラのスリランカ風カレー。イカとココナッツの旨みが溶け合い、それをしっかり抱えたオクラがなんとも美味。

↓お肉のカレーならこちらがおススメ。たっぷりのスパイスでマリネした豚肉に、梅の酸味がほのかに効いて食欲そそります。

↓ナスとズッキーニの水気がジュワッとあふれて美味しいカレー。ピーマンのテルダーラでライスを食べ、このカレーでほっこり一息……なんだか逆転しているような食べ方ができるのもスリランカカレーならでは。

おわりに

ありきたりな野菜でも、意外と「炒め物」で組み合わせようとは思わない食材たちが思わぬ美味しさをもたらしてくれる、というのを気づかせてくれるので、異国の料理を学ぶのは面白いです。

スリランカ料理はやっぱり和の要素と相性が良かったり、舌への馴染みがいいから、やはりやめられません。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

参考レシピ:「スパイスカレーと野菜のおかず スリランカのまかないごはん」イカロス出版 – 石野明子(著)「ダンバラ・テルダーラ(四角豆のスパイス炒め)」より

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