はじめに
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回は、牛すじを仕込んだらあとは鍋に材料を入れて煮るだけ、ご飯にもお酒にも合う「ハンズオフすじこん煮込みカレー」をご紹介します。
このレシピについて
みなさんはトロトロに煮込まれた牛すじ、好きですか?
私はこれがたまらなく好きで、牛すじがスーパーで安くなっているのを見る度に買っています。
牛すじを素早くトロトロにするためによく圧力鍋を使うのですが、もはや牛すじ煮込み専用鍋と言っても過言ではありません。
そんな牛すじで今回作るのは、「ハンズオフ牛すじこん煮込みカレー」です。昨年(2021年)に発売された水野仁輔さんの本、「スパイスカレー新手法」で紹介された「ハンズオフカレー」の技法を使い、牛すじの下ごしらえのあとは鍋に材料を入れるだけで完成します。
牛すじのトロトロに、こんにゃくの食感が甘辛くまとまった「すじこん」に、カレーのスパイスが加われば、無敵のおかずに。
ご飯もお酒も進みまくる、「ハンズオフ牛すじこん煮込みカレー」をぜひお試しください。
ハンズオフすじこん煮込みカレーのポイント
ご飯もお酒もいける万能選手です
近畿地方では長らく食されてきた、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮つけた「すじこん」。お酒のお供や麺類、ご飯と何でも行ける万能選手です。
すでに万能選手の「すじこん」に、さらにカレーのエッセンスを加えると……ご飯もお酒も進みまくる、みんな喜ぶおかずの完成です。
圧力鍋があると早いです
牛すじ肉を普通のお鍋でトロトロになるまで煮込もうと思うと、2時間ほどかかってしまいます。圧力鍋を使えば、煮込み時間は30分ほどに短縮され、箸で掴めないほどトロトロに!
材料入れたら鍋におまかせ
牛すじの仕込みさえ終われば、あとは鍋に材料を順番に入れて火にかけるだけです。その間は本を読むなり、動画を観るなり、別の料理をやっておくなり、色んなことができます。
水野仁輔さんが紹介する、「ハンズオフカレー」の技法は、長時間煮込むからこその一体感ある味わいが出ます。ながらで調理できるので、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。
ハンズオフカレーは鍋を選ぶので、チェックの上、お試しください。我が家で使用しているのはアルミ鍋です。
ハンズオフすじこん煮込みカレーの材料
【材料(2~3人前)】 ・牛すじ肉・・・・・・・300g →加圧後200g ・ネギの青い部分・・・・1~2本分 ・しょうがスライス・・・3~4枚 ・水・・・・・・・・・・たっぷり ・油・・・・・・・・・・大さじ1 ・クミンシード・・・・・0.5g ・フライドオニオン・・・大さじ2 ・ホールトマト缶・・・・80g ・にんにく・・・・・・・5g(すりおろし) ・しょうが・・・・・・・5g(すりおろし) 〈パウダースパイス〉 ・クミン・・・・・・・・2.5g ・コリアンダー・・・・・4g ・ターメリック・・・・・2g ・カイエンペッパー・・・2g ・ブラックペッパー・・・0.5g ・こんにゃく・・・・・・1枚(250g) ・醤油・・・・・・・・大さじ2 ・酒・・・・・・・・・大さじ2 ・砂糖・・・・・・・・大さじ2 ・塩・・・・・・・・・3g ・牛すじのゆで汁・・・200cc 〈トッピング〉 ・ネギ・・・お好きな分だけ
ハンズオフすじこん煮込みカレーの手順
【手順】
1.牛すじ肉をゆでこぼす。
圧力鍋に牛すじ肉と肉が浸かるほどの水を入れ、これを火にかけて沸騰させる。湧いてくるとアクが上がってくるのを目安に火を止め、アクごと湯を全て捨てる。牛すじはアクをきれいに洗う。
2.牛すじ肉はざっくりとした大きさに切り、圧力鍋に牛すじ肉と、肉が浸かるほどの水と、ネギの青い部分、しょうがスライスを入れ、火にかける。
沸騰してきたら圧力鍋のフタを閉め、蒸気が抜けて圧力がかかるまで火の強さを維持する。圧力がかかったら、圧力を維持できるほどの弱火~弱めの中火に調節し、30分間加圧して煮込む。
3.30分煮込んだら火を止め、必ず鍋の圧力が抜けてからフタを開ける。
牛すじを取り出し、食べやすい大きさに刻む。
ゆで汁はあとで使うので、ネギとしょうがを除いておく。
4.こんにゃくは断面積を増やすためにスプーンでちぎる。アク抜きが必要な場合は2~3分茹でておく。
参考:こんにゃくの下ごしらえ(下ゆでやあく抜き)のやり方 – 白ごはん.com
https://www.sirogohan.com/recipe/konsita/
5.20cmほどの密閉できるフタ付きの深めの鍋に、順番で材料を入れていく。
油から順番に、クミンシード、フライドオニオン、ホールトマト缶……と入れていき、こんにゃくまで入れたら、牛すじ肉を入れ、醤油、酒、砂糖、塩を入れる。最後に牛すじのゆで汁を入れ、フタをして弱めの中火で40分煮込む。
20分ほど経ったところで、フタをしたまま鍋を揺すって中を混ぜる。
6.フタを開けたら仕上げにもう一度よく混ぜ、味見をする。塩気が足りなければ補い、火を止める。
お皿に盛り、ネギを添えてどうぞ。
ご飯と一緒にいただくのもよし、お酒のアテにいただくのもよし。みんなが喜ぶすじこん煮込みです。
牛すじと大根の相性もよいので、一緒に煮込むのもアリですし、こんな副菜と一緒にいただくのもどうでしょうか?
おススメの煮込みレシピ
煮込み料理とハンズオフカレーの親和性は抜群!いつもの筑前煮がカレーに!
ロールキャベツを巻いたら、ハンズオフカレーで煮込んでみましょう!
これまたハンズオフカレーの応用で、肉豆腐を煮込んでみました。
おわりに
ご飯もお酒も進むので、週末など、みんなで食卓を囲むときには喜ばれること請け合いです。
ぜひお試しください。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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