はじめに
商品単体の完成度高し。ただしかなり辛い。
こんにちは。ハセガワタクミ(カルダモン26)です。今回はハウス食品から発売されている「ジャワカレー スパイシーブレンド」のレビューです。
普段こんなことしないのですが、久々に作ったルーのカレーで「ジャワカレー スパイシーブレンド」を使ったら、一気に虜になってしまったので、紹介したいと思います。
普段はスパイスカレーを作っています。
ジャワカレースパイシーブレンドの評価
さっそく「ジャワカレー スパイシーブレンド」の個人的評価ですが、「自分が今後買うカレールーはずっとこれでいい」というレベルです。そのポイントについて解説します。
1.ルー+ガラムマサラの商品単体で完結する 2.辛みが自分にとってはちょうどよい 3.スパイス好きのわがままに応えてくれる
1.ルー+ガラムマサラの商品単体で完結する
「ジャワカレー スパイシーブレンド」にはガラムマサラが別袋で添えられていて、それを調理の終盤に入れて仕上げます。
「ガラムマサラ」とは複数のスパイスを混ぜたミックススパイスで、その調合に決まりはないものの、クミン、コリアンダー、ブラックペッパー、シナモン、クローブ、カルダモンなどが混ぜられる傾向にあります。これらのスパイスでは辛くなりません。
辛さのもとになる「カイエンペッパー(唐辛子)」の有無で、「ガラムマサラ」の性格が変わるのですが、今回はカイエンペッパーが入った「辛いガラムマサラ」のようです。
裏には「ガラムマサラ」としか書いてなかったので、香りを嗅いで確かめたところ、カイエンペッパー(唐辛子)とクローブの甘い香りを強く自分は感じました。箱に描かれているスパイスがガラムマサラの中身なのではないかと推察します。
箱の絵からすると、あとはカルダモン、ブラックペッパー、クミンが入っているのではないでしょうか。
実食
そして、この「ジャワカレー スパイシーブレンド」で作ったカレーを食べると、まず思ったのは、「口に含んだ時、ガラムマサラの香りがした」ということ。辛みもシャープで自分好みです。
スパイスカレーを作っていると、ルーのカレーを作ったときでも、何かしら足したくなるのですが、その必要を感じませんでした。味わいに関しても申し分なく、何か隠し味を足す必要もないと自分は思いました。
もう、このルー+ガラムマサラでカレーを作るだけで満足感があります。商品単体での完成度が高いと思います。
2.辛みが自分にとってちょうどよい
例えやすいのでココイチのカレーを例に出しますが、2辛が一番好みで、3辛がギリギリ美味しく食べられるラインの自分にとっては、この「ジャワカレースパイシーブレンド」の辛みはちょうどよいと感じます。
10辛みたいに辛すぎるのは好きではありませんが、ジャワカレーの辛口では満足できなかった自分にとって、「スパイシーブレンド」の、その先を行く辛さは素晴らしく感じられ、ルーのカレーとしてこの辛さがあるのは非常にうれしく思います。
「辛い」だけで「スパイシー」というのではなく、ガラムマサラに含まれるスパイスたちの香りも含めて「スパイシー」なのも好感が持てます。
3.スパイス好きのわがままに応えてくれる
スパイスカレーをやっていると、ルーのカレーを食べることが減るのですが、それでもたまに食べたくなるときがやってきて、作ることがあります。
スパイスへの耐性がついてしまい、ルーのカレーでは物足りなさを感じるので、ついつい何かスパイスを足したくなるのですが、この「ジャワカレー スパイシーブレンド」は商品単体で完結していて、他に何かを足す必要を感じません。
スパイスカレーは凝るくせに、ルーのカレーはサッと作りたい自分にとって、別添のガラムマサラのおかげで、スパイスを足さなくても満足できる「ジャワカレー スパイシーブレンド」はスパイスカレー好きがルーのカレーを食べたくなったときのわがままを叶えてくれる存在なのかと思います。
ジャワカレーの「キーマカレー」も試してみました
スパイシーブレンドに続き、「キーマカレー」も作ってみました。
たっぷりの野菜を入れると美味しいですよ。
ジャワカレー スパイシーブレンドでチキンカレーを作る
箱裏のレシピを元に、調理例として「チキンカレー」を掲載します。
調理例:チキンカレーの材料
【材料(半箱分)】 ・鶏もも肉・・・1枚(250~300g) ・塩・・・・・・2g ・胡椒・・・・・少々 ・じゃがいも・・・150g(一口大の乱切り) ・にんじん・・・・150g(一口大の乱切り) ・玉ねぎ・・・・・100g(くし切り) ・水・・・700cc ・油・・・大さじ1 ・ジャワカレー スパイシーブレンド・・・半箱
調理例:チキンカレーの作り方
1.鶏肉は一口大より少し大きめに切り、だいたい1枚を8つに分ける。塩と胡椒で下味をつけたら、フライパンに油を中火で熱し、皮目から入れて焼く。皮目に焼き目がついたらひっくり返して軽く焼き目をつける。油をフライパンに残して鶏肉を取り出す。
2.じゃがいもとにんじんは一口大の乱切りに、玉ねぎはくし切りにする。煮込み時間を短縮したい場合は、じゃがいもとにんじんを耐熱容器に入れ、ラップorフタをして500wのレンジで3分チンする。
フライパンに残った油を中火で熱し、玉ねぎを炒める。透き通ってきたらじゃがいも、にんじんを入れてさらに炒め、油が馴染んだら鶏肉を戻し入れて水を注ぐ。沸騰してきたら火を弱め、15分煮る。
3.じゃがいも、にんじんに串を刺し、柔らかく煮えているかを確認したら、火を止めてカレールーを入れる。ルーをよく溶かしたらもう一度火にかけ、別添のガラムマサラを入れる。
4.ぐつぐつと煮えてきたら弱火で10分煮込み、ルーにとろみがついたら完成。
ジャワカレー スパイシーブレンドはスパイスが効いているのでカレーの副菜も合います。
まとめ
「ジャワカレー スパイシーブレンド」は、ルー+ガラムマサラの構成のおかげで、箱の裏の通りに作るだけでも満足度が高く、隠し味やスパイスを追加する必要は感じません。商品単体で完結している、完成度の高いカレールーです。
辛みは、ココイチの3辛を食べられる人なら問題なく食べられるレベルでしょう。2辛の人でも大丈夫とは思います。
ガラムマサラは辛みのもとになるカイエンペッパー(唐辛子)のほかに、甘い香りのクローブ、爽快感のあるカルダモン、カレーといえばのクミン、ピリッとするブラックペッパーが入っていると推察され、スパイスカレー好きがルーのカレーを食べたくなったとき、「ルーのカレーでもスパイス感は欲しい」というわがままを叶えてくれるカレールーであるといえるでしょう。
スパイスカレー好き=辛いもの好きとは限らないので、そこは注意でしょうか。
近所のスーパーでは他のジャワカレーと比べて30円ぐらい高かったですが、それでもこれは「買い」だと思います。需要がニッチなカレーではあると思うので、買い支えていきたい所存。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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