こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。
今回は、夏野菜をコロコロっと刻み、ディルと酢で和えた、ドレッシング感覚で使える夏野菜ソースのご紹介です。
瑞々しい夏野菜と爽やかな香りのディル、そして酢のさっぱり感で、うだるような暑さの中でも、気持ちよく食欲が刺激されます。
ささみの他、刺身、肉や魚のステーキ、豆腐の上など、かけたい料理はあれこれ。
よーく冷やした夏野菜ソースでさっぱりと夏を乗り切りましょう。
このレシピについて
山形の「だし」が流行ったのはいつだったでしょうか。
子どもの頃、夏は白いご飯にたっぷりかけてかき込んでいたことを思い出します。
そんな「だし」を参考にしつつ、刻んだ夏野菜にディルを合わせた、あらゆる料理にかけて活躍するソースを作ってみました。
使ったのは夏野菜の三種の神器と勝手に思っている、ナス、きゅうり、トマト。この3つを夏は欠かさず野菜室に入れています。
そこに玉ねぎを刻んで加え、食感のアクセントに。
水ナスのサラダからヒントを得て、ナスは生のまま使いました。
塩もみしてキュッとしたナスは歯切れよく頂けます。
瑞々しい夏野菜と酢で身体がシャキッと引き締まり、暑さに溶けそうな気持ちをピンと正してくれるような味わいとなりました。
そして何といってもディルの風味の気持ちよさといったらありません。
ディルがあるだけで、一気に美味さが格上げされたような気分に。
酢と合わさったディルの風味はやはり格別です。
パパッと夏野菜を食べられるし、とりあえずこれをかけておけば料理の味付けに困らなくなります。
冷蔵庫にこれがあると嬉しくなる、そんな一品。
ディルが手に入らないなら、ディルが効いたきゅうりのピクルスを少量刻んで混ぜてみて。雰囲気は出るかと思います。
ディル香るコロコロ夏野菜ソースの材料
【材料(作りやすい分量)】 ・きゅうり・・・100g(中ぐらいのもの1本) ・ナス・・・・・100〜120g(中ぐらいのもの1本) ・トマト・・・・100～120g(やや小さめのもの1個) ・玉ねぎ・・・・50g ・塩・・・・・・計4g ・酢・・・・大さじ4 ・砂糖・・・大さじ1 ・オリーブオイル・・・大さじ3 ・ブラックペッパー・・・3～4振り ・ディル・・・・・・・・3～5gを目安にお好きなだけ
ディル香るコロコロ夏野菜ソースの手順
1.きゅうりは0.5～1cmの角切りにする。
ナスはきゅうりより一回り以上大きめの角切りにする。
トマトは1cmぐらいの角切り、玉ねぎは0.5cmぐらいの粗めにみじん切りする。
2.きゅうりとナスに塩2gを振ってしばらく置き、水気が出てきたら、ナスを壊さない程度に絞る。
玉ねぎには塩をひとつまみ(分量外)振ってしばらく置き、水気が出てきたら絞って水にさらす。
3.きゅうり、ナス、トマト、水気を切った玉ねぎを大きめのボウルに入れ、
残りの塩、酢、砂糖を入れてよく混ぜる。
オリーブオイルを入れてさらに混ぜたら、ブラックペッパーを振り、ディルをちぎって入れたら、保存容器に入れて冷蔵庫で冷やして完成。
ナスの皮の色が変わってくるので、2～3日のうちに食べきるのをおススメします。
↓酢が効いているので、ガラスかホーローの保存容器が安心。
食べ方いろいろ
ここからは、ディル香るコロコロ夏野菜ソースの食べ方の一例をご紹介します。
ささみと一緒に
まずはレンチンしたささみと合わせて。
さっぱりしすぎ、ということはなく、夏野菜の食感やディルの風味のよさ、オリーブオイルのコクで食べ応えがしっかり出ます。
しっとりと、下味が染みたレンチンささみの作り方は↓の記事にあるので、ぜひ合わせてご覧ください。
夏野菜ソースとツナのそうめん
夏といえばやっぱりそうめん。夏野菜ソースをかければ、ちょっと洋風な風味で気分転換にピッタリです。
そうめんに載せるなら、ツナと一緒がおススメ。
ツナとディルの強力タッグで、あっという間にすすり終えてしまいます。
【材料(1人前あたり)】
・そうめん・・・1～2束
・ツナ缶・・・・そうめん1束あたり1/2缶
・ディル香るコロコロ夏野菜ソース・・・お好きなだけ
・めんつゆ・・・そうめん1束あたり50cc目安
【手順】
そうめんは表記の通りに茹でて氷水で締めたらよく水気を絞る。
そうめんを皿に盛り、ツナ缶(オイルごと)、ディル香るコロコロ夏野菜ソースを載せたら、めんつゆを静かに注いで完成。
焼いたお肉と一緒に
焼いた鶏肉をドーンと載せたライスに添えるのもおススメの食べ方。
鶏肉の味変となってさらに食が進みます。
あと、意外とライスとの親和性もあります。ちょっと洋風のちらし寿司と思えば、決して不思議ではない取り合わせ。
夏野菜でスッキリ過ごすレシピ特集
↓夏野菜の旨みと瑞々しさをスパイスで引き立て、豚汁に仕立てました。身体の内側を冷やしすぎないよう、温かい汁物をどうぞ。
↓バジル、そしてコリアンダーシードが爽やかな風味を添える炒めもの。トロトロのナスとプリプリのエビに、レモンをキュッと絞れば何とも気持ちよい。
↓きゅうりの「あの」漬物を、ゴーヤで作ってみました。ラー油を垂らせばご飯の友に、酒の肴に最高。
おわりに
夏野菜の瑞々しさは、やはり暑い時季の身体によく染み渡ります。
酢と合わせて摂れば元気いっぱい。もし食欲が落ちても、このソースがあれば乗り切れそうです。
夏野菜をどっさり買い込んだなら、このソースをぜひ仕込んでおいて、夏の食卓の楽しみにしていただければ、と思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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