五香粉と豆板醬の甘辛コントラストがご飯を呼ぶ“ピリッと甘辛豚れんこん”

スパイスおかず

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はじめに

五香粉が甘辛タレのコントラストを引き立てる。

こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は五香粉と豆板醬を加えたピリッと甘辛いタレに、カリっと焼いた豚肉とシャクほく食感のれんこんを絡めた「ピリッと甘辛豚れんこん」のご紹介です。

五香粉の甘くも、スッキリ感のある風味が、甘辛タレのくどさを切り、後味スッキリで箸が進みます。
豆板醬のピリッと感と醤油味が食欲そそり、ご飯が進む秋・冬のれんこんおかずです。

このレシピについて

れんこんに肉ダネを挟んで揚げたり、刻んですりおろしてハンバーグに入れたり、色々やってきましたが、今回は炒め物です。

片栗粉をまぶしてシャクっとほっくりした食感のれんこんに、同じく片栗粉をまぶしてカリっとさせた豚肉。
それらに甘辛タレを絡めて、ご飯が進むおかずに。

*****

甘辛タレは、豆板醬を入れてちょっとピリッとさせつつ、甘みは五香粉を加え、直接の甘味ではなく、甘い風味をつけます。
甘ったるくせずに味のバランスが整い、「甘」と「辛」のコントラストが引き立ちました。

れんこんは外はカリっと、中はシャクほく食感で甘く、豚肉はにんにく効かせたガッツリ味。
甘辛タレのコントラストだけでなく、れんこんと豚肉の食感と味のコントラストも楽しい一品。

カリっと焼いたれんこんと豚肉が美味しいので、焦らず、じっくり焼いて作ってください。

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ピリッと甘辛豚れんこんのポイント

五香粉が引き立てる味のコントラスト

↑解説記事に飛びます

五香粉の香りが甘く、そしてスッキリと抜けていき、余韻が残ります。
そこに豆板醬の辛み、醤油の風味と塩味が絡まれば、食欲そそる甘辛タレに。
れんこんの甘みと豚肉の旨みをブーストしてご飯を呼びます。

五香粉は、ただ甘いだけでなく、八角がベースになっているので、スッキリ感のある甘みなのがポイントです。

甘辛タレの「甘」を、みりんや砂糖を増やさずに際立てることができます。
八角が苦手でない方はぜひ。

野菜を敷いてガッツリサラダにも

水菜などの野菜を敷き、塩を軽く振ったあとにこの「豚れんこん」を乗せれば、ガッツリ系のサラダになって美味しかったです。

ご飯のおかずだけでない食べ方もおススメです。

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ピリッと甘辛豚れんこんの材料

【材料(2人前)】
・れんこん・・・200g
・片栗粉・・・・小さじ2

・豚小間切れ肉・・・150g
・酒・・・・・・・・小さじ1
・醤油・・・・・・・小さじ1
・にんにく・・・・・5g(すりおろし)
・片栗粉・・・・・・小さじ1

・油・・・大さじ1〜

〈甘辛タレ(あらかじめよく混ぜる)〉
・醤油・・・・小さじ2
・酒・・・・・小さじ2
・みりん・・・小さじ2
・豆板醤・・・小さじ1
 (辛いのが苦手な方は控えめにし、醤油を少し多めに)
・砂糖・・・・小さじ1
・五香粉・・・小さじ1/2

ピリッと甘辛豚れんこんの手順

1.れんこんは0.5cm〜1cmの厚みに切り、いちょう切りにして水に10分ほどつける(皮はお好みで)。
色の変化を気にしない場合は水につけなくても大丈夫です。
その後、れんこんの水気を拭いて片栗粉をまぶす。

豚肉には、酒、醤油、にんにくの順に入れて下味をつけ、片栗粉をまぶす。

皮はそのままにしました

2.フライパンに油とれんこんを入れて、中火にかける。冷たい油からじっくり熱します。

れんこんの片面にうっすら焼き目がつくまであまり触らずに焼く。
ひっくり返して、裏にもうっすら焼き目をつけたら、フライパンに油を残すようにして取り出す。

3.フライパンに火をつける前に豚肉を入れ、広げてから中火で熱する。
焼き目がついたらひっくり返し、れんこんを戻し入れる。
軽く炒め合わせたら〈甘辛タレ〉を入れて炒める。

酒・みりんのアルコール臭が飛び、豚肉、れんこんに照りが出たら火を止める。
皿に盛り、ブラックペッパーやごまを捻って完成。

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五香粉が決め手のスパイス料理特集

↓五香粉×豆板醬のタッグで炒めた牛肉とたけのこの炒め物。しっかり目の旨コク味で、ご飯が進みます。

↓五香粉と黒酢が効いたさっぱりなのにコクがあるタレを、カリっと揚げた鶏手羽先に絡めて。
ガッツリ手で持って、骨までしゃぶって。

↓五香粉は魚の臭み消しにもピッタリ。ブリの脂をスッキリさせつつ、旨みを楽しむ照り焼きです。

おわりに

五香粉のおかげでスッキリした甘い風味が付き、後味軽やか、箸が止まらない一品になりました。
今回は豚肉とれんこんでしたが、他の野菜でもおいしくいただけそう。

意外とさつまいもが合うのではないでしょうか。

五香粉の温かみある香りが、秋・冬シーズンにピッタリです。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

参考レシピ:syunkonカフェ どこにでもある素材でだれでもできるレシピを一冊にまとめた「作る気になる」本 扶桑社 -山本ゆりさんのレシピ

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